この日の丸の輝きを恐れぬのなら、かかってこい!


戻る


6月14日 FIFAワールドカップ・グループリーグH
日本代表 2−0 チュニジア代表
得点者:
日本=森島(−)、中田英(市川)

この日は仕事。もちろん観れなかった。でも、いろんなところから途中経過を聞いて心を揉んでいたよ。

11鈴木 13柳沢
>8森島
7中田英
>19小笠原
18小野 20明神
5稲本
>22市川
21戸田
16中田浩 17宮本 3松田
12楢崎

前半は0−0、どうやらチュニジアは守りを固めて亀になっているらしい。このままドローでいけそうなんじゃないか。
そして日本、森島のゴールで先制の一報!すぐにネットで調べてみると後半より出場じゃないか!しかも48分、出てすぐのゴール!すごいよモリシさん!これで3点取られなければOKだ!さらに速報の画面を更新すると現れた、中田英寿追加点のニュース!もう決まりじゃねーか!!あとはベルギーVSロシア戦の速報も見ながら17時30分ちょっと前、試合終了!日本2−0でチュニジアを下して、グループリーグ1位で決勝トーナメント進出!!ヤター!!!

 帰ってTVを見る。前半は日本ペースも膠着状態。ピンチはチュニジアの左CKが右に流れたときくらいか。日本のシュートも鈴木のミドルは宇宙開発、柳沢のシュートは珍しくグラウンダーで飛んでいったがGKにファインセーブされてしまう。だからあの時ペルージャに行っておけと・・・にわとり戸田の超危険プレイもあったがPK見逃してもらう。だってここはホームだから。後半から稲本と柳沢を下げ市川と森島を投入、明神をセンターに回す。最近とんと見なかった積極的なトルトル君采配!そしてこれがいきなり奏効してしまう。ヒデのスルーパスから鈴木が走る。チュニジアDFが足を伸ばしてクリアするもボールはゴール正面へコロコロ。これにいち早く反応した森島がDFよりも早く追いつき、そのままがら空きのゴール左側めがけてシュート!ふわりとしたボールが左スミに吸い込まれゴール!そして両腕を広げて「ボア〜〜〜〜〜〜〜〜!!」ホームの長居でやってくれたぜコンチクショー!母校の広島・大河小学校のちびっこ達も狂喜乱舞だよう!さらに特攻からポスト直撃のダイビングヘッドとかステキすぎる活躍!!We need you, MORISHI!
 さらに市川、高速またぎでDFを翻弄してクロス、ヒデが飛び込んでヘェーッド!!どうですか岡田さんンンン!交代選手がゴールにアシストとものの見事にハマって2−0、もうどうしますか。あとはヒデ>小笠原、小笠原はGKが前に出ているのを見るやさっそく超ロングシュートを放つ冷静っぷり。もう余裕綽々。スタンドもお祭り状態。そりゃあ道頓堀に900人飛び込むっての。チュニジアはバー直撃のシュートも放ったがそこまで。カルタゴの鷲も八咫烏の前には力を失った。勝つには象で対馬海峡を渡ってくるべきだったな。ハンニバール!宮本はこの試合も八面六臂の活躍、みんなの不安を完全に一掃!これは彼の卓越した頭脳のなせる業か、それともあのマスクになにか物凄いひみつが隠されているのかッ!?
 選手は試合後もみんな冷静。すごいよあんさんらは!

 八咫烏(あと、にわとり)の導きのままに未知の空間へ飛び出す日本代表、もう何も言うことは無いす。存分にやってくれ!


6月9日 FIFAワールドカップ・グループリーグH
日本代表 1−0 ロシア代表
得点者:
日本=稲本(柳沢)

日本は2戦目、ロシアとの対決を迎えた。天気は晴朗、そして20時30分ながら気温は28℃。

11鈴木
>10中山
13柳沢
7中田英
18小野
>6服部
20明神
5稲本
>15福西
21戸田
16中田浩 17宮本 3松田
12楢崎

 森岡の負傷は90分を戦うにはきつい状況らしく先発は宮本。そのぶん守備に重点を置くためか右には明神を配している。
ロシアのメンバーは、GKニグマトゥリン、DFソロティン、ニキフォロフ、コフトゥン、MFスメルティン、カルピン、セムショフ、ティトフ、イズマイロフ、FWピメノフ。
モストヴォイやベスチャツニフは名を連ねていない。
 国歌演奏。ロシア連邦の国歌はロシアしていてステキ。次いで荘厳な『君が代』。さあ皇国の興廃この一戦にあり!各員一層奮励努力せよ!

 ロシアのキックオフ!まずは中盤のせめぎあい。そしてインターセプトから稲本が突進、ミドルシュート!右に外れる。さらにヒデが倒されFK、小野のキックに稲本!ヘッドは当たらず。ロシアの反撃は中盤での激しいプレスで潰す。カウンターにも落ち着いて対処。スメルティンのシュートは右に外れる。
 FWピメノフが松田へのタックルでイエロー。
 イズマイロフのミドル!わずかに右へ外れる。
 さらに宮本がイエロー。やはり一対一は弱いな。ニキフォロフのFKは威力はあったものの宇宙開発。
 小野のパスから中田浩のキープ、一転反転して左サイド突破、センタリング!GK弾くもヒデのミドル!上へ外れる!それは決めとけ!!ロシア反撃、スルーパスからラインの裏に飛び出したピメノフ!楢崎キャッチ、しかし交錯!楢崎しばらくうずくまったが立ち上がる。稲本のインターセプトから鈴木へ、FK奪取。小野のキックは大きく外れてしまった。さらに鈴木が倒されFK。小野のキック、GK弾いてこれを拾った中田浩クロス、稲本競り合いながらヘッドも外れる。
 さらに柳沢が倒されソロマティンにイエロー。小野のキック、しかしゴール前で日本のファウル。
 ティトフのスルーパスからカルピン、カルピン折り返し!ゴール正面でセムショフと競り合いながら戸田がクリア!その後のCKも防ぐ。
 カルピンへのタックルで中田浩にイエロー。
 前半終了間際にはオフサイドを立て続けに取り、短く感じられた前半が終了。ロシアの流麗なパスサッカーをほぼ封じ、後半に期待が持てる。
しかしヒデはプレイスキックも蹴らなかったし、前半早々タックルを受けたとき、捻挫していた足をさらに痛めてしまったか?
 裏番では『十戒』をやっているが、もちろん今は観ているヒマはないぜーっ!!

 後半、ロシアはFWピメノフに代わりFWシチョフ投入。
 ティトフからカルピンへのスルーパス、シチョフへ折り返し!クリア。さらにCKに持ち込まれるも楢崎キャッチ。ヒデが右サイド切り込みセンタリング!柳沢の前でニグマトゥリンがキャッチ。柳沢が奪われカウンターを食らうも宮本が落ち着いた対応。鈴木は相変わらず体を張る。FKから左サイド中田浩のクロス、低い弾道を柳沢がワンタッチで壁パス、その先には稲本ォォォ!!!ゴール正面やや左から右スミにブチ込んでゴール!51分、日本1−0先制ェェェ!!!!!
 ここでロシアはイズマイロフ>ホフロフ。シチョフのミドルは力なく楢崎の懐へ。宮本のインターセプトからヒデ>小野。しかし小野は判断悪くボールを奪われる。ティトフのミドルは左へ外れる。あんまりミドルレンジでフリーにするなよ。
 ボランチのスメルティンに代えFWベスチャツニフ投入。早くも三人を代えきってしまった。そのベスチャツニフ、ラインの裏に飛び出し楢崎もかわしてシュート!しかしサイドネットの外!ここで服部が呼ばれた。
 素早いリスタートから稲本がPA前正面で倒されFK、ニキフォロフにイエロー。ヒデのキックは落ちずに上へ外れた。ロングボールから柳沢飛び出しフリーでシュートも大外し。このヘナギ!!思わず「死ね!」と叫んだことを告白する。反撃を食らうもシュートは右へ外れる。ロシアは完全に前がかりになり支配率が上がるが、日本は人数をかけて守り、カウンターへ持ち込む。柳沢ドリブル突破もブロックされる。さらに鈴木・柳沢のワンツーから鈴木のシュートは上へ外れる。
 シチョフのロングシュートは楢崎叩き落としてキャッチ。ここで服部が戻され、代わって中山隊長出撃体勢。ヒデのミドル!!ドライブしたボールはバー直撃!そしてプレイが切れたところで背番号10、中山隊長が鈴木に代わり戦場へ!!後半26分。早速ボールを追いまわしCKへ。ショートコーナーからクロスは小野に合わず。カルピンのパスワークからロシア反撃も稲本が防ぐ。
 カルピンが負傷でプレイを切ったあとスローインとなったところで服部登場。小野と交代。
 後半30分を回った。

 右に開いたカルピンのパスからホフロフが一人かわしてシュート!楢崎正面でキャッチ。隊長は最前線で追いまくる。ロシアは右からカルピン、左からティトフで攻め立てる。日本は引いて中央を固めはね返す。カルピンのFK。オノプコも上がる。キック、楢崎パンチ、こぼれをつないでニキフォロフミドル!大外し!
 戸田と稲本の足が悲鳴を上げかけているが、頑張れ!シチョフにキープから強烈なシュートも楢崎キャッチ!さらにミドルも宇宙開発!ここで稲本>福西。
 時計は40分を回った。ソロマティンの侵入も戸田がクリア。ロングボールにベスチャツニフが競るもコントロールできずにゴールキックに。明神が右サイドで頑張る。ルーズボールを拾った柳沢が突破、PA内で倒れるも笛はなし。ホフロフのシュートは枠の外。明神のクリア。
 時計は45分を回った。ロスタイム2分。
 中山にイエロー。
 細かいパスでロシアが攻めるも服部クリア。ヒデのクリアをカットされるも戸田がフォロー。そして・・・ホイッスル!!!

やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 ロシアを見事に撃破!勝点を4とし、グループリーグ突破に大きく前進!ていうかW杯初勝利だ!!
「かくて夜は過ぎ去り、日は近づいた。さあ、われらは闇の業を脱ぎ捨て、光の武具を身につけようではないか(新約聖書・ローマ人への手紙13.12)」。
メンデルスゾーンの交響曲第2番《讃歌》の合唱「夜は過ぎ去り」を聴きつつ余韻に浸りました。
 しかし、次も勝たねば明日はない。やったりましょうではありませんか!


6月4日 FIFAワールドカップ・グループリーグH
日本代表 2−2 ベルギー代表

得点者:
日本=鈴木(小野)、稲本(−)
ベルギー=ウィルモッツ、ファンデルヘイデン

うー、仕事で生放送を観れず・・・ネットなどで戦況だけはわかったんだけど・・・
とりあえず、メンバーは、
GK楢崎、DF松田、森岡、中田浩、MF戸田、稲本、市川、小野、中田英、FW鈴木、柳沢。
前半はベルギーペースで、日本はきっちり守ってロングボールでカウンターという図式。後半ベルギーがウィルモッツのオーバーヘッドで先制してから試合が動き始め、直後に小野のパスから鈴木がカンフーキック、ボールはGKの脇を抜けゴールに転がり込み日本同点!小野>アレックス。さらにオーバーラップした稲本がDFを弾き飛ばしてGKと一対一、豪快にゴール右に突き刺して逆転!鈴木>森島。しかし森岡が負傷退場、宮本が入る。そのためか2列目からの飛び出しでファンデルヘイデンに決められ再び同点に。それからは稲本の幻のゴール、楢崎が相手を倒してヒヤリ、と判定に関していろいろあったがそのまま2−2で試合終了、日本はW杯初の勝点を手に入れた。



5月25日 キリンチャレンジカップ
日本代表 1−1 スウェーデン代表
得点者:
日本=OG
スウェーデン=アルベック

25日は出雲へアイルランドVSサンフを観に行っていました。
で、これ見てません。日本の得点がOGってのにもあれなので、ビデオも見ず。
それにしても和田アキコの国歌というのもすごい。放映TV局の意向でかなりスチャラカな演出があったみたいだし、ま、もう見なくていいや。
ノルウェー戦から修正できているみたいだし、問題あるまい。
さてさて、いよいよ聖杯編だ。


5月14日 国際親善試合
日本代表 0−3 ノルウェー代表
得点者:
ノルウェー=ベルグ(リーセFK)、ルシュフェルト(スールシャール)、スールシャール(ルシュフェルト)

ミーミルの子らは忙(せわ)しく行きかい、古きギャラルホルンで、運命の幕は切って落とされる・・・
(『エッダ』・「巫女の予言」より)

今年これまでに戦った国家代表チームの中でいちばんの強豪と自分では思っている、ノルウェー代表。でもW杯には出ないんだよう。残念。
GKミューレ、DFベルグドルモ、ヨンセン、ベルグ、リーセ、MFアンデシェン、レオナルドセン、バッケ、ソーレンセン、FWスールシャール、イヴァセン。
・・・でかいね、どうも。この赤い壁を崩すことできるんだろうか。ていうかうちのDF陣大丈夫か。

日本代表:
  11鈴木
>14三都主
18久保
>13柳沢
    
  27中田英     
26小野     20市川
>17明神
  25稲本
>7小笠原
15福西
>21戸田
    
      
  16中田浩 5宮本
22中澤     
  23川口     

 それぞれ栄冠を手にした中田英と小野が合流、一時離脱したものの結局ベンチ入りもしなかった稲本が再合流で、怪我人は多いもののやっとこ現時点でのベストメンバーは組めるようになった日本代表のメンバーは上の通り。とはいえ、「控え組の先発テスト」という意味合いを込めたこの試合、久保、福西、中澤らが先発となっている。
 試合開始!ファーストシュートはノルウェー。さらにカウンターからイヴァセンのヘッドと、上々の滑り出しだ。しかし日本も、フィジカルでは圧倒的に劣るものの早いチェックとパス回しで対抗。ほぼ互角に進めて行く・・・と思っていたが、徐々にノルウェーが圧倒してきた。後方からのパスを久保がトラップ一発で一人かわしたものの、フォローに来たDFにこれを奪われ一気のカウンター!FKゲット。スールシャールのキックは中澤に当たる。日本も小野が倒されFK、小野が一気に逆サイドの市川に振って市川クロス!もGKキャッチ。と、宮本がスールシャールのチェックに耐え切れず奪われ、スールシャールはそのままミドルシュート!右へ外れる。福西奪われまたもカウンター、スルーパス、ゴール・・・ではなくオフサイド。久保のポストプレイをカット、またもカウンターでスールシャール!上へ外れる。
 日本も左サイドから攻め込み、ナカタコセンタリングに久保が入るがDFクリア。小野のCKはGKキャッチ。
・・・・・・・デカいやつらがあんだけ激しく組織的にチェックに来たらもうどうしますか。単純な放り込みにヒヤヒヤしっぱなしってどうですか。スールシャール、素早い突破から川口を抜きゴールライン際からヒール、これをフォローに来た選手がシュート!川口セーブ。稲本・小野で崩して稲本ミドル!・・・もいつものように宇宙開発。シュートはうまくならねえなあ。ナカタコあっさりかわされセンタリング、中澤クリアするもあわやオウンゴール、ギリギリ上に外れる。5リーセのCK、ナカタコ、ヘッドでクリア。久保が右アウトサイドに張っていた鈴木にパス、カウンター!稲本クロス!しかし鈴木がオフサイド。うまくいかん。
 福西、軽率なファウル!ゴール正面FKを与えてしまった。ノルウェー、ひょいとボールをリフトして浮かせイヴァセンシュート!右に外れる。
 日本、左サイドから崩して中田英クロス、ニアで久保が反らせるがファーの鈴木の前にDFが入り撃たせず。
 フィジカルが優れているというのはいいことだなあ・・・と思っていると、カウンターから稲本がキープ、そしてスルーパス一閃!抜け出したのは鈴木!シュート・・・!しかし素早く詰めていたGKミューレがこれをしっかりとセーブ、がっちりと懐に収めてしまった。ノルウェー反撃、バッケのシュートは右に外れる。そして前半終了。

 ノルウェー、中盤省略のロングボールすらいちいちチャンスボールになってしまうほどの圧倒的なフィジカル。それでいて中盤での素早いプレスも徹底し、そこからのカウンターも鋭さ充分。日本がやろうとしていることも一枚上手をいかれていて、日本としてはもうどうしようもない状態。途中からはみんながパニックに陥りかけているのがありありで、萎縮してしまっていた。久保、福西、市川、そいで稲本までも普段らしくないプレイを連発、小野も安全プレイに終始、怖さがない。中田英もパス回しに精彩を欠いた。その中で鈴木のプレイは異彩。巨人たちの中でも精力的に動き回り、体を張ってボールをキープ、確実に味方に渡してゴール前にまできっちり走る。物凄い働きだ。ただゴールの予感がないけど。それさえあれば、海外から声がかかるだろうに、惜しい・・・いや!
守備的MFに転職すればどうだッ!?
これなら海外からもオファーが来るんじゃないか?われながらいい考えだ。一考しろ、鈴木。

 後半開始から、トルトルくんは3人を一気に交代。4バック気味に。
偶然かわざとか、この交代はレアル戦の選手交代の逆を行っていた(レアル戦では柳沢>久保、明神>市川、戸田>福西)。ノルウェーペースは変わらないのだが、中盤でパスが回るようになったので、日本も持ち直してきた。でもノルウェー、左サイドから一人かわしてセンタリング、中澤クリアをバッケがミドル!左に外れる。明神が猛然とオーバーラップ、倒されてFK!蹴るのは中田英、キック!ボールは鋭くドライブしたがGK正面。
 ノルウェー、自陣からロングスロー!飛ぶ飛ぶ。市原のわったん(和多田)も目じゃないぞ。
 日本パスを回し、小野がキープからタテへ、抜けた中田英がマイナスに折り返し、稲本ミドル!こんどはダフって地を這い右に外れていった。
 ノルウェー、右からのFK。リーセがボールに向かう。ゴール前に両チームの選手がひしめき合う。リーセ、左足でキック!と見せかけフェイク、蹴らず。そしてまた後ずさり・・・と思いきやさっと助走して本当にキック!ボールがゴール前に、同時に日本が一斉にラインを上げる、が最初のキックフェイントで乱れていた日本の守備ラインはデコボコ。ノルウェーDFベルグが飛び出し完全フリーからヘッド、川口どうしようもなくボールはゴールど真ん中に突き刺さった。0−1、ノルウェー先制!
 ベルグは完璧なタイミングで2列目から飛び出していた。いったんキックフェイントでラインを乱した上での2列目の飛び出し、鮮やかなオフサイドトラップ破り・・・これが日本に与えたダメージは大きかった。
 中田英が右からサイドチェンジ、ナカタコが逆サイドで待つ、その前で・・・インターセプト!そのままトップスピードに入り電光石火のカウンター、四人が一気にゴールに迫る。中央へクロス、受けたスールシャールがキープから左の交代出場FWルシュフェルトへ、ルシュフェルト、中澤をタテにかわすとシュート!またもネットが揺れて突き放す2点目。ゴール前3対4ではいかんともしがたい。

 稲本のパスから鈴木シュート!もGK確実のセーブ。ショートコーナー、中田英ボールコントロールを誤り奪われる。彼も集中力が切れたか?
 ナカタコに代わり服部。
 鈴木が奪われる!またもカウンター!右から鋭いパスが入り、中央でルシュフェルトがすぐ右を駆け上がるスールシャールにダイレクトで落とす!スールシャールがワントラップから確実に決めて0−3、試合を決めた。ゴール前では、日本のだれもノルウェー選手を捕まえられていなかった。それにしても、こうも簡単に得点が入るものか。カウンターも高めれば恐ろしい武器となる。
 鈴木>アレックス、稲本>小笠原。しかし今さらどうしようもなく、そのままホイッスル。

 まあ、これほどの組織された巨人族と戦ったことはなかろうし(加茂時代のスウェーデン戦以来か)、移動や寒さで大変だったろうし、まあ真価は日本での最後の親善試合・スウェーデン戦で明らかになるだろう。それまでにどう高められるか?


5月7日 練習試合
日本代表 0−1 レアル・マドリード
得点者:
レアル=コンゴ(ロベルト・カルロスFK)

4時に目が覚めた。なんだ試合開始は4時30分か。ビデオをセットしなおす。

日本代表:
  11鈴木
>19山下
13柳沢
>18久保
    
  8森島
>7小笠原
    
14三都主
>6服部
    17明神
>20市川
  25稲本 21戸田
>15福西
    
      
  16中田浩 5宮本
3松田
>22中澤
    
  12曽ヶ端     

レアルは主力の大部分を使わず。それでも先発にはカシージャス、ロベカル、フィーゴそれからジェレミとかセラーデスとかイバン・カンポとかまあまあな面子が並んでいる。客席はガラガラ。たぶんみんな試合があるのを知らないんだろう。知ってても来ないかもしれない。日本的にいえば、磐田VSフィリピン代表という感じか。たぶん私は行かないと思う。しかも大雨。寒そう。久保先発とかマスコミは言ってやがったがそこにいるのは柳沢。前半は寝ること決定。試合開始。守備陣奮闘、前線マターリ。柳沢、PA付近からセンターサークル付近までダイレクトでバックパス。萎え。ロベカル、明神をぶち抜く。FK、コンゴ合わせてゴール!微妙だけど、ほぼ目視ではわからないレベル。普通オフサイドだろそれ。たぶん、「この寒い雨の中マターリした試合しやがって、わいらが盛り上げてやらんとあかんなあ」と審判連中が判断したと予想。それからも日本の攻撃は眠い。ロベカル、フィーゴ引っ込む。
寝る。

起きたら後半開始。久保が出ている。目が覚める。前線から追う!ポストもする!鈴木も生き返ったようにアグレッシブに!久保ばりの左足ロングシュート!重馬場でも強いぞ鈴木!ていうか土砂降りで田んぼ状態でボールがまともに転がらない。パワープレイ推奨。でもレアルはきっちりつないでくる。いつの間にかレアルはパボンとかグティとかモリエンテスとかいた。稲本、ピッチのどこにでもいる。最近まともな試合に出ることで試合勘を取り戻したようだ。仙台の皆さんお待ちかねの鈴木>山下でクボヤマ2トップに。山下、積極的にボールを追いまわして体を張る。本来はゴール前ピンポイントで合わせてゴールを陥れる点取り屋だが、こういう泥試合では泥臭くいっている。よし!久保がゴール正面にダッシュ、そこへパス!抜け出した、シューーーーーー・・・ボールが濡れたピッチでストップ!!ミートせずに右へ外れてしまったァァァ!!!下が万全ならばわずかのスペイン人の目の前でドラゴンロケット炸裂でビビってちょっと獲得してみようかとか思うやつがいてサンフにオファーが来て移籍金とJ2降格の二者択一ッ!となっただろうから残念だったりほっとしたり。モリエンテスは惜しいシュートを連発するが、やはり下のせいで決め切れない。でもレアルは主力がいなくとも日本代表より強い。
試合終了間際には久保が右サイドでキープ、キープ、キープ!三人を引き連れて粘り強くボールをコントロールし、山下へ!山下シュート!もDF寄せてはね返す、だが稲本が詰めてボールを奪いキープ、その時大外から服部が猛然ダッシュで上がってきた!稲本ひょいっと引っ掛け浮き球を服部へ通し、服部落ちてくるボールをダイレクト左足!!GKセーーーーーブ!くおおおおお!ホイッスル。

この日は体力が一日持ちませんでした。


5月2日 キリンカップ
日本代表 3−3 ホンジュラス代表
得点者:
日本=中村(FK)、中村(CK)、三都主(PK)

ホンジュラス=あとで記入

所用があって、帰ってきたときにはすでに試合は終了していた。
ビデオを見る。
ホンジュラスのカウンター、鋭いですねー。ズタズタにされるのも仕方ない。宮本、もっと一対一では気をつけな。俊輔、DFは松田以外は対人が弱いんだから、裏を取らせるのはいけないよ。
俊輔FK!CK!ホンジュラスGKも思わず目測誤りまくりのワンダー・キック。なんだそりゃ!ふたつともミスキックすか!もっとミスキック希望。
西澤倒されPK!その背後で俊輔自爆で負傷、退場。まさに自作自演。三都主決めて、一試合にFK、CK、PKのセットプレイ三連発ゴール。あとは楢崎がGKを直接ぶち込んでくれれば言うことなしだったのにな〜。


4月29日 キリンカップ
日本代表1−0スロバキア代表
得点者:
日本=西澤(−)

 前日の会見で「みんながビックリすることやるよ」と言っていたトルトルくんの布陣は、こちら。

日本代表:
  9西澤
>18久保
    
  14中村 8森島
>7小笠原
    
14三都主
>11鈴木
    13柳沢
>20波戸
  25稲本
>15福西
21戸田
>17明神
    
      
  16中田浩 5宮本 3松田     
  12曽ヶ端     

 柳沢が右!FWをウイングバック起用とは、チェ・ユンファ(@Jドリーム)みたいだな。柳沢はユンファと違って速くはないが、大丈夫か。まあチャンスメーカーとしては一流だからやってくれるかもしれん。そしてマスコミが使え使えと大合唱する俊輔くんがスタメン。中盤を厚くしてなるたけプレッシャーを分散させた俊輔用シフトといえようか。両翼が攻撃的なため、ドイスボランチとフラット3の集中が戦いのカギになりそうだ。GKは、相手シュートがなぜか正面に集まるマグネットセービングの曽ヶ端。

 まずはアレックスが左サイドを突破、FKを得る。自らキック!右に外れる。スロバキアも右FKからビテクが合わせる!曽ヶ端正面。さらに右からクロス、ニアで合わせる!右へ外れ。ちゃんと捕まえとけよ。
 俊輔からアレックスへスルーパス!アレックスが一気に抜け出し、2メートルを越える巨漢GKの股間を狙うシュート!しかしGKストップ。もいっちょ稲本からロングパース!アレックス左サイド突破、クロスと見せかけ一人かわして右足グラウンダーで中央へ、森島走り込む、も足が短かった。右サイド柳沢から森島へ、上がってきた稲本に戻すとダイレクトで裏へ、飛び出した俊輔右足でシュート!GK正面。
 FKから右に流れた俊輔がキープ、狙いすましてクロス!またも飛び出した稲本がトラップ、シュー・・・GK飛び出しキャッチ。
 スロバキア、左サイドからの攻撃、柳沢ほか一名を立て続けにかわしてアウトサイドでセンタリング!曽ヶ端パンチ、こぼれ球をスロバキアシュート!右に外れる。

 日本代表は、森島と俊輔が攻撃に出て行くため中盤ががら空きになっている。ここを衝かれてパスを回されたらまずいことになったかもしれないが、スロバキアってばロングボールでフラット3の裏を取ろうとするばかり。次々にオフサイドの餌食、喰い物となっていく。
 最近はいいとこのなかった西澤は、ワントップが性にあっているのか、前線で自在に動き回って体を張る。頑張ってるね。
 日本、FKのチャンス。俊輔がチョンと出しアレックスが止める。俊輔が左足を一振り、シュー・・・!いやタテへパシッとグラウンダー!抜け出したフリーの森島センタリング、稲本合わせる!宇宙開発。トリックプレイ炸裂。俊輔ドリブルで持ち込みスルーパス、西澤抜け出してシュート!しかしワンタッチ余計だったか、角度のないところから放たれた一撃はサイドネット。GKがデカいため、やっぱり一瞬躊躇してしまうのだろうか。

 日本がボールを支配し始めた。ただ陣形的にスピードのある攻撃が苦手そうで、なかなか崩せない。高いところで奪って一瞬のスルーパス!でしか得点機会はなさそうだ。その中、ボール奪取からボールが中村の前にくる。そのまま右足でラインの裏へ。西澤抜け出し、ヘッドでボールを落とすと中を見て折り返す!森島飛び込む、もスロバキアDF体を寄せて撃たせない、もつれて倒れる、がボールはゴール方向へ、GKも森島の突進に反応して倒れてしまっている、DFクリアしようとして必死で体を伸ばしヘッド、しかしボールはさらにゴール方向へ!他のDFがこれを掻き出すべく戻ってきたが、その前にブロックに入ったのは西澤!DFを背負ったまま右足一振り、しかし空振りして一回転転倒!だがボールはそのままころころとゴールに転がり込んだ。日本先制!
 なんだかわけのわからないゴールだが、1点は1点。しかし、この前の明神のゴールといい、オモシロゴールの流れか。オカルトシステム!

得点者は、オウンゴールから西澤のゴールに訂正。どっちかっつーとオウンだろ。前半はそのまま終了。

 後半開始から稲本>福西。
 いきなり右サイドからサイドチェンジ!やや中へ絞り気味だったアレックスがドリブルシュート!決まらず。FK、俊輔キック、ニアで森島が合わせて反らす!クロスバー!!中央での競り合いからボールが右に出て、柳沢が抜け出しシュート、もジャストミートせずGKの懐へ。
ここで実況がスロバキア民謡、邦題『おお牧場は緑』の原語での意味をご紹介。「恋人は雷に撃たれて死んじゃったけど、わたしは強く生きていくんだもん」という感じらしい。勉強になった。でも雷に撃たれて死ぬって、宗教的見地から見ると「天罰を食らった」ってことだよなあ。まあそんな恋人のことは忘れろや。

 それはともかく、鳩登場。柳沢と交代。スロバキア、左からのFKゲット、キック!宮本かぶる、ナカタコ、背後に誰もいないと思ったかこのこぼれをスルー!でもでも、その背後にはいましたスロバキアの選手ゥゥゥ!どフリーでヘッド!しかし上へ外してしまって胸をなでおろす。あんさんら、ゴール前では確実にいこうや。

 またもや俊輔から飛び出した森島へスルーパス!撃てー!だが森島は持ち込んでセンタリング、西澤を狙ったが前でクリアされてしまった。撃てるタイミングだったけど・・・
 ここでアレックスに代わって鈴木イン。トップに入り、俊輔が左サイドに入った。スロバキア、カウンター!しかしミドルを撃ってくれて助かった。
 さらに久保と明神が出てくる。西澤と戸田に代わってイン!久保はひとり長袖、さらにシャツの裾、後ろ全開。表情もリラックスしていて、なんかやってくれそうだ!さらに森島に代わって小笠原。今まで久保が入ったときにはすでにピッチ上からいなくなっていたパッサー、今回はほぼ同時に入って来た!
 久保は投入直後、右からのフィードボールに日本人離れした高い打点のヘッドでボールを落とし、国立をどよめかせる。ちょっとして小笠原FK!弾き返されるもすぐさま自陣で奪い返してロングフィード!ゴール前に残っていた松田がシュート!GKセーブ。さすがはえふまりのストライカー。抜け目ない。さらに俊輔の右CK、ファーのPA外からナカタコダイレクトボレー!GK正面!このプレイも久しぶりだな。そして中央やや左でボールを受けた小笠原、ゴール前へ素早くフィード!久保が素晴らしい加速でDFの前に出てトラップ、GKが出てくるのを見るや迷いなくループシュート!GK呆然と見送る・・・・・・・・・・・・・・・
クロスバー!!
うぎゃーーーーーーーーーーーーーー!!!この日一番の痛恨事!
でも日本代表はループシュート決めたら逆転負けしそうだから・・・次は左で豪快に狙えよ。

 小笠原と久保は相性がいいのか、たびたびパスがつながる。久保みたいに常にラインの裏を狙っているFWは、パッサーとしても腕が鳴る、といったところだろうか。久保は中央に構え、DFラインにべったりと張り付いて裏を窺い、鈴木は主に左のスペースに抜け出したり、守備に奔走したりしていた。
 だんだん日本が攻められなくなってきた。右サイドの鳩は攻撃参加は苦手、左サイドに回った俊輔はプレイが遅くなかなか前へ持っていけない。サイドがやや機能しなくなってきたのでスロバキアに攻撃権が移りかけたが、崩すアイデアに欠けた。俊輔右CKからファーで福西!サイドネット。うーん惜しい。
 そのまま試合終了、スロバキアを寄り切って勝利。

 試合後のトルトルさんのコメント「柳沢=ヴィルトール役」には笑ってしまったが、まあここにきて余裕あり、というところか。どっちかというと敵国(ロシア、ベルギー、チュニジア)を攪乱するための変な布陣で臨んだ一戦という感じだったこのゲーム、もしそうだったらプランは充分に果たせたといえる。
 ホンジュラスもまあ一蹴して、真価はレアル戦で・・・といけるかどうか。


4月17日 キリンチャレンジカップ
日本代表 1−1 コスタリカ代表
得点者:
日本=明神(−)
コス=パークス(−)

今年連勝でいい気になりやがっている日本代表の次のお相手はコスタリカ代表。ウクライナ、ポーランドと続く、「絶妙な強さ加減シリーズ」その3。
会社から帰ってみると前半7分。小笠原がフリーでミドルシュート!左へ外す。

日本代表:
  11鈴木
>18久保
13柳沢
>9西澤
    
      
14三都主
>6服部
    20市川
>15福西
  7小笠原
>8森島
21戸田 17明神
>2波戸
    
      
  16中田浩 5宮本
>10中村
3松田     
  1楢崎     

さらに小笠原シュート、も枠を捉えず。コスタリカは奇をてらうことなくきっちり守り、きっちりパスをつないで攻める。こうされては日本は弱い。市川もきっちりマークされなかなか前へいけない。前線の二人は後ろを向いたら強いものの、やはりリーグ戦6節を終了して二人で1点しか取れていない鹿島コンビ、前を向いた勝負は出来ない。ならば小笠原・・・もお付き合い気味。ドイスボランチからもいいボールは出てこないので、頼みはアレックスの個人技。しかしそれだけで点を取れるほどW杯出場国は甘くはない。膠着したまま時間が過ぎていく。

(どうも小笠原がえらく引いているなと思ったら、セントラルMF3人の布陣だったんですな・・・失礼。布陣図訂正:4/28記す)


その中、小笠原に代わって森島(トップ下へ)、さらに柳沢に代わって西澤。前線を入れ替えてみるものの、効果なし。逆にコスタリカ、右サイドからクロス!ファーで折り返して(中田競れず)中央ボレー!戸田が寄せて何とか外させる。そんなこんなで前半終了。

後半、市川に代わって福西、ボランチに入って明神が右に出る。開始早々、鈴木の浮き球パスから西澤が走り込む。DFにクリアされるが、CKからつないでアレックスタテへ突破!一人をかわしてセンタリング!しかし惜しくも味方に合わず。
コスタリカ右サイドからの攻め。ライン際でキープ、外へ開く。受けたコスタリカ選手、そのままドリブルで侵入!ナカタコかわされ思わず足を引っ掛ける。そこはPA内。ということはPK。
キッカーはゴメス。キック、ど真ん中!しかし楢崎体を残して足でセーブ!いくらなんでもグラウンダーでは意表をつこうとも決まらない!直後アレックスが左サイドで倒されFK。自ら蹴り、中央で鈴木が合わせるも上。さらにサイドチェンジからアレックス突破、クロスに鈴木ヘッド!もわずかに上。このときコスタリカのゴールネットが外れやや中断、水入り。
森島が粘って持ち込みアレックスにバックパス、アレックスクロス!鈴木にドンピシャ、ボールはゴール左へ!・・・・・・・・。ああクリアされたのか。さらにCKから森島シュート!も宇宙開発。フィニッシュはともかく攻め立て始めた。
ゴメスのミドル!楢崎キャッチ。
再び森島とアレックスのコンビからセンタリング、ファーで西澤ジャンプ!思いっきりハンド!ユニを引っ張られたみたいだが、それならそのまま倒れとけっちゅうねん。あからさまにハンドしたらそっちのほうとられるに決まってるやん。
左からつないで鈴木が右に出す。明神がダイレクトでクロス!ボールはいい弾道を描いてファーに飛び・・・・GKの上を越えて、そのままゴールに飛び込んだ。
あはははははは!決まっちゃった!1−0!

ボールを支配して攻める日本。しかしコスタリカ左からの攻めから昨年のワールドユース戦士パークスが突破、ノコノコ出てきた宮本を一発でかわしPA侵入、豪快にゴールに突き刺し1−1に追いついた。
アレックス、一人をチョンとかわしクロス、ファーで西澤!ポスト。ここでアレックス>服部。そして明神>波戸、宮本>俊輔で、波戸・松田・中田・服部の4バックに。そして後半40分、やっとこさ久保登場。遅ーーーーーーーーーーーーーーーーーーいトルトル!俊輔クロス、中央へ久保猛然と走り込むがDF身を寄せシュートさせない!しかし久保、何とか食らいつかんとハンド!おお。
日本は疲れたか、ロングボール主体になった。久保もチェイスするもののボールはなかなか来ない。そのうちロスタイムになる。
波戸のロングシュート!CKに。俊輔キックもはね返され、ここでホイッスル。

何も出来なかった俊輔、憮然として引き揚げる。リーグでアレだけ活躍してメディアでアレだけ取り上げられて持ち上げられ挙句にココでストーンと落とされては、それも仕方あるまい。まあ気を落とさず週末のJで頑張ってくれたまい。さもないとW杯はTVの前だよ。
リーグ戦ですら点の取れない赤いティームのおふたりさんやJ2のFWは猛省するように。1点ぐらい取れ。W杯ではサイドからいいクロスはそうそう来ないよ。「ひとりでできるもん」にならんと。まあ、あんさんらはせいぜい気張って守備して、点を取るのはヒデにお任せすればいいけどね!
点がほしいなら久保使え。
あとDF、一対一からっきし弱い・・・今さらしょうがないケド・・・


3月27日 国際親善試合
日本代表 2−0 ポーランド代表

得点者:
日本=中田英(−)、高原(市川)

次の日の朝仕事で早かったので、いちおうビデオに撮っておいて寝た。
起きてみたら、前半終了間際だった。2−0。おお。
しばらくすると前半終了し、得点シーンリプレイ。中田英の相手クリアをダイレクトで蹴り返してブチ込んだファインゴール、高原が市川のクロスを後ろに反らしながらもそれが絶妙のフェイントになりゴールに豪快に叩き込んだゴールを見る。そこまで見て寝た。

次の日、後半だけ見る。
おお、久保が早めに出ている!右サイド、中田英のパスをワントラップで前に出し、抜けようとするもDFに遮られて引っ掛けられる。しかし笛はなし。Boooo。さらにヘッド、一対一から強引にタテへ抜けてセンタリング!鈴木走り込まず。Boooo。やっぱりFWはあれくらいやってくれないと面白くない。しかし左足シュートを撃ってほしかったぞ。

以上。


3月21日 キリンチャレンジカップ
日本代表1−0ウクライナ代表
得点者:
日本=戸田(柳沢)

仕事があったので急いで帰ったけれど18時を大きく回っており、すでに前半20分を過ぎていた。ヤナギが右から切り込み、フリーになってシュート!枠をも捉えず大きくふかす。やっぱり年を越して元通りになってしまったのか。

日本代表:
  9西澤
>11鈴木
13柳沢
>19高原
    
  8森島
>15小笠原
    
20三都主
>10中村
    26市川>
2波戸
  24福西
>25明神
21戸田     
      
  16中田浩 17宮本 3松田     
  12楢崎     

両翼が清水のお二人さんだ。右コーナーキック。アレックスがショートコーナー、市川がこれを受けてクロス!ファーで中田浩折り返して中央混戦、ヤナギがキープして後方に落とし、そこへ走り込んだのは戸田!抑えの効いた低い弾道のシュートがゴールに突き刺さり、日本先制!ヤナギ、ナイスアシストだぜ。よし、チミはもうシュート打つなよ。

このゴールで幸先よい年の始めとなった日本代表、それからしばらくは攻勢に立つが、徐々に押されてきた。中盤でボールを拾われ、押し込まれてくる。はね返してもボールがつながらずすぐに奪われ、フィジカルとスピードで圧迫されてゆく。キャプテンマークを巻いた宮本が巧みなライン構成とラインブレイクからのカバーリングで守ってゆくが、決定的な場面も作られてしまう。市川のタックルや楢崎の好セーブで失点にはならず、助かった。稲本がいない分、中盤の組み立てがイマイチか。
初代表のアレックスは、アピールしたいのかもしれないが少々個人で行き過ぎ。だがその心意気やよし。右サイドの市川は、4年ぶりというブランクはあるものの、その顔に恥じない老練な動きでそれを感じさせない。攻撃でも守備でもきっちり顔を出してくる。気になるのは、森島が飛び出してこないことだ。たぶん両ウイングバックがどんどん上がってくること、それよりもヤナギが彼の飛び出そうとするところにきっちり先回りしていることが原因と考えられます。ジャマ、あんた。
後半、アレックスが足を傷める。前半終了のホイッスルと同時にまたキツいチャージを受けてひっくり返った。そのまま動かなくなる。こりゃ交代かな・・・

後半開始からアレックスに代わって俊輔、元ボルトンに代わってアヒル隊長。
ウクライナが細かくパスをつないで攻め立てる。左からホロブコの長駆ドリブル、サイドチェンジ!ズボフがこれを受けて俊輔のタックルをかわしシュート!ボールはわずかにゴール左に逸れて転がっていった。危ないなあ、もう。
小笠原が出てきた。森島に代わる。代表初登場だが、いつもと変わらぬ不敵さだ。さっそくボールカットからスルーパス一閃!ボールはウクライナDF陣のど真ん中を抜け、柳沢へ!柳沢トラップ、そのまま持ち込む、まだフリー、狙って狙って、シューーーーーーッ!
・・・・・・右へ外れた。まあ、狙いすぎて外しちゃうことってよくあるよね。あるけど、得点力のない、弱い国の代表FWならそれぐらい決めとかんかい!!
柳沢は高原に交代。豚でも食ってなさい。さらに福西に代わって明神。
小笠原はさらに、中盤のルーズボールを受けると反転してドリブル開始、向かってくるディフェンスをトップスピードのまま一発でかわし、シュートレンジに入るやすぐさまミドルシューーート!GK弾いてキャッチ。おいおい全然気後れしてないよ!さすが大船渡。

左サイド俊輔、アレックスに負けてられるかと奮闘。ヤツがドリブルならオレ様はパスだぜ、とばかりに低いライナーのサイドチェンジ!市川これを受け、持ち込んでルックアップ、さらにサイドチェンジ!また俊輔へ!この超ワイドな展開に長居大興奮!俊輔はマークにきたDFを巧みな足技で翻弄しタテへ抜け、クロス!DFクリア、しかし拾った戸田が左の小笠原へ、小笠原シュート!外れる。おお、いい攻撃だぜ。ところで今の攻撃にFWがあんまり絡んでないんですけどね。
それにしても俊輔、代表では張り切りぐあいが凄いよね。いつもそれくらいでやればいいのに。

市川だって負けてはいないよ。サイドで二人のマークを受けながらも一人の股を抜いて一気に突破、そしてビューリホーな弾道を描くクロス!鈴木のヘッドは左に外れる。ジャンプが低いんじゃコラー!久保くらい跳べっちゅうねん。
それにしても市川いいなー。これぞ生粋のサイドプレイヤー、っつうやつですかあ?鳩はもういらんな。

その鳩出てくる。市川のパフォーマンスを見て「こりゃマジでやべー」と思っていることありありの必死さ。切り込む切り込む。クロス上げようと上げようとする。でもCKが精一杯だが。それでも浮き球に体を投げ出してヘッド、これを受けた高原が反転しざま左でシュート!GK弾いてキャッチ。
いっこうに決めないFWに腹を立てたのか、戸田が前へ出てくる。明神は大変だ。戸田さんは点を決めたせいかノリノリで、危険なチャージとか全開。ほどほどにしとけよ、ミスター・ブルマ。

最後に攻め立てられたものの別に気迫の攻めだったわけでもなく、まったりと守って勝利。まあ最初はこんなものか。でももし磐田と対戦してもどうかっていうこの日のウクライナ代表に1−0とは、ちと前線に迫力不足か。とくにFW陣は別に海外組がいるわけじゃなし。
ポーランドでの修正に期待。ていうか久保使わないんなら日本に置いていってください。
この日はトルトルくんの誕生日でもありました・・・・・・え、つうことは私と同じ日?おいおいちょっと待て。


戻る