題名:ガープの世界
媒体:ビデオ(レンタル)
見た日:2002年9月29日(日)
監督:ジョージ・ロイ・ヒル
出演:ロビン・ウィリアムス、メアリ・ベス・ハート、ジョン・クリース、ジョン・リスゴー 他

結構古い作品です。
なにしろ、解説でロビン・ウィリアムスの事を「テレビ俳優」と書いてある(笑)。
実はこの作品、随分前から名前とあらすじは知っていたのですが、見ないままに時が過ぎ去り、そのうち何故か原作を先に読む機会があって、数年前に読みました。
原作の世界は、かなりドロドロしていて、ラストが近付くにつれて何だか救いがなくなって来て随分辛くなったので、これを映像化したら、どっぷり暗くなってしまうのではないかと思っていたのですが、そのあたりはむしろ前向きな内容に変えて、救いが持てるストーリーに転換していました。
それにしても、性転換した元アメフト選手を演じるジョン・リスゴーの演技は凄い。


題名:サイン
媒体:映画(アメリカ)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年9月26日(木) 13時45分の上映
その回の動員人数:約30名
監督:
出演:メル・ギブソン 他

う〜〜〜ん、よく分からない。
何が分からないって、この映画がアメリカでの「超ヒット作」だというのが分からない。
この作品って、そんなに良いですか?
まあ、人それぞれ感じ方は違うだろうと思って、自分が見た後、会社の同僚に「俺にはあんまり面白くなかったけど、そんなに楽しみにしてるなら、まあ見てみたら」と言ってたら、休み明けに「あんなにつまらない映画なんだったら、もっとちゃんと言って下さいよ。」と言われた・・・相当ムカついたみたい(笑)
家族愛とか、人生の連鎖というものをテーマにするならば、「活きる」のような作品の方が、よっぽど好きです。


題名:ノーマンズ・ランド
媒体:映画(フランス、イタリア、ベルギー、イギリス、スロヴェニア合作)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年9月23日(月) 20時30分の上映
その回の動員人数:3名
監督:ダニス・タノヴィッチ
出演:ブランコ・ジュリッチ、レネ・ピトラヤツ、カトリン・カートリッジ、サイモン・カロウ 他

これまた救いのない映画(笑)
「憎しみは憎しみを生む」っていう言葉をこれほど実感した作品も珍しいですね。
ストーリーとしては、ボスニア軍とセルビア軍の中間地帯「ノー・マンズ・ランド」の塹壕内に取り残された敵対する軍の兵士チキとニノ、そして背の下に地雷を仕掛けられてしまい、身動きが出来なくなったツェラ。この3人を中心に、両軍や国連軍、取材合戦を繰り広げるマスコミ達のやり取りを、ユーモラスに描きながら、かなり辛辣なメッセージを込めた作品。
作品としてはお勧めなので、是非ビデオなどで見ていただきたいですが、気分が重苦しい時には決して見ないで下さい(笑)


題名:ウィンド トーカーズ
媒体:映画(アメリカ)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年9月20日(金) 21時25分の上映
その回の動員人数:10名
監督:ジョン・ウー
出演:ニコラス・ケイジ、アダム・ビーチ、ロジャー・ウィリー、クリスチャン・スレーター

主人公に与えられた命令の内容こそ違うものの、全体の流れやテーマはほとんど「プライベート・ライアン」とかぶってると思うのは私だけでしょうか?
ジョン・ウーらしい(?)わざとらしさたっぷりですが、今回は私にはちょっと鼻についちゃいました。
ただ、この作品の中には第2次世界大戦当時に外地に作られた日本人の村が出て来ます。アメリカ映画でこの手の村が出て来た作品を、私は知りません(不勉強なせい?)。ああいうの見ると、「あの頃は戦争するための軍人だけでなくて、一般人も外地に住んでたんだよなぁ」ということを、ふいに実感出来るようになります。


題名:エレクトリックドラゴン 80000V
媒体:ビデオ(レンタル)
見た日:2002年9月18日(水)
製作年(国):2001年(日本)
監督:石井 聰互
出演:浅野 忠信、長瀬 正敏 他

出ました。力押し作品(笑)
1時間にも満たない作品ですが、力入りまくりです。
ひたすら力入りまくりで一体何がやりたいのかは、よく分かりません。
でもまあ、浅野 忠信と長瀬 正敏なんで許します(笑)
それにしても、この2人はよくセットで出て来ますねぇ・・・


題名:リターナー
媒体:映画(日本)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年9月12日(木) 16時35分の上映
その回の動員人数:8名
監督:山崎 貴
出演:金城 武、鈴木 杏、樹木 希林、岸谷 吾朗他

視覚的には「マトリックス」、ストーリー的には「ターミネーター」と「ET」のかけ合わせじゃないかという点は置いといて(笑)、軽く楽しめる娯楽作としては、良く出来ている作品だと思います。
ただ金城 武は、随分良くはなって来たけど、まだ日本語が不自然な感じがありますね。設定で大陸生まれになっていたのは、やっぱそのせい(?)
悪役も中国人が絡んでいたり、未来での抵抗拠点がチベットだったり、アジア志向が強い感じもしました。


題名:鬼が来た!(原題:鬼子来了)
媒体:映画(中国)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年9月12日(木) 13時00分の上映
その回の動員人数:7名
監督・製作・脚本:チアン・ウェン(姜文)
出演:チアン・ウェン(姜文)、香川 照之、チアン・ホンポー(姜鴻波)、ユエン・ティン(袁丁)、澤田 謙也、宮路 佳具、長野 克弘 他

ハンドルネームで「ぐいず」を名乗ってる以上、どうしても見ておきたかった作品。
2000年のカンヌ国際映画祭グランプリ作品ということですが、確かにその手のところで好まれそうな作品ですね。
今までの「抗日映画」から見ると、全編に見られるユーモアや、一部日本に対する好意的な見方(香川 照之や澤田 謙也の演技力による部分もありますが)が見られるところが、少し違うかな、とも思われますが、全体的に見ると、「残酷な日本軍、間抜けな国民党」という「王道」からは外れていない作品とも見れます。
早乙女 愛さんが出ていた「南京大屠殺(原題)」に比べると、暴挙に及ぶまでのストーリーが一応出来ているので、まだ受け入れ易い部分はありますけど(何せ「南京・・・」の方は、頭から理不尽でしたから)。
作品の出来としては優れていて、インパクト充分ですが、やはり日本人としては、後味が良くはないですね。


題名:ル・ブレ
媒体:映画(フランス)
見た場所:松山市 シネリエンテ
見た日時:2002年9月10日(火) 17時10分の上映
その回の動員人数:1名
監督:アラン・ベルベリアン、フレデリック・フォレスティア
出演:ジェラール・ランヴァン、ブノワ・ボールブールド、ジョセ・ガルシア、ロッシ・デ・パルマ 他

辞書引いた訳ではないので、間違ってたら申し訳ないですが、題名の意味は「弾丸(英語のバレット)」のようです。
あと少しで刑期を終えようかという大物犯罪者モルテスと、何時の間にか彼の使い走りになっている刑務所の看守長レジオ。レジオはモルテスに頼まれた宝くじの購入を妻に頼む。ところが、受け取る前に夫婦喧嘩をしてしまい、看護婦である妻は家を出てしまいパリ−ダカールラリーのスタッフとしてアフリカへ。
妻に去られて落ち込むレジオに追い討ちをかけるように、宝くじが1等当選。
刑務所に現れないレジオが当選金を持ち逃げしたと思い込んだモルテスは刑務所を脱獄。結局2人でレジオの妻を追ってアフリカに向かうが、モルテスを仇と狙う悪玉や超人的なタフさの黒人刑事もからんでくるというお話。
アクションコメディですが、ロードムービーの要素もあって、結構好きなジャンルの作品です。
モルテス役のジェラール・ランヴァンは7月に見た「ムッシュカステラの恋」にも出ていましたが、この作品でも非常に男くさい渋い演技を見せてくれます。
敵役の悪玉の相棒が、今時007のリチャード・キールのそっくりさんというかパロディなのは、何か意味があるのかどうか分からないけど、これも私的には結構好き(笑)
ただ、最後のエンドクレジットに延々被せてのエンディングは、ちょっと間延びしてしまった感あり。


題名:グリーン・デスティニー
媒体:ビデオ(レンタル)
見た日:2002年9月7(土)
監督:アン・リー
出演:チョウ・ユンファ、ミッシェル・ヨー、チャン・ツィイー、チャン・チェン 他

もうちょっとアクション食の強い作品かと思っていたのですが、私的にはベッタベタの恋愛映画と取りました。
チョウ・ユンファがストイックな男と見せかけて(というかどう見ても)、ミッシェル・ヨーにベタぼれで、全然自分が抑えられているように見えない。
素直っていやあ素直なんでしょうけど、なんだかなぁ・・・


題名:食神
媒体:映画(香港)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年9月4日(水) 20時45分の上映
その回の動員人数:はっきり数えなかったけど6名位
監督・脚本:チャウ・シンチー
出演:チャウ・シンチー、カレン・モク 他

「少林サッカー」人気から上映されたチャウ・シンチー作品2本目。
明らかに「料理の鉄人」を意識したかのような服装やら料理勝負。
そして、最後には「少林サッカー」の元ネタになったかのような、少林拳と料理の融合。
チャウ・シンチーらしいオーバーアクションが楽しい作品ですが、この作品のカレン・モクの扱いもひどい(笑)。
チャウ・シンチーという人は、女優を不細工に撮る事に生き甲斐感じてるんじゃ?(笑)