鈴虫の観察日記 その3

そして誰もいなくなった?

調子よく鳴いていた鈴虫くんたちの鳴き声も、9月に入る頃から、 リ〜ンリ〜ン と澄んだ音ではなく、ジリィリィリィリィ〜、ジリィリィリィ〜…と 音が濁り始め、いつしかほとんど鳴き声を聞くこともなくなり、
今日、最後のオスとメス1匹を埋葬すると、とうとう水槽の中も メスが2匹残るだけとなった。

幸い『鈴虫のエサ』の効果か、この夏うちの水槽で共食いされてしまった鈴虫はいない。
たいてい気づいたら、一見無傷のまま昇天していることが多かった。

ただ、メスの場合は、割り箸で摘み上げると死にかけているくせに まだピクピク動いていて 処分に困ったことが何度かあった。
鈴虫に限らず?、メスってしぶといのだろうか?

音が濁り始めても、オス2匹で競い合うように鳴いている頃、メスは せっせと地中に産卵管を突き立てる。


水槽間際に産み付けられた卵が外から見える。

卵ひとつで一匹なのだろうか?
数匹のメスが手当たり次第に産卵管を突き立てていたから、 その卵が全部孵ったら・・・・・。

うじゃうじゃうじゃうじゃ? ぎぇぇぇ〜。

 ・・・・・・・・・・あんまり想像したくないかも。。

2002.9.28


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