公園でびう −品川の日々4−

『公園デビュー』なる言葉は知っていましたが、 社宅内の砂場で事足りていた引っ越し前、わざわざ外の公園に 遊びに行くまでもなく…。

ところが、引っ越したマンションにボロボロのブランコくらいはあるものの、 遊んでいる子供もいないし…
引っ越し荷物はまだまだ山積みだけど、たまには外に出ないと 子供もストレス溜まるよね〜。
ということで、これはいよいよ『公園デビュー』なるものを しなければいけないのかな…? と意を決して出かけることにしました。

根が単独行動の遊牧民なので、公園のお母さまたちの仲間に入れてもらえるのかしらん?

ま、勝手に遊ぶだけだから、お母さんグループなんてどーでもいいや。(ノー天気?)

と思いつつ、ドキドキしながらご近所の公園に乗り込んだものの、 比較的大きな公園だったので、特定のお母さんグループだけが牛耳っているわけでもなく ホッといたしました(笑)

誰に似たのか?(おいっ) あっちこっち放浪する子供を追いかけつつ、 生まれたての下の子は、夏にはベビーカーの中で炎天下にさらられて 真っ赤になったりしながら、ベビーカーごとあっちへこっちへ引き回されておりました。


覚めた目でお母さんたちを観察してると面白いんだぁ〜(邪笑)

乱暴者の子供の集団だなぁ〜。と思っていたら、そのママ集団は タバコすぱすぱやりながら、子供そっちのけで井戸端会議にお忙しそうだし…。
(でもここが最大派閥だから、触らぬ神になんとかって言うしねぇ〜)

うちのように時々誰かとつるみつつも、けっこう単独で行動しているお母さんやら、 自分のいつもの仲間がいないと 私のようなたまに言葉を交わすだけの顔見知りにまで 擦り寄ってくるお母さんとか…。
(思わず引いちゃったのですが…)

公園は子供が楽しく遊べればそれでいいや。
公園デビューなんてたいそうな名前をつけて煽るのやめてよね。


と悟ったものでした。
だって、雑誌に『公園デビュー特集』なるものが組まれていて、 公園デビューにふさわしい服装とかマナーとかが載せられ特集されていたりするんだもん。笑っちゃう。
どうしなければならない なんてきまりはないのにね(笑)

ま、あそこの公園が大きくていろんな人が入れ替わり立ち代り来て、 特定の人で限定されていなかったから言えるのかもしれませんが…。

2001.10.18
   
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