ケーブル・ワイヤー切れ

次は各種ケーブル・ワイヤーの断裂だ。
クラッチケーブルとアクセルワイヤー、そしてチョークワイヤーというところか。
まずはクラッチケーブルのスペアが必要だ。
なくてもなんとか帰ってこれるが、
ちょい乗りならともかくツーリングなら用意しておいたほうがいい。
オイルを通して(2007.4.8 修正 新品を開封するのがもったいないので開封せずに、
「ワイヤーインジェクターと【自転車用】チェーンオイル」を工具に足す事にした)
ビニール袋に入れておく事にする。
9R では、クラッチケーブルはカウルを外さなくても交換が可能だが、
レバーを外すのに感知スイッチやらなんやらが邪魔なので
レバーホルダーを一度外す事になる。

次にアクセルワイヤー。
引き側が切れたら戻し側を使うといいとも伝え聞くが
9R はワイヤー手元側金具の形状がその二つで違うようで
付け替えてもうまく作動しそうにない。
9R では引き側と戻し側が、セットで一つの部品でもある事だし、
これもスペアを用意してオイルを通しておく
アクセルワイヤーの、手元側の脱着は
スイッチボックスと別体になっているから非常に簡単だ。
ただしワイヤーインジェクターは手元側では使えなさそうである。
アクセルワイヤーのエンジン側の脱着はちょっと手間だ。
シート、タンクとエアクリーナーボックスを外してやらないとならない。
もっとも、外すという事を前提に考えれば作業自体はたやすい。
#昔乗ってた空冷四気筒の GPz400F のほうが、
#エアクリーナーボックスが邪魔なのに外しにくく、
#指が届かなくて面倒くさかったものである。

僕の9Rは夏でも始動にチョークが必要だ。
他の大型SSもそうなのか、単に僕の9Rのセッティングが悪いのか、
それはわからないがともかく使うからワイヤーが切れたら困る。
ワイヤーが切れてもなんとかなりそうではあるが、
何とかするのに時間がかかりそうだから予備のワイヤーをこれまた用意する事にする。

クラッチケーブルを交換するのに必要な物
予備のクラッチケーブル
クラッチレバーホルダー、レバーを外す: 5mm ヘキサゴンレンチ、10mm スパナ(メガネ不可)
クラッチケーブル手元側及びエンジン側を外す:プライヤー、12mm スパナ(メガネ不可)
ワイヤーインジェクター、自転車用チェーンオイル

アクセルワイヤーを交換するのに必要な物
予備のアクセルワイヤー
手元側ケースを分解する: #2 プラスドライバー
シートを外す: 8mm T 字レンチ
燃料コックダイヤルを外す: #1 プラスドライバー(軸の細い物)
フューエルホースを外す:プライヤー、マイナスドライバー
燃料タンクを外す: 5mm ヘキサゴンレンチ
エアクリーナーBOX(蓋、センター部)を外す: #3 プラスドライバー、10mm スパナ(メガネ不可)、10mm T 字レンチ、プライヤー

チョークワイヤーを交換するのに必要な物
予備のチョークワイヤー
※工具はアクセルワイヤーに準じる