ぴょん太
お嬢さん、僕と一緒に「しがらみ」にまみれてみませんか? まみれませうよぉぉぉ〜

らみあん



赤線 【しがらみあん021】 映画『赤線地帯』

月日の流れるのは早いもの。
前回のしがらみあん「蜜の味」からもう半年もたつてしまつたのねへぇぇぇ…
一説によると「しがらみ劇場」は日記だけで十分でねえか?なんて話もありますが、小生はあきらめません勝つまではの不屈の精神で 海綿体に送られる血液のごとく忘れられた頃にモコモコと細部を更新していくでよぉ!神出鬼没!妖怪ばもばもとはこのことぢゃ!
皆の衆、ついてくるでよ〜きゃもんえぶりばで〜ひあうぃごぉ〜!!!!

今回のしがらみあんは『赤線地帯』という日本の映画でござひます。
以前、日記で超マイナー&超マニアックな「ばーもんとセレクション」映画をご紹介いたしましたが、この企画をシリィズ化するに伴い、 しがらみあんで紹介した方が安からう美味からうといふことで、こちらにアート引越しセンターしてきちゃったってわけです。
さてこの『赤線地帯』といふ映画、監督は小生が敬愛してやまない溝口健二といふ大巨匠であります。
日本での知名度は今ひとつかもしれませんが、海外での評価は黒澤明や小津安二郎より上、といふ日本映画史上最も世界的に影響力を持った 監督でした。(もちろん死んでるわよ。あたいたちが生まれる遥か大昔にね)

実は映画界には暗黙の定説なるものがありまして、それはつまり
「巨匠の遺作には迷作が多い」といふものであります。
だってあーた世界のクロサワの遺作が「まぁだだよ」ですよ。小津安二郎の遺作も「サンマの味」ってタイトルだけでもかなりの迷作っぷりだわ。
大島渚の遺作は「ご法度」になるのかしら?彼ならもう一押し迷作を作ってから死んで欲しいわ。
んで溝口健二の遺作がこの『赤線地帯』なんだけどさ、これがも〜サイコ〜にウキウキしちゃふ迷作なのよ〜!!!

そもそも赤線地帯ってのは戦後まもない頃、売春が公認されていた地域のこと。
この映画では吉原の売春宿街の老舗「夢の里」で働く売春婦たちの、それはもぉ〜ウキウキしちゃうような人間模様が描かれているの。
なんたって登場する売春婦たちすべてが、オキャマの心を捕らえて放さない不幸という2文字を背負ってるとこがポイントよ!
しかもその不幸ってのが、もう手首切って死ぬだぁ的な暗澹たるもんぢゃなくて、とにかく借金まみれで生き地獄みてるけどよ ナニが何でも生き抜いてみせるべ!的なこれまたオキャマ好みのど根性が根底になみなみ流れてるのがグゥなのよ。
しかもこれを当時の大スター、京マチ子や小暮実千代、若尾文子なんかが嬉々と火花散らしまくって演じてくれるから小生も同じ大女優として 共感しまくっちゃうわけ。

映画自体は86分と短いんだけど売春婦たちの不幸がまるでオムニバスのやうにテンポよく展開していくんでもう超満腹。
まあ大巨匠が気構えなく軽いノリで撮ったっていう現代では考えられないやうな贅沢な作品なんで、難しひとは思ひますが 機会があつたら観てくらはい。

『赤線地帯』・売春宿「夢の里」の不幸なビッチたち
ハナちゃん。リストラでクビになった夫(しかも結核)と赤ちゃんを養うため売春婦に。
夫の自殺未遂で「女がどこまで落ちるのか見極めてやるぅぅぅ!!」と号泣。
オキャマの下半身にジュワーときちゃう科白だわ。
ユメちゃん。溺愛していた息子に「汚らしいっ!」と突き飛ばされ罵倒され絶縁され、店先で突然、発狂。 救急車で精神病院に運ばれる時の科白「バイバーイ、遊びにきてねー」 …最高。
ミッキー。元は神戸の名だたる貿易商の長女。いまやプレプレのアプレゲール。京マチ子が圧倒的なバカ女を熱演! 反抗しつづけた実の父親に「極道の仕上げや!一生忘れられん味がするでぇ」とベッドに押し倒す。キャラ立ちまくり。 ヨリちゃん。ブス全開。甘い夢を見て下駄職人の家に嫁いでいくが「嫁いだその日からよ、夜なべで下駄作りさせられて」 あっけなく売春婦に逆戻り。根性ゼロ。
やすみ。売上ナンバーワンの美人売春婦。父ちゃんの保釈金20万円(今の2千万くらい)を稼ぐため客から あの手この手で金をだましとり、半殺しの目に会う。若尾文子って宮沢りえに似てたのねぇ。 しずこ。脇役。炭坑夫の父ちゃんが怪我したため働きに出されるが、まだ処女。 天丼を「こんな美味いもん食ったことねぇ」とスンゴイ勢いで喰う。彼女のお店デビュゥで映画が終わる。



【しがらみあん022】 『JAPAN ROUND3 サーフレスキュー』

某モーホーHPのビデヲレビュウで絶賛の嵐が巻き起こっていた問題のゲイAV、 それが今回ご紹介する『JAPAN ROUND3 サーフレスキュー』(COAT CORPORATION \10,000)です。
あまりの賞賛の大きさに小生いてもたってもいられず、深夜、職場からタクシーをスッ飛ばして買いに走った(マジで走りました)という、 かつてない情熱をもって迎えられた問題のAVであります。

なにがそんなに凄いのか?

ごく通俗的に流通されている言説を借りるなら、メインのモデルが最高にイケている、ということになりましょうが、事態はそれほど 穏やかではありません。
確かに、パッケージに堂々と映し出されているメインモデルは顔、体とも他のビデヲモデルよりも一歩も二歩も抜きん出た逸材であります。
精悍な顔立ち、フェロモンが表出されたような無精ひげ、メリハリが効きつつもしなやかさのある体のライン、ひときわ発達した大胸筋、 引き締まったケツ、表層に浮上してくるAV男優として要求される記号すべてが、オカズとして消費されゆく使命を充分果たすに足りる ものであります。
某モーホーHPのビデヲレビュウでの言葉を借りるなら、このモデルさん「なんかエッチ」もしくは 「性的に人を惹きつけてやまない生まれ持った才能」ということになりましょう。

しかし私が今回「しがらみあん」でこのAVを取り上げさせていただくのは、このように傑作として賞されながらも そのレビュウとなると「顔がいい」とか「体がエッチ」とか「プレイが凄い」といったしごく通俗的かつ手垢のついた 言説に落ち着かざるをえないAV批評が抱えるある種の苛立ちに、あえて自ら足を踏み入れることで その生成されはしたものの収まる地点を見失い消えていく批評という言葉のもつ問題点を顕在化し、皆さんとともに モーホーAVとはなにか?あるべきモーホーAVの姿は?といった思考をしがらみの知性という名のもとに巡らせまくって ついでに海綿体へも血行促進しちゃいましょという試みにほかなりません。

さて、本作品は2部構成であります。
第1部がそのメインモデルのパート。
まずは海岸の岩場でのオナニーシーンから始まります。
モデルのナイスバディが充分堪能できる点と、ケツをプリッと突き出したバックスタイルの姿勢が実にそそられる以外、 どうって事ありません。
最後に意味不明な海の水平線に向かってのパン(カメラの向きを変えること)がありますが、これは溝口健二かゴダールかって 感じで小生的には結構笑えたんですが、やはりこの手のビデヲですとどうも安っぽさを強調してしまっているようで いただけません。
ま、意図したしないにかかわらず、制作サイドの志の高さがビンビンと伝わってくるといえば聞こえはいいんですが…

続いて室内でのカラミになりますが、相手役の兄ちゃんもそこそこイケてます。体もそれなりに鍛えてるっぽくて、 (いかにもモーホーっぽさが気にかかりますが)おおかた相手役はデブブスと相場が決まっているAVにおいては この人選、涙モノです。
濃厚すぎるデープキスに続いてビーチク、ラーマーとモデル君を卑猥に攻め落としていきます。
モデル君、相当感じやすいのか、野郎のかすれ声でウッ、アアッと身悶えしながらよがりまくります。
さらにフェラ、顔射、69と順調に段取りをこなして最後にはモデル君、バックを前から後からガッツンガッツン掘られまくります。
特に、カメラに向かって大股を開き下から突き上げられるシーンは圧巻です。
最後のフィニッシュまで、以上のメニューを息もつかせず見せてくれるのですが、特筆すべきなのはカメラの視点でしょう。

カメラのアングルがとても“野郎視線”なわけですよ。
モデルの頭の上から体の凹凸がわかるように見下ろしてみたり、毛穴が見えるくらい顔にカメラを近づけてみたりと、 バリエーション豊かにアングルや構図を変えていきます。
このカメラ、被写体を「撮る」のではなく被写体を「見る」ということにかなり意識的です。
漫然とセックスを撮るのではなく、カメラのレンズを欲望に湿った視聴者の瞳と同化させ、もっとも「見たい」瞬間を「見たい」角度で 撮る、これは簡単そうでかなり高度な撮影技術といえるでしょう。
ビデヲを見る我々とカメラマンの「見たい」視線がなんの違和感もなく一致した時、そこには欲望の共犯関係が成立します。
それはごくまれにしか味わうことのできない、貴重な映像体験にほかなりません。
このビデヲにはそうした稀有な瞬間が幾度となく約束されているのです。

そしてなんといってもこのビデヲの成功はメインモデル君の「顔」ではないかと思います。
一言で言うと彼の顔には表情がない。
これはポーカーフェイスとは意味が違います。
彼の顔を支配しているのは一種の「匿名性」でしょう。
最後まで見終わっても、このメインモデル君の顔からは「いったいどんな人物なのか」「どんな性格なのか」「どんな生活を送っているのか」 がまったく読めません。
この徹底した匿名性は、モーホーAV界最高のパーフェクトモデル『サーフサーフレボリューション(SSR)』のハヤト君と、まさに対極をなすものであります。
モデル100点内容0点の『SSR』は、こんなにイケてるノンケが普段こんな生活してこんなこと喋ってついでに男とからんぢゃいまーすという モデルの背景に焦点を絞った構成が売りだったわけですが、『JAPAN ROUND3』ではモデルの人としての背景を一切排除し、 徹底的に一個のセックスする肉体として視聴者の想像力へ訴えかけようとしているのであります。
この匿名性がいやが上にも視界に浮上する以上のあらぬ想像力を視聴者に喚起せしむることは容易く想像できるかと思います。

ちなみに、このモデルはノンケだということになっているようですが、これだけは断言できます。
このモデル、バリバリのモーホーです!
だってあなた、どこの世界にケツをくねらせオナニーするノンケがいますか?
どこの世界にバックをガンガンに攻められながら「スッゲースッゲー」なんて言うノンケがいますか?
パッケージには「ノンケもはまる男×男の法則」なんて技アリなキャッチフレーズがありますが、彼がノンケだなんて 一言も触れてません。
あしからずご了承ください。

さて実はこのビデヲ、第2部があります。
モノホンのノンケ3匹が登場します。いわゆるイケメンです。渋谷あたりにゴロゴロいそうです。どう見ても主食はマンコです。
そしてどうやら友達同士らしいのです。
こいつらが3人でいろいろ絡んじゃうのですが、はっきり言って評判悪いです。
「後半のパートは期待しないこと」「見てるこっちもだらけてしまう」「ひど過ぎる…」等等
確かに、こいつら何をやるにもワハハハハと笑っていたり、ヲリャァァァァァと過剰な演技をしてみたり、 どー見ても真面目に絡む姿勢が見えてきません。

しかし皆さん、小生はむしろこの半分ふざけた悪ノリこそが、ノンケがモーホーセックスを素直に受け止めたときの ごくノーマルな反応ではないかと思うんです。
ノンケの一人がバイブをアナルに突っ込まれた時
「あああっ で でちゃうっ ウ○コがっ」
と思わず叫び他のノンケたちが大爆笑するシーンなど、小生も一緒になって爆笑しましたよ。
男がアナル広げて泣き叫ぶ姿って、やっぱり変ですよ。つーか滑稽。
そしてだからこそ、そそられる。なぜならそれこそ彼らがノンケ以外の何者でもないことを如実に物語っているのだから。
しかもそんなノンケ3人が友達同士で肉体の快楽に溺れ、恍惚とした表情でデープキスをネットリと続ける。
両手を拘束され両脇から2人がかりでビーチクを攻められ、恥辱と快感合い入り混じった嗚咽を発し身を悶える…

彼らの表情の一つ一つから「ノンケがただもう肉欲の虜になっていく」過程をじっくりと観察することができるでしょう。

あとがき:
このレビューを書き始めたのが10月初旬だったのですが、多忙につきなかなか書き進むことが合いかなわず ここまで遅れてしまいました。
小生がぐずっていた期間に「サーフレスキュー2 JAPAN ROUND 4」が発売されちゃったり、 チャプJのじゅんにち君に レビューを先に越されしかも小生の書き込みをネタにされたりと、まあとにかく、これ以上先延ばしするわけにも いきまへんのでやや中途半端な感もありますが「しがらみあん」として上梓いたしました。
皆さんのハートにはなにが残りましたか?
ちなみにコートコーポレーションの関係者の皆さん、お礼なら小生と主演の彼との共演 (しかもそれで「サーフレスキュー3」を制作)でケーオツよ!



【しがらみあん023】


今年も「年間しがらみ大賞」のシーズン到来です。
これを見ねえと年を越せねえよ、べらんめぃ
という熊さん八つぁん他多数の声援に支えられ
厳正なる審査を通過した「シガラミーク」な
方々を表彰させていただきます。
ちなみに「去年もやったの?」などという無粋な質問はご遠慮ください。


《最優秀しがらみ大賞》


深作欣二さん(映画監督)

“仁義なき戦い”中学生版の「バトル・ロワイアル」にて
老いてなおアナーキーっぷりを披露してくれた深作監督。
映画自体は大して面白くなかったですけど
70才で自分の孫ほどの子供たちに殺戮させる素敵さは
しがらみハートにビビビッと響きまくりです。
映倫のR15指定に対して「年齢ごまかしてでも来い!
そうやって映画は光り輝いてきたんだ」
とアルツだか
天然ボケなんだかよくわからん檄の飛ばし方にも
ひさびさに気骨の入った男魂を見た思いです。
こんな仁義なきしがらみあんに今年の大賞は大決定でございます。
映画は大して面白くなかったですけど…


《最優秀演技賞》


IMくん(大学生)

モーホーAVの傑作「サーフレスキュー」シリーズのメインモデルIM君。
1つ上のしがらみあんやチャプJ等でも絶賛の嵐をあびまくった
主演の彼はノンケっぽい雰囲気にもかかわらずバックもガンガンにこなす
「やっぱりモーホー」っぷりに議論が白熱しましたが
実はほとんどノンケだったことが判明。
演技とはいえよくアレだけハードなルーアナプレイをこなしてくれたわねと
ひさびさに千草の瞳も潤んでまいりました。
まさに千の仮面をもつノンケ
へんにホモ色に染まらず、このままビデヲ界から静かに消え去ってほしい。
まるで原節子のように…


《最優秀しなやかで賞》


田中康夫さん(長野県知事&ペログリ作家)

今なおワイドショーネタを提供しつづける
しなやかな県政なんクリ康夫。
県民のサーモスタットを機能させるパブリック・サーバントとして
クリスタルブリリアントクリエイティブ・コンフリクト
活性化してくださることを期待してやみません。


《しがらみ特別賞》


故・マッスル北村さん(ボディビルダー)

去る8月3日、大会出場へ向けての激しい減量による
低血糖症状で急逝なさったマッスル北村さん。
東大在学中にボディビルに目覚め、以来トップビルダーとして
マッスルしがらみを第一線で突っ走ってきたにもかかわらず
深夜の色物番組で変態キャラを演じるなど
一般層にはただの不思議さんとして定着してしまった
ちょっと痛い方。非常にクレバーなお方だったのに
仕事選びの基準がよくわからんかったです。
とりあえず、筋肉を極めると死ぬんですね。
究極のしがらみあんと言えるでしょう。合掌。



《本年度審査委員長・叶恭子さん(99年度大賞受賞者)より総評》
アッハ〜ンウッフ〜ン今回はワタクシ好みの
絶倫野郎ばかり選んでみましたぁハッフ〜ン
とりあえずウッフ〜ンその子も逝ったことだし
アッハ〜ン来年もワタクシはゴーヂャスしまくっちゃうから
ウフンウフンそこんとこ夜露死苦〜。



「しがらみあんファイル」続々更新予定!刮目して待たれよ!!
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