妙な日本語 その3

何かがおかしい異次元編


海外で見かける「妙な日本語」。
その中には、文字もあっているし文法も間違っていないが、どう見ても「おかしい」としか思えないものが存在する。
ここではそういった例をご紹介したい。
商品名 : 「奇味果子」
製造地 : 中華人民共和国
広東省佛山
入手地 : 中華人民共和国
入手時期 : 1996〜97年

左右に拡大している部分には、誤植が存在する。しかし、「その1」で紹介した「ヤミのホ」に比べると、「い」は全て「ハ」としているあたりに努力が伺える。「手でくり」にしたって理解出来ない訳ではない。私が問題にしたいのは、下に拡大した部分だ。

「怪しい味」ってなんだ?しかも「もちむぎ皮」?
世の中には分からない事が多すぎる。
しかも実は私が密かに癪だと思っているのは、
実はこの菓子が結構イケルという事実である。


商品名 : 「龍太郎」
製造地 : 中華人民共和国広東省中山市
入手地 : 中華人民共和国南寧市
入手時期 : 1997年
このラベルで純粋に日本語と思われるのは左に拡大した部分だけで、誤植も無く日本語としては問題無いと言える。が、問題は下に拡大した部分・・・・・
「方便面」は「インスタント麺」のことだが、問題は「油炸」。これは「油で揚げた」という意味である。麺はもちろん日本で言うラーメンであって、ラベル左側に見られるスパゲッティのようなものでもない・・・
どこが「生タイプうどん」やねん!
さて、参考までにもう一つ。私がこれを入手した当時、この商品は発売されたばかりだったようだが、この当時の日本の首相は2001年春の自民党総裁選で小泉氏に敗れた某氏であった。


商品名 : 「百惠ティッシュ」
製造地 : 中華人民共和国蘭州市
入手地 : 中華人民共和国南寧市
入手時期 : 1997年
お断りしておくが、このポケットティッシュは日本の道端で手渡されたものではない。中国のきちんとした店で10個1セットで購入した商品である。もともと同じ会社(「百惠ティッシュ」という社名が既に日本を意識している事を現している)の浮世絵デザインのものを手にとっていたのだが、ふと気付くと横にこれがあった。
それにしても・・・・・
ここに書いてある電話番号は、いわゆる「お客様相談センター」のようだが、何故「伝言ダイヤル」なのか?
しかも「好奇心から始まる恋もある」って・・・問い合わせして来たお客様と担当の女の子のお見合いでもやってるのか?
謎だ・・・




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