coffee break markティー・ブレイク 

2012年

2月】

某日


最近、驚いたこと。それは「ロッキン・オン」の名物記事「渋松対談」が、実は本当に対談をしていたわけではなく、毎回、渋谷陽一か松村雄策かどちらかが
基本的には1人で書いていた架空対談だったということだ。思わずエーッと大きな声を上げたほど、本当に驚いた。
最近出版された「渋松対談」の青版、赤版の前書きで二人が正直にタネ明かしている。

といっても、以前の対談の中で、多少そのようなことをほのめかすような記述もあったし、2人の対談そのものを掲載していると思っていたわけではない。
しかし、2人の丁々発止があまりにもリアルなので、あとからいろいろ修正は加えるかもしれないが、
多少とも元になる対談はやっているだろうと、勝手に信じ込んでいた。

「ロッキン・オン」は、昔は毎号必ず買っていた数少ない雑誌で、今も時々、購入するが、いの一番に読むのがこの「渋松対談」である。
渋谷氏が自分で「詐欺」というような言葉を使っているが、正直、「ダマされた〜」という気もする。
が、悔しいさよりも、あまりに見事にダマされていたからだろうか、何か不思議な爽快感さえ覚える。

赤版、青版には、毎回の対談が本当はどちらが書いていたのかが分かるようになっていて、それを見ると、ああなるほどと思うが、
どちらか書いていても、それぞれのキャラがブレないのは、すごい芸やなあと、あらためて感心している。心の隅でコンチクショーとつぶやきつつ。


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