必要な工具
購入品
部品番号 | 名称 | 個数 | 値段 |
B62216510 | クラッチレリーズカラー |
1.0
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3,000
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B63416410 | クラッチカバー |
1.0
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9,000
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B63416460 | クラッチディスク |
1.0
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7,000
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これが探し続けたNB8純正6速ミッションです。
走行距離1万キロ未満の極上ミッションです。中古部品になった時点でクリーニングされて脱脂してありますのでシフトレバーが錆びていますが、とても綺麗です。 |
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ドレンボルトからミッションオイルを抜きましたら、車内側からセンターコンソールを取り外してシフトレバーを抜き取ります。レバーの差さっていた穴はガムテープなどで塞ぎます。 | |
マフラー、PPFを外し、ドライブシャフトを抜き取ったらいよいよミッションを外します。
エキパイも外したほうが最終的にはラクです。今回はエキパイはそのままでO2センサーだけを外しました。 レリーズシリンダーを外し、ミッションとエンジンを繋いでいるボルト、スターターを留めているボルト、ナットを全て外します。上部のボルトを外す為に1mくらいのソケットエクステンションと首振りジョイントが必要です。 |
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ミッションのインプットシャフトが抜けましたらミッションに付いているニュートラルスイッチとバックアップライトスイッチの配線のカプラーを外します。
ミッションが降りました。パワステやらエンジンの油にまみれちゃってます。キタネー |
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新旧のミッション。中間部のハウジングが少し6速のほうが太く、重さもありました。
5速ミッションのエンジン接続部にある出っ張りが6速のほうにはないので取り付けはラクそうでした。5速ミッションを外す際にその出っ張りがエキパイに干渉したので苦労しました。 この時点で新旧ミッションを見比べて6速ミッションのほうでカプラーになっている線をギボシに変えておきます。レリーズベアリングもこの間に変えます。 |
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いよいよクラッチに取りかかります。外すのは6本のボルトを取り外すだけで簡単に取れちゃいます。
クラッチカバーの前にブラブラしてるのはO2センサー。壊すと高く付くので注意しなくちゃ。 |
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左側が古いクラッチカバー、右が新品です。形状が変わってました。 | |
同じく新旧のクラッチプレート。古い方もまだ溝が残っています。新しい方はラバーブッシュがなくなってスプリングだけでショックを吸収する形になっていました。 | |
外したついでにPPFをクリーニング。マツダスポーツカーの特徴でもある重要パーツです。
ブレーキクリーナーでゴシゴシしてたら「あんずさん」がエンジンの洗浄に使う業務用のクリーナーを出してくれました。コレが落ちる落ちる、あっという間にキレイにピカピカ! まるで新品みたいになっちゃいました。 |
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使用したクリーナーです。手にもやさしく環境にも悪影響を与えないそうで。
まったく揮発成分がないみたいなのになんであんなに油よごれが落ちるのか不思議です。 |
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新品のクラッチディスクとクラッチカバーを「わんだぁあぐり君」から購入したクラッチアライメントツールを使用して取り付けます。 このツールのおかげで芯出しはラクラクでした。
ボルトの締め付けトルクは1.8〜2.7です。「え、ウソッ!」ってくらい弱い締め方でトルクレンチがカチッというので少し不安になりつつも6本締めて完了。 |
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エンジンを少し後ろに傾けながらミッションのインプットシャフトをクラッチに合わせながら取り付けます。この時クラッチレリーズシリンダーのオイルラインや、O2センサーに気を付けて下さい。完全に組んでしまう前にニュートラルスイッチとバックアップライトスイッチを接続しましょう。
ボルトを指定トルクで締め付けたらクラッチレリーズシリンダー、O2センサーを取り付け、プロペラシャフトを装着します。スターターのボルトが1本だけ合わないので2本だけで固定します。 PPFでミッション、デフを接続し、マフラーを取り付ければ完成です。 |