大連の路面電車


大連の路面電車(有軌電車)は、2001年6月現在で三路線。
大連駅(大連火車站)から西へ向かい、興工街から北上して沙河口駅(沙河口站)までの201路。
興工街始発(201番線から乗り換える場合は、陸橋で大通りの南側に渡る必要あり)で星海公園を経由し、黒石礁まで南下する202路。
そして、大連駅始発で201路とは逆に東に向かい、寺児溝まで至る203路。

この番号の振り方は、路線バスなどと同じように振られており、一般のバス(公共汽車)が1路から34路、他300番台、400番台、600番台、700番台、800番台を当てられていて(念の為言っておくが、800路線もはない。300番台なんて1路線しかないし。)、マイクロバス(小公共汽車)が500番台、そして一路線だけあるトロリーバス(無軌道電車)が101路となっている。

さて、路面電車の話しに戻る。
あくまでも私が見た限りでの話しだが、この3路線を走る路面電車は、201路に一部例外は認められたものの、基本的に路線毎に走っている車両の形が違うようである(201路には、一部203路を走っているのと同じタイプが見られた)。
以下が、その3タイプ。

201路の車体。

一つ目でボディに丸みがあるのが特徴。

202路の車体。

二つ目でボディは直線的だが、面取りされている。

203路の車体。

一つ目で、直線的なデザインのボディ。

ところで、帰国してから現像が上がって来た電車の写真(ここに出したもの以外にも数枚ある)を見ていて、気付いたことがある。ここに載せているサイズと画質では分からないと思うが、これらの写真に写っている電車の運転手さんは、全て女性である。
記憶を手繰って見ると、私が星海公園に行くために乗った、201路、202路の電車も、運転手さんは女性だったし、途中すれ違った電車も、そう言えば全部女性の運転手さんだったような気がする。
ここまで女性ばかりだと、もしかすると「路面電車の運転手は全て女性」という決まりでもあるのかもしれない。
日本だと、「電車の運転手さん」って、男の子の憧れの職業なんだけどなぁ(笑)
どなたか、これから大連に行く予定の方がいらっしゃったら、是非街行く電車の運転手さんが全て女性か確認の上、是非お知らせ願いたい。

おしまい