ふらふらうろうろ日記―丹沢のお山歩き録

「ボーイスカウトのハイキングって山登りのことやん(泣)」と悟ったのはいつのことやら。
活動のお手伝いやら下見やらなんだかんだとお山に登る機会が増えました。
一緒にお手伝いしているH母と「今度は景色の良い山に登りたいねぇ」 「そ〜ね、景色の良い山頂でビールっていうのもいいねぇ」と 話したのが事の発端。わざわざ遠くから登りに来る人もいるというのに、 せっかく丹沢のお山の端に住んでいるんだから と、 いつしか足が山方面へ向くようになり…。


2005.4.9(土)はれ 大野山( 723.1m )

本日はうちの子たちとH母子(弟くんのみ)の5人で。

小田急新松田駅まで行ってそこからバスで大野山登山口へ。

ガイドブックによるとこのコースは春先のお花シーズンとがいいらしく、 のんびりと牛を眺めながら展望を楽しめるらしいので、 のんびりコースのつもりだった。
いや、実際全体的にはのんびりとしたコースだったけど…。


バスを降りて歩きはじめると、すぐに目指す山頂が見えてくる。 んん?近すぎ??もしかして楽勝すぎるコースだった???

…が。
そんな思いはすぐに消え去った。
間もなく結構急な登りが始まる。
なんなの? このきゅ〜な登りは。。。


途中で、日陰のあちこちににょっきり生えてるみょ〜な植物がとても気になる。 なんなんだろ?これ???

その後の山登りでも何度も見かける。調べてみるとマムシグサの 仲間で『ミミガタテンナンショウ』という名前らしい。


いよいよ山頂の牧草地への登りにかかると、 丸太で土止めした階段の登りが始まる。
階段の両側にはタンポポやオオイヌフグリが咲き、なかなか春らしい。
が、この階段がなかなか急で、お日様が照りつける中せっせと登る登る。


階段の登り終え、牧場のゲートを抜けて10分ほど歩くと大野山山頂に到着。


山頂から北側を見下ろすとすぐ足元に丹沢湖が見え、 周囲の展望は360°だが、どの山が何て名前なんだかいまいちわからんんん。。


山頂でお昼を食べ、しばらくのんびりと過ごす。
ここの牧場は『乳牛育成牧場』だそうで、ここで採れた牛乳というものは販売していないのだが、 山頂に牛乳・乳製品を売るトラックが来ていた。
しぼりたてではないものの、瓶に入った牛乳はかなり美味♪


食後、草の上にごろんと寝転ぶと気持ちいい。

…が、身体が弛緩すると腸も弛緩してしまうようで。。。(-_-;;;;
ト、トイレが近くにあって助かった。。


帰りは牧場の敷地沿いにさっきよりずっとずっとなだらかな階段を延々下る。
箱根方面の山々が見え、眺望はかなり良い。

人里を抜けて、酒匂川のつり橋?を渡れば 谷峨(やが)駅があって、そこから電車に乗るはずなのだが、
はて?駅はどこ??

ケータイから電車の時間を調べてみるとなんと次の電車は5分後。
まだ橋も渡っていないのに、自分ひとりならまだしも、 子連れでどこにあるのかわからない駅までダッシュは無理?

その次の電車まで30分以上あるんだけど…(泣)

そーいえば、さっき下ってる時にすごい勢いで抜かしていったおばちゃま 集団があったっけなぁ。やはり帰りの時刻表は事前に調べてこなくちゃなぁ。

つり橋を渡る頃、向こうから電車が近づいてくるのが見えた。
ふむふむ。止まったあそこが駅なのか。

そして悔しいことに、やけに長い停車時間をとって発車。。

あぁぁ、あんなに長く止まっているのなら、さっきダッシュすれば よかったぁぁ(涙)


仕方ないので、季節がらキレイに咲き誇る桜を眺めたり、ジュースを飲んだり…。


やっとやってきた電車に乗り込んで帰宅の途へ。
隣の山北駅へ行く途中、桜のトンネルの下を電車が走り、満開の桜を堪能♪


そーいえば、結局、放牧されている牛を見ることができなかったなぁ(^^;)


2005.5.31

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