それは厄年?−品川の日々9−

厄年と言われるその年、 ベルトコンベヤーに乗せられているかのような、 ちぃっともありがたみのないお払いでしたが、 一応、年明け早々の川崎大師でお払いをしてもらいました。

でも…。

その日は、ご近所さん宅でランチをいただき、お茶してました。
でも幼稚園行事か何ががあり、帰りの園バスは運行しないので、お迎えに行かねばなりません。

下の子預っといてあげるよ というありがたいお言葉にあまえて、 まだ自分で素早く歩けない下の子とバッグを預けて、自宅マンションの駐輪場に行きました。

か、鍵がない。。

あぁぁ、自転車の鍵はバッグの中だった。。
お迎え時間は刻一刻と迫っています。戻っている時間が惜しい。
…というより、せっかく下の子を預けてきたのに、今顔を出したら、 「やっぱりワシも行くぅ〜」と泣き始めるおそれ大。

バッグはないけど、財布はある。
しゃぁ〜ない。「タクシー!!」

け:「いつもは自転車なんですけどねぇ〜。自転車の鍵がなくて…」
運:「タクシーに家の鍵忘れて行っちまう人、よくいるんだよ」
け:「へ? 家の鍵ですか?」
運:「降りたあたりに戻ってしばらく待ってても取りに来ないし…」
け:「落とした人も気づかないんでしょうかねぇ。ははははは。」

帰りは電車で帰って、ご近所さんにお礼を言って下の子も引取り、家に戻って…。

げっ、玄関の鍵はぁ〜??

ズボンの後ポケットに入っていたはずの鍵がない。
まじかよっ?

さっきのタクシーの運ちゃんとの会話を思い出す。
冗談のようなこの現実。

管理人室に泣きついたものの、「ここは分譲マンションですから、鍵は預ってないんです」 というわけで、会社の夫にSOSの電話をかけて戻ってきてもらうことに…。

会社まで片道30分でよかったけど。。。 鍵を開けてとんぼ返りで会社に戻る夫。ごめんよぉ〜。


数日後。
自転車の前と後に子供を乗っけて買い物中、大きく曲がった下り坂の途中で、 立ちごけしました。
もちろん止まった状態でこけるのだから、自転車から放り出された 子供たちはびびって泣いたものの、たいしたダメージはない。
幸いなことに自転車が倒れたのも歩道側だったし。。 (そんな問題では…。)

自転車が倒れないように一応最後までふんばったせいか、ハンドルに思いっきり 肋骨付近をぶつけました(痛)

1週間たっても咳をするとなんとなくぶつけたあたりが痛む。
もしかしたら…?

整形外科でレントゲンを撮りました。
診断は「肋骨にひび入ってます」ってあのぉ〜。


出張で大阪本社へ行った夫が、こともあろうに結婚指輪をなくして帰ってきました。

当然?奥さんはそれから1週間口をきいてくれません。

1週間後、用事で大阪へ行くことになった夫は 予定よりずーっと早く出て会社へ捜しに行った。指輪は無事守衛室に 届けられていたそうで、離婚の危機?は免れた。
あの性格から考えて、密かに作り直したとは考えられないので、 オリジナルの指輪なんでしょう。…ということにしておきます。



しばらくして、
会社でカッターを使っていて、自分の指まで切ってしまった夫。
それも2針も縫うほどに。。。


以上、厄年と言われる年に、2週間ほどの間に立て続けに起こったできごとです。
これが単発に起こるのなら別に珍しくもないのですが、(おいっ)
やはり厄年? しかも最後は夫の方へ行ってしまったようで…。

2002.3.12
   
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