題名:スターウォーズ エピソード2 −クローンの攻撃−
媒体:映画(アメリカ)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年7月23日(水) 11時55分の上映
その回の動員人数:約20名
監督:ジョージ・ルーカス

これも「言わずと知れた」作品。
エピソード4〜6に渡る登場人物などがバンバン出て来て、古くからのファンには楽しい作品。
それにしても、今回の主役はヨーダとメイス・ウィンドじゃないかと思われるくらい、この2人がカッコイイ。
オビ・ワンとアナキン君は、追いかけてる相手は取り逃がす、捕まる、ボロクソにやられると、全く良いところないです。
このままエピソード3でダース・ヴェーダーになっちゃたら、アナキン君はポッドレースで優勝したことくらいしか良いとこ無しのような気がして、可愛そうなんですけどねぇ。


題名:バスを待ちながら
媒体:映画(キューバ)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年7月13日(土) 20時35分の上映
その回の動員人数:約10名
監督:ファン・カルロス・タビオ
製作年・国:2000年・キューバ、スペイン、フランス、メキシコ合作

記憶にある中では、初めて見たキューバ作品。
海が見える田舎のバス停留所で、バスを待つ人々。
バスはいつ来るか分からない上に、来ても空席がなかったりで、長い人は2日も待っている。
バス停にある壊れたバスを、客達が自分たちで直そうと言い出したことから始まる交流を描いた作品。
目的地も送って来た人生も違う人々が、普通なら出会い、すぐに分かれて行くバス停留所で一緒に過ごすという事。
先進国では、ちょっと考えにくいシュチエーションで一箇所に留まっているにも関わらず、ロードムービー的要素を持った、ちょっと不思議な感覚になる傑作だと思います。
機会があったら、是非見て下さい。


題名:アクシデンタル・スパイ
媒体:ビデオ(レンタル)
借りた店:TSUTAYA 宮西店
見た日:2002年7月12日(金)
製作年(国):2001年(香港)
監督:テディ・チャン
出演:ジャッキー・チェン、ビビアン・スー 他

劇場で見損ねたジャッキー作品を見てみました。
相変わらずのジャッキー節で、「ラッシュアワー2」よりは楽しめました。
コミカルなアクションは「流石ジャッキー」という感じでしたが、アクションのキレは、やはり少し落ちて来ているかな?
ビビアン・スーが可愛かったです。



題名:マジェスティック
媒体:映画(アメリカ)
見た場所:松山市 松山シネマサンシャイン
見た日時:2002年7月12日(金) 15時35分の上映
その回の動員人数:約10名
監督:フランク・ダラボン
出演:ジム・キャリー、マーティン・ランドー 他

ジム・キャリー主演の感動作。
思えば、彼を初めて意識したのは怪作(?)「マスク」でしたが、良い役者さんです。トム・ハンクスも初期の作品はコメディが多かったですが、コメディがこなせる役者さんというのは、人を泣かせるのも上手いような気がします。
アメリカ映画界の暗黒面を題材にした作品ですが、やはり映画を愛する人々を描いた作品でもあります。
良い映画館は、街に必要です。やっぱり。


題名:メン イン ブラック2 −MUB−
媒体:映画(アメリカ)
見た場所:松山市 松山シネマサンシャイン
見た日時:2002年7月8日(月) 16時20分の上映
その回の動員人数:約10名
監督:バリー・ソネンフェルド
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ウィル・スミス 他

言わずと知れたパート2です(笑)
パート1のラストで与えた感動を、パート2で叩き壊すのが得意なハリウッド作品ですが、やっぱりやってくれました(笑)
前作で、数十年ぶりに妻の元に帰ったKが、その妻に逃げられていたなんてのは、あんまりです。
でも、まあノリで乗り切っちゃう作品なんで良いんですけどね。
娯楽作品としては、軽いノリで楽しめる一級品だと思います。
ほとんど何も考えないで、楽しむだけのタイプの分です。
純粋に楽しみたいだけの時に、オススメの作品です。


題名:ムッシュ・カステラの恋
媒体:映画(フランス)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年7月8日(月) 13時35分の上映
その回の動員人数:8名
監督:アニエス・ジャウィ
出演:アンヌ・アルヴァロ、ジャン=ピエール・バクリ、ジェラール・ランヴァン 他

大人な恋物語です。
教養は無い(?)が人の良い社長のカステラとその恋の行方を中心に、彼を取り巻く人々を描きつつ、誰が本当に勇気があり、忍耐があるかというようなことも描いていく作品。
途中、恋するカステラが、片思いの彼女に良く見られようと口ひげを剃ったのに、当の彼女を始め、周りの人間が1人もその事に気が付かないという場面が、妙に印象に残りました。
ひねくれもんの私としては、ちょっとハッピーエンドに過ぎるのが少し気に入りませんが(笑)、地道に生きている人間には後口の良い作品だと思います。


題名:牡丹燈籠狂騒曲(らぷそでい)
媒体:演劇
見た場所:松山市 県民文化会館サブホール
見た日時:2002年7月 3日(水) 14時00分開演
作・演出:早坂 暁
出演:林 隆三、烏丸 せつこ、英 太郎、西崎 緑、宗田 千恵子、朱門 みず穂 他

久しぶりに生で見に行った演劇。
隣の市北条市生まれで旧制松山高校を卒業されたシナリオライター、早坂 暁氏の作・演出作品で、ご本人も幕間や終演後はロビーにいらっしゃり、旧知の方と語らったり、気軽に写真撮影に応じたりされていました。
「音楽こっけい劇」と銘打った本作は、その名が示すとおりミュージカル形式の喜劇です。
時は明治22年、大日本帝国憲法発布の日、時の文部大臣森有礼が、当時人気を博していた名人三遊亭円朝の「牡丹燈籠」を聞きにやって来たところから始まる。「これからの日本人は日本語をやめて、英語を話すべきだ」という西洋かぶれの森大臣。「牡丹燈籠」の山場、お露の「カランコロン」と響く下駄の音を聞いて、「下駄の音などけしからん。幽霊にも靴を履かせろ。」と言い出した。これに対抗するため、お露の他にも、「番町皿屋敷」のお菊、「四谷怪談」のお岩などお馴染みの幽霊達が集まって来て、更に西郷隆盛の娘も絡んでくる・・・
全体的に少し年齢の高めの方向けの感はありますが、笑いの中に「改革」や「西洋化」に対する皮肉なども含んだ、楽しい舞台でした。
舞台の良いところは、あらかじめミスなどを編集した良いとこ取りの映画やテレビドラマと違い、ちょっとした間違いやハプニングを共有出来、リアルタイムにお互いの反応が伝わるところ。そして、等身大の役者さんが見えるところですね。今回の場合だと、林隆三さんなどはテレビなどで見るとおり、堂々とした風格を持った体躯をしていらっしゃいましたが、烏丸せつこさんはもっと背が高い人かと思っていたら、かなりかわいらしい方でした(確か私より年上だったと思うので失礼な言い方かも知れませんが)。
それにしても、「牡丹燈籠」の元ネタが中国の話だったとは、初耳でした。
松山は、都市圏に比べると、面白い演劇などが上演されることが少ないですが、機会があれば、どんどん行きたいと思ってます。