朝っぱらから
シャーシャーシャワッシャワッ！！と うるさいヤツ。

ヤツの名前はクマゼミ。
くまと付くだけあって、ちょっと大きめ、そして鳴き声もデカイ（泣）。

このクマゼミ、子供の頃は、網を片手にお子様恒例「セミ採り」をしても、 なかなか手に入れることができませんでした。

ぱっと見、美しいとは言えない？茶色の羽のアブラゼミは虫かごに腐るほど 捕まえられているのに、一回り大きくて、透明な羽のクマゼミはなかなか捕まえることができず、宝石（そんな大げさな。。。）の ように貴重な存在でございました。


それが、どーしたことでしょう？　数年前からクマゼミが大量発生するようになりました。
えぇ、それはもう気持ち悪いほど。
社宅の木なんて、手づかみにできそうな所に鈴なりに クマクマクマクマクマ・・・

天寿をまっとうして道端に転がっているのも、 クマクマクマクマクマ・・・


こうなっては、ありがたみもなぁんにもありません。ただのうるさいヤツです。


ところで、このクマゼミ、箱根のお山が越えられないそうで、関東以東には 生息していません。…誰かが持ち込まなければ、今もそのはずです。

東京在住の頃、「ミ〜ンミ〜ン」とセミが鳴くのを聞いて新鮮に感じました。
マンガでお約束のセミの鳴き声は「ミ〜ンミ〜ン」ですが、大阪の街中で 「ミ〜ンミ〜ン」なんて聞いたことなかったものですから。。

夏休みになった子供とセミ、どっちもうるさぁぁぃっ！！！