夏やせの功罪

今となっては、そんな時代もあったのね。という昔話になってしまいましたが、 学生の頃、夏になると毎年必ず5〜6kg体重が減りました。

さすがに、全く何もせず…、という訳ではありません。
確かに閉め切った部屋で大汗かきながら、腹筋などなどいろいろ頑張りました。
でも何よりも食べなかったことが一番体重減の大きな要素かも。

いや、食べなかったというより、食べてる時間がなかった?

当時、実家(大阪府豊中市北部)から、箕面、池田、また豊中、大阪市内を北から南へ 縦断し、堺の仁徳天皇陵の隣の大学まで、片道延々2時間弱かけて通ってました。
(時々、賢い人にしか見えない休講通知が見えたそーです。はは。)

その上、バイト先が、玉出(大阪市西成区)の耳鼻科、弁天町(大阪市港区)の家庭教師、 桃山台(豊中市)の家庭教師、プラス、学生相談所で時々見つけてくる単発バイトで、 和歌山の加太のスーパーまでアメリカンチェリーのマネキン(試食販売のおねーちゃん?) に行ったり、江坂(豊中・新大阪駅近く)や水無瀬(大阪と京都の境)の 印刷工場で手紙の封入していたり…。

単発ものはホントに1日仕事の単発ですが、 家庭教師や耳鼻科のバイトが重なった時は、「あぁ、○時○分発の電車に乗らなければ、 次のバイトに間に合わんっ!!」と駅まで猛ダッシュすることも珍しくありませんでした。

(以上、大阪の地理に疎い方は地図を引っ張り出すか、単に、 広範囲、遠かったのね。と 思ってくださいませ)

そんなこんなで、暑くて食欲も落ちる夏は、食も細くなり…。
どーやら胃も小さくなったようで、(今では考えられませんが)お昼にパン半分食べるのがやっとだったり…。

で、体重とともに、顔のお肉も落ちたようです(爆)

二重瞼になってしまいました。

えぇえぇ、もともと奥二重でしたよ。確か。
疲れた時なんて片方だけ二重になって、とてもかっこ悪かったもんです。

だ・か・ら・・・、あれぇ〜、けーこって一重じゃなかったっけ?
と思っている幼少の私を知るアナタ、ワタクシ顔いじってませんからねっ!!

その後冬にはきっちり体重は戻るのですが、幸い、瞼にお肉は戻ってません。

ただ、いくら減ってもまだまだ重いんですが、 階段上ると息切れするんですよ。とほほ。。。

なんせ移動距離が長いもんで、地下鉄の階段上っている最中に、
ふぅぅ〜 ヨロヨロ と 落ちそうになったり…。

人間、てきとーな重さがなくちゃいけないもんですね。
ほっそりした私っていうのはあり得ないと悟った夏でありました。

今? だからぁ〜夏やせは昔話ですってば…。

2001.8.4
 

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