必要な工具
購入品
部品番号 | 名称 | 個数 | 値段 |
B6S718381B | ALTベルト | 1.0 | 1,950 |
B63H15909 | 'V'ベルト | 1.0 | 2,200 |
注:私のは平成元年式のNA6CEのパワステ、エアコン車です。ノンパワステ、エアコン無し車などはベルトの型番が違います。
ベルトを外す前に、エアフロとスロットルボディの間のパイプを外します。
2分割されているパイプのエアフロ側はカンタンに外せますが、左側のほうはラジエータのアッパーホースが邪魔で取り出せないので外すだけ外してブラブラさせときます。
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エンジン向かって右側のパワステオイルポンプのボルトナット3本を緩めます。プーリーの穴からのぞいているナットはディープソケットじゃないと緩められません。このプーリーの穴位置をナットの上に持ってくるのに一苦労。何度もセルを回して確認の繰り返しでした。何かウマイ方法でもあるのかな? |
3本とも緩めたらテンション調整用の長いボルトを緩めてベルトを取り出します。テンション調整用のボルトが刺さってる長方形のブロックに付いているボルトナットを完全に外すとパワステポンプが自由に動きますので、押し下げるようにするとベルトが外れます。
次にエンジン左側のオルタネータにかかってるVベルトを外します。
オルタネーターの上側を裏側から固定しているボルトを緩めます。次に下側を前側から止めているボルトを緩めます。どちらも結構手の入りにくいとこにありますのでケガに気を付けて下さい。
オルタネータ上にあるテンション調整用の長いボルトを緩めます。そうするとベルトがたるんできますのでベルトを外しましょう。
左が古いベルト、右の新品と比べると随分細くなってました。
ベルト交換だけでしたら後は新品のベルトを付けて終わりなんですが、今回はついでにパワステオイルの交換も行います。
まずはパワステオイルタンクの横から出ているリターン用のパイプを外して、タンク内の古いオイルを抜きました。
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タンク左のホースバンドが付いてるパイプがリターン用です。半分に切った500mlのペットボトルを下に置いてオイル受けとしました。 |
ベルトを元通りに戻して、テンションを調整します。
どちらのベルトとも長いテンション調整用のボルトがありますので、それで調整します。整備書によると10kgの力でベルトを押したときに8mm〜9mmたわむ位に調整するそうです。(ってどのぐらい?(^^))
テンションゲージないと難しいですよね。厳密な調整は出来ないので自分でこんなもんかな?ってとこで張りすぎないようにしておき、滑ってないかどうかちょくちょく点検する事にしました。後は各部のボルトを締め、外していたパイプを元に戻して作業完了です。
ここまでで1時間ちょっと。パワステのエアー抜きは後日という事にして手順だけ書いておきます。
整備書に書かれている手順はフロントをジャッキアップしてエンジンをかけないでハンドルを左右いっぱいまで数回切り返す。タンク内のフルードが減らなくなるまでこの作業を繰り返す。
ジャッキダウンしてエンジンアイドリング状態で左右に切り返し、フルードが減らなくなるまで繰り返す。