題名:ショウタイム
媒体:映画(2002年 アメリカ)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年11月27日(水) 17時15分の上映
その回の動員人数:15名
出演:ロバート・デ・ニーロ、エディ・マーフィ、レネ・ルッソ 他

私の好きな役者が3人も揃った贅沢な(?)作品。
「誰も予想していなかった共演」というような事がどこかに書いてあった気がするが、デ・ニーロの過去の作品を見てみたら、そう驚くような共演でもないんじゃないかという気がする。
私がデ・ニーロの作品の中で一番好きな「ミッドナイトラン」を筆頭(?)に「アナライズ・ミー」などのコミカルな役どころもこなす彼ならではの選択でしょう。
「陶芸の為に土をこねる姿があんなに似合わない男」を演じることがあんなに完璧に出来るのは彼ならではでしょう。当然、「土をこねる姿がビシッと決まる男」も演じられるはず。
エディ・マーフィも相変わらずのマシンガントークで目立ちたがり男を好演してました。最近クリス・タッカーなんかが同じような役柄を得意としてますが、ビシッと決めた時のカッコ良さや貫禄は、まだエディ・マーフィにはかなわんと思います。
ストーリー的にはお約束通りの進行ですが、元からその路線だということは分かっているのでOKです(笑)


題名:ハリポッターと秘密の部屋
媒体:映画(2002年 アメリカ)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年11月16日(土) 20時50分の上映
その回の動員人数:いっぱい(笑)300名くらいかなぁ
監督:クリス・コロンバス
出演:ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、リチャード・ハリス 他

先行レイトショーの方が、多少空いてるかと思って行ったら、まあ当たってたかな?満員じゃなかった(笑)
ファンタジーをベースにした冒険活劇だと思って見ているんですが、今回もうまく出来てましたね。個人的に好きなのは、ロンの家とラルゴの子分に化けるとこでしょうか。
不満なとこは、今回ご贔屓のハーマイオニーちゃんが、あまり活躍しなかったところでしょうか?
3作目も楽しみですが、みんな成長してきてるし、原作の方は4作目が発表されたのが気になるところ・・・
あと、幽霊(?)の「ほとんど首無しニック」を演じているのが「モンティ・パイソン」のジョン・クリースだというのはエンディングロールを見るまで気が付かなかった。



題名:約束
媒体:映画(2000年 フランス)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年11月15日(土) 14時15分の上映
その回の動員人数:約40名
監督:ドニ・バルディオ
出演:ミシェル・セロー、ジョナサン・ドゥマルジェ、アニク・アラーヌ、kミーユ・ジャピィ、パトリック・ブシテー、クリスチャン・シャルムタン、ジャック・ディナム 他

自分の意思で動かせるのは瞼と目だけ、言葉も喋れない老人と、癌(?)で余命いくばくもないのではないかと思われる少年の交流を中心に、彼らの周りの人々も含めて、生命というものと真摯に向き合った作品。とは言うものの、全編に流れるのは暗い悲壮感などではなく、あくまでもユーモアに満ちた語り口で描かれて行く。
笑っているうちに、ふと気付く命の重み・・・
良い作品ですから、ぜひともご覧下さい。



題名:ゴースト・オブ・マーズ
媒体:映画(2001年 アメリカ)
見た場所:松山市 シネマルナティック
見た日時:2002年11月12日(火) 14時20分の上映
その回の動員人数:4名
監督:ジョン・カーペンター
出演:ナターシャ・ヘンストリッジ、アイス・キューブ、ジェイソン・ステイサム、パム・グレアー、クレア・デュバル、ジョアンナ・キャシディ 他

チラシにもあるけど、ジョン・カーペンターはホントに変わらない。
一体今幾つになったんだろうか。
私が大学生時分の頃(今から20年近く前)読んだ本に、ジョン・カーペンターの考え方として、「人間の集中力からして、映画は90分前後がベスト」と書かれていたように記憶しているが、この作品も98分と、いまだにその考え方を持ち続けているようだ。
音楽もギンギンのハードロックで、その音楽に乗せての、たたみ掛けるような映像の流れは、ホントに時の流れを感じさせない。
そして、そのノリから最後にはお約束ともいうべき、全くジョン・カーペンターらしいオチにいたるまで、ホント「堪能させていただきました」と言いたくなる。
「○○賞」とかいうのを受賞するのとはまた違う、エンターテイメントに徹した作品です。


題名:船を降りたら彼女の島
媒体:映画(2002年 日本)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年11月11日(月) 15時00分の上映
その回の動員人数:約70名
製作:えひめ映画製作委員会
監督:磯村 一路
出演:木村 佳乃、大杉 漣、大谷 直子、照英、林 美智子、桑原 和男、烏丸 せつこ、ベンガル 他
音楽:押尾 コータロー
オフィシャルサイト:http://www.kanojo.jp

製作のところを見ても分かるかと思いますが、はっきり言って、愛媛の観光案内映画です(笑)
道後温泉、しまなみ海道、内子座、保内、別子銅山・・・
愛媛の名所が目白押しです(笑)
地元の映画ということもあって、愛媛では当初予定を大幅に上待ってロングラン中(2003年正月現在)
演技陣の演技もすばらしく、個人的には父親役の大杉 漣と、主人公の幼馴染役の照英の演技が好き。照英なんて、目の前にホントにいたら「おまえ、ええやっちゃな〜」と一緒に酒でも飲んでやりたくなるような(私ほとんど下戸なんですが)を好演していた。
た〜だ・・・惜しむらくは、私は地元民であるがために、たった1ヶ所の部分からこの作品のストーリーに入り込めなくなってしまった。
その1ヶ所とは、主人公の住む島の位置。元々、架空の島という設定で、撮影もいくつかの島で行われているのですが、それにしても、フェリーで簡単に松山に出られて(しかもフェリーは中島行きのフェリーと同じ桟橋に着く)、「しまなみ」に行くにもフェリーから降りた車で山を越えねばならず、新居浜より大三島から遠いのに、島から「しまなみ海道」の橋(多分来島大橋)が見える島って・・・
愛媛以外に住んでいる人には何のことか分からないと思うけど、全体にリアリティがあるだけに、ちょっと心理的に引いちゃいました。
ストーリー展開としては・・・まあ、愛媛の良い所が出てますので、機会があったら見てやって下さい。。。


題名:スズメバチ
媒体:映画(フランス)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年11月7日(木) 19時25分の上映
その回の動員人数:6名
監督:フローラン=エミリオ・シリ
出演:ナディア・ファレス、ブノワ・マジメル、サミー・ナセリ 他

銃撃戦バリバリのフランス映画。
マフィアのボスを移送中の軍人達が、ボスを奪い返しに来たマフィア達に追われて逃げ込んだ倉庫で、そこにたまたま盗みに入っていた強盗団と、その倉庫の警備員たちと生き残る為に共同戦線をはるというストーリー。
大抵の映画では、「少し心が通ったかな」と思うとべらべらと自分の過去やら、今抱え込んでる問題なんかを自己紹介よろしくしゃべりだすが、この作品では、登場人物が皆一癖も二癖もありそうで、いろんな過去の物語を持っていそうなのに、ほとんどそういうことは喋らず、見詰め合う目や表情で何かを語り、意思を伝えて行く。。。そこが良いですね。
「う〜ん、カッコいい」と思える作品でした。


題名:9デイズ
媒体:映画(アメリカ)
見た場所:松山市 衣山シネマサンシャイン
見た日時:2002年11月6日(水) 21時20分の上映
その回の動員人数:22名
監督:ジュエル・シュマッカー
出演:アンソニー・ホプキンス、クリス・ロック 他

最近、ソ連崩壊から来る核兵器流出問題を題材にした「スパイもの」というか「クライシスもの」のようなものが目に付きますが、これもその一つですね。
なんも考えなくて見ていられるタイプの作品です。
クリス・ロックの双子役は、見事に演じ分けていましたね。あれだけ、仕草や喋り方で印象が変わるものかと今更ながらに思います。
アンソニー・ホプキンスのアクションというのも、確かにあまり見たことありませんでした。かなりよくやっていたと思いますが、やっぱりちょっとキレは悪い?(笑)
まあ、それを求めるところじゃないですよね。