ふらふらうろうろ日記―海の向こう編―

  
子供のパスポート

海の向こうに出かけることになって、まず考えたこと。
子供のパスポート取らなきゃ。

その昔、仕事で夏休み前になるとパスポート申請のプロフェッショナルだった こともあるが、当時とは申請用紙の様式も変わり、 「えぇっとぉ〜、必要書類はこれとこれとこれでよかったんですよねぇ〜」と 窓口で全くの素人のふりをする今日この頃。

幼児の併記(その方が確か申請料も安かったはず) もなくなったし…。
って併記できてもたぶんしないけど。

まずは写真。

安いので駅前DPEのスピード証明写真で申請用の写真を撮ってもらう。
ちなみに箱型のセルフの証明写真機でも値段は同じだった。

できた写真を見てびっくり。
あの〜、下の子の写真ピンボケしてるんですが…。 (ちなみに下の子は小顔

どうやら、小さい子供の顔はうまくピントが合わないらしい。

アルバイトのおねーちゃんに「うちではこれ以上は無理です〜。」と言われ、 仕方なくスタジオ完備の写真屋さんへ出向く。値段も倍以上違うんだよ〜(泣)

まぁ、さすがにプロの写真屋さん、きれいに撮れてます。
それを見た上の子も「私もこっちで撮って欲しかった。。」言い出すし…。
結局2人分+さっきの1人分 で高くついてしまった。

写真を用意したことですっかり安心してしまっていて、ふと気づいた時には、 出発まですでに1ヵ月を切っていた。

パスポートは申請してから発給されるまで1週間かかる。
いったいいつ申請するねん?>自分
慌てて必要書類をかき集め始める。

住民票は市役所まで近いからいいとして、戸籍は大阪市内なのでちと面倒。
っていうか該当区役所は最寄駅から遠い。

戸籍抄本を郵送してもらおうと区役所に問い合わせの電話をして朗報が♪
去年の秋からオンラインで結ばれているので、大阪市内のどこの区役所でも 梅田のサービスセンターででも大阪市内の戸籍や住民票などの証明書関係を 取り出すことができるようになったらしい。
(住基ネットの準備のため? 確かに便利なのは認めるが…。)

住民票を取りにいったついでに市役所に置いてあるパスポート申請用紙を多めに、 非常に多めに 持ち帰る。  ←ここポイント

申請書にサインを先に書き込み、そのサインがそのままパスポートに転写される。

小学生未満の子供は親が代理でサインしてもいいのだが、自分で書けるなら なるべく自分で書くのが望ましいらしい。

さすがに2年生は一発でOKだったが、幼稚園児は何枚失敗したことか…(泣)
いくら自分の名前が書けたとしても、 幼児にとって枠内に見栄えよく書き込むのは非常に難しいことらしい。


「子供の場合、顔写真もサインも年齢とともに変わると思うのですが…?」

パスポートセンターに問い合わせたところ、それは仕方ないことなのでOKなのだそうだ。 たから子供用パスポートの有効期間は5年のみだ。

申請の必要書類の中に、『身分証明書』というのがある。
(運転免許などの顔写真付きで国が証明したものなら1つ。 顔写真のないものなら健康保険証などと学生証や印鑑証明書や源泉徴収票など証明書2つ。)
ここで困ったのが子供の場合、健康保険証しか証明書がない。

「子供の身分証明書って健康保険証1つしかないんですが…?」

子供の場合は健康保険証1つでOKなのだそうだ。

ちなみに家族で同時に申請するなら個別に取らなくても、 必要者分を併記してもらえば住民票も戸籍抄本も1枚ずつでよい。

申請は親の代理申請でもいいが、受領は赤ちゃんであっても 人物確認のため必ず本人が行かなければならない。

子供のパスポート発給手数料は大人5年用の半分の5000円。


こうして無事に子供たちのパスポートを手にしたわけだが…。

この時点で彼女たちはパスポートが何に必要なものなのか、自分たちが どこへ行くことになっているのか、全く知らされていない(苦笑)
それどころか、とうとう出発直前まで 行き先は知らされないままだった(笑)

2002.8.2