7.1（日）：当日　その2

第１関門越えたら犬越路方面へまた登り。
犬越路に着く前に左に曲がって犬越路トンネルの前を通ってひたすらダラダラ下りの林道を行く。


「お先にどうぞ」
「いえ、ゆっくりですから〜」
「同じくらいのペースですかねぇ？」
と、犬越路トンネルあたりで少し話しながらご一緒した女性ランナーはどんどん遠くへ。
彼女とはその後抜いたり抜かれたりあちこちで顔を合わせながら行くけれど、ゴールは当然彼女が先。


この林道、ここは走れる所のはず
今年はここで軽快に走ってみたかった。


…が、スタートからすでに４時間経過して、山ふたつ越えた足にはムリムリ。
フラットな道を走るより頭がクラクラするような急登を登っている方がよっぽどいいや。

５０ｍ走っちゃ歩き、５０ｍ走っちゃ歩き…。
走れないんだから仕方ない。ここでも後ろから来るランナーに次々と抜かれる。


ロードなんか大っ嫌いだもんっ！！　と心の中で毒づく。
でもここでがんばって第２関門を越えないと後がない。

ノロノロ駆け足でも止まってるよりまし　って程度で第２関門へ。

昨年は腕時計の表示が消えてて時間わからなかったけど、 今年は閉鎖まで20分ほど残して無事関門越え。


さて、第２関門さえ越えられれば後はよっぽどアクシデントでもない限り時間内にゴールにたどり着けそうなことは昨年経験済み。


でもここからの登りがキツイ。
走れないけど黙々と登る登りはその時は苦しいけど嫌いじゃない。


昨年のように泥地獄で滑るのは…と、ここから使おうかと思っていたストックだが、なくても大丈夫そう。
出したり仕舞ったりするのがめんどーだし、あれば楽かもしれないけど、登りは基本的に必要としないので、とりあえずストックは使わないで行くことにする。



ひたすら黙々と登る。
黙々…黙々……黙々………。。。



ん〜、なかなか風巻の頭に着かない。
時々斜面を見上げては、あのへん？　あのへん？

やっと風巻の頭にたどりついて、やれやれ。

袖平山頂に着いた。あと一息で姫次。