それは、伊丹の小学校も3学期終了間際の引っ越し前。
上の子のクラスでは、転校する上の子にお別れ会を開いてくれた。
クラスメートからもらった紙系お別れのプレゼント多数。
いいお友達いっぱいでよかったね。
みんなにもお返ししたいねぇ。
……だからと言って、何か買って来て返すのもなんだよなぁ。
そーだ! みんなにお礼のカードを書いて渡したら?
すでに引っ越し荷物は発送済み。
翌日の終業式が終わったら即移動する予定で実家に身を寄せる母子。
「2年1組は先生を入れて35人だからぁ〜。」
そう言いながら、ひとりひとりに違う文章を考えてカードを書く小学生。
引っ越しの移動前日、しかも、みんなと会える最後のチャンスの終業式の前夜に
そんなことを思いつく母も母だが、書き始める子供も子供だ。
すでに寝る時間は過ぎているような気もするが、
まだまだカードを書き終えられない小学生。
・・・ここで問題発生。
書き終わったカードは33枚。
あと2人は誰??
幸いその日に配られた学級通信が手元にあり、それを見て不明者1名発見。
しかし、どーしてもどーしてもわからない最後の1名。 誰??
すでにクラス名簿の載った連絡網は引っ越し荷物と共に送ってしまった。
う〜ん。小さい子供のいる家庭には普段なら電話しない時間だけどなぁ。
まだ9時半頃だから許してくれるかなぁ?
ママ友でもある同じクラスのお友だち、C家に電話してみる。
け「夜分悪いんだけど、これこれこーいうわけで、クラス名簿読み上げてくんない?」
C母「あ○○、い○○、う○○……」
紙に必死にメモるメモる。
C母「…で、うちのC。」
け「ひぃふぅみぃ…。
……ん? 先生入れて34人しかいないよ??(当惑)」
しばしの沈黙の後。。。。。
あ゛〜っ!!
自分も人数に入れて数えてるんやんっ!!
2003.5.18
|