阪神甲子園球場へ行こう! こ、こんなとこにお邪魔してごめんなさいよ。
http://www.hanshin.co.jp/tigers/(タイガース公式サイト)
甲子園球場への主なアクセス
大阪駅方面より
@ 阪神梅田駅 から 阪神電鉄 → 甲子園駅 下車 目の前が球場
もっともポピュラーな行き方。 試合のある日は、甲子園へ行く人たちでいっぱい。
帰りはとんでもなくいっぱい。
※梅田で、往復切符を買っておくのが便利
A JR大阪駅 から J R → 甲子園口駅 下車 → バスにて甲子園へ
阪神に比べると時間がかかるだろうと思っていたよりは早い。
混雑の激しい帰りなど利用するのもいいかもしれない。バスは混む。
甲子園球場について
・一応、スタジアム内には、缶・ビン類は持ちこみ禁止らしいが、
持ち物検査はないか、あってもアマアマなので 結構みんな持ちこんでるし、
スタジアム内で缶ジュース飲んでても、何も言われたことはない。ただし、
持ちこんだからには、きちんと後始末をしましょう。
・ジェット風船は、甲子園駅を出て、スタジアムへ行くまでの右岸の
一段高くなった道に並ぶ売店でも 買えるし、スタジアム内売店でも買える。
両手にもって飛ばしたいので、一人2個分ほしい。
・球場内には、甲子園名物のおいしいものがいろいろ!
球場内の食堂のカレー、内野側にある、炭火焼の焼鳥とほたての串焼き。
お弁当は、阪神百貨店などで甲子園弁当など買っていけばよいが、
めったにいかない人は、 ぜひプラスアルファを甲子園で味わっていってもらいたい。
・まあ、阪神か吉本興業かというくらいですから。それはもう、客は詰めこめるだけ詰めこむ。
はっきり言って、座席は前後左右動きがとれないほど せまいっす。
空いてるときは、2、3個座席を使ってゆっくり座れるが、満員の時は、足をそろえて座る。
座席の横への連なりも半端じゃなく、トイレに立つときは、横の人並みをかきわけて出るより、
前後の空き具合を見て、人の頭をまたいで前方か後方へ出る方が全然楽だったりする。
私などは子供と思われて、よく「ごめんやで」とまたがれる口である。
・甲子園ルールというのがある。前項でも書いたが、席は狭い上に、
内野指定の結構高額な席でも、視野のど真ん中を太い柱がでんと遮っていて、
バッターボックスが見えなかったりする。
おとなしく、ろくに試合も見えない席にすわっていることはない。
…と、甲子園に来る多くの人が思っているので、指定をとっていても、
自分の席に、先に誰か他の人がすわっている、というようなことはしょっちゅうある。
几帳面な人はむっとするかもしれない。しかし、ここで怒らないのが、通。
やぼなことは言わない。他にもっといい席があれば、自分も勝手に
空いてる席で見てればいいし、自分の席の方が良ければ、あわてず騒がず、
普通に「ちょっと、すんません」と一声かければ、むこうも「お、すんません」と
そそくさと即刻退去してくれる。
係員呼んできたり、色めきたったりするのは、もう典型的なおのぼりさんではずかしい。
そんなことしてる間に坪井が打ったらどうする。
お互い様なので仲良く、うまく、できるだけみんなか良い席で見れるよう
みんなで合理的にやりましょう。球場側の思う通りにはいかせない。
・帰りは混む!! とにかく混む!! 特に阪神甲子園駅付近は、駅の外も改札も、
ホームへ上がる通路も、そしてホームも電車の中も、とにかく人人人。
勝ってすぐ出ようと、六甲おろしを歌ってから出ようと、あまり変わらない。
子供連れ、お年より連れなどで人ごみがどうしてもいやなら、残念だけど、
試合が終わるのを待たず早めに出る方がよい。(でもできたらがんばって
最後にみんなで六甲おろしを大合唱したいね。混み具合は試合にもよるしね)
まあ、でもね、いらいらしなきゃ列は進むし、ちゃんとみんな帰れるんだから。
帰りに混むのをいかに賢く横入りしていくか、というのも甲子園の醍醐味のひとつでもある。
そういうことに慣れるに従い、几帳面な性格はどんどん削れて、ルーズに、合理的に、
意味の無い規則やかっこつけのナンセンスさをかぎとる嗅覚と、お互いさまの人懐こさと
図々しさを身につけた、融通だけで生きてる、立派な関西人になっていくのである。
がんばれ!(誰に言ってる)
甲子園の思い出
残念だが、昔から、甲子園生観戦した時の勝率はよくない。
95年頃だったか、亀山や新庄がぴっかぴかで、チームに勢いがあって、
優勝争いにも参加していた年、なぜか、そのシーズン、私が行くと負けるパターンが、
4.5回、100%の確率で続いていた。
その日はとても大事な試合だったので縁起をかついで、甲子園に入るとき、
後ろ向きに入ろうか、とツレと相談していた。いざ、その段になると、
係員の前で、くるっと後ろを向くのもなんか気恥ずかしく、横向きに入ってみた。
縁起かつぎが効いたのか、その日タイガースは負けなかった。
延長15回、試合時間4時間6分、プロ野球史上の最長記録を作って、引き分けてしまった。
こんなことなら、さっさと後ろ向いておれば…。試合途中で球場を後にし
電車がなくなる前になんとか家に帰りつくと、まだテレビで野球中継をやってた。
親が、私が最後まで見ずに帰ってきたことで、なんかすごく私のことを
見なおしたみたいだった。いまだに言ってる、あの人たちは。