1.練習〜プレシーズンマッチ


ゲームを始めて選手一覧を見る。名前の横に“Fut”マークがついている選手がいる。大久保や古賀などだ。ちなみにこのデータは00/01年度版なので、欧州と開催時期が異なる日本の選手データはおおむね00年に準じている。さてこのマークがついている選手は自分がどう評価されているか知りたがっているので、きみは「このクラブのキーマンだ」「トップチームプレイヤーだ」「ローテーション要員だ」「バックアッププレイヤーだ」「いらないよ」などの評価を下してあげる。とりあえず当りさわりのない評価をする。

練習は、基本的にフィジカル・タクティクス・シュート・スキルのメニューをそれぞれライト・ミディアム・インテンシブの3段階に割り振って行う。全部インテンシブ(集中的、言い換えればハード)にやっちゃうとたちまちコンディションを崩して怪我をするので、各ポジションにあった設定をしないといけない。たとえばFWは、当然シュートを集中的に行い、フィジカルとスキルを中くらい、タクティクスは軽め、というふうに。

2月からゲームが始まるが、開幕は3月10日から。1ヶ月練習ばかりでは飽きるので、プレシーズンマッチを組む。大分と神戸にオファーを出すと、両クラブとも快く了解してくれた。かくて、まずは大分との戦い。

フォーメーション:4−3−3

高橋 久保 藤本
コリカ
カズ 桑原
服部 沢田
上村 ポパ
下田

4−3−3のデフォルトのフォーメーションはディフェンス・中盤ともフラットなので上の様に選手をドラッグ&ドロップして変更。試合開始前には、セットプレイヤーの設定ができるのだが、これはFK、CKともに左右両サイドで別々に設定ができるのだ。さらに、ゲーム中、みんながボールを集める「プレイメーカー」を設定する。うちでは当然久保だ。
また、おまえははドリブル突破していい、おまえはクロスを上げることを第一に考えろ、おまえはロングシュートを撃ってOK、おまえはフリーに動き回っていい、などの細かい指示も与えられる。もちろん、チーム全体として攻撃的か守備的か、パスはダイレクト中心かショートパスをつなぐかロングボール中心か、プレスをかけるか否か、タックルはどうするか、カウンターを仕掛けるか、プレスをかけるか、守備時には人数をかけ、引いて守るかという指示もできる。

試合開始。試合展開はすべてテキストで表示される。味気ないと思われるかもしれないが、これが結構手に汗握るのだ。「久保が三木を抜こうとする・・・」と表示され、おっ、と思うと、「三木の完璧なタックル!」と表示されガク〜となったり。また試合中には、ボール支配率や各選手のパス・タックルなどの数や成功率、評価点やコンディションの変遷をリアルタイムで見ることができる。
17分、片野坂が庄司めがけクロス、カズがヘッドでクリア。20分、沢田がニアへクロス、藤本がシュートもGKが抑える。29分、沢田のドリブル突破からのクロス、久保がヘッドであわせるも枠を外れる。そして先制はサンフ。33分、村田がPA内で久保を倒してPK。PKキッカー順位のトップに下田を置いていたので彼がキック、見事に沈めて1−0。前半終了間際にポパが吉田孝行を倒してイエローをもらうが、そこから迎えたピンチも下田が吉田のシュートをキャッチ、前半終了。

後半開始。51分、高橋から久保にボールが入る。三木がタックルし、こぼれダマに沢田がつめシュートも外れる。ここでコリカ>山口、桑原>松下、服部>駒野、高橋>浩司。53分、交代出場の駒野のクロスを久保がロングレンジから狙うが、外れる。64分、ボールを受けた久保が反転、吉村寿をかわす。さらに鈴木をかわし、最後に三木を抜き去ってシュート、ゴール!「エクセレント・ゴール」と表示される。GK動けず、とのこと。その後も伊藤、フォックス、大久保ら交代選手を繰り出しつつ戦い、2−0で勝利した。

シュート数 枠内 枠外 CK FK スローイン ファウル オフサイド パス
成功率
タックル
勝率
ヘッド
勝率
警告 退場
広島 12 10 74% 62% 50%
大分 70% 60% 50%


続く神戸戦は、DF陣がへばっているのでポパと宮沢のセンターで試合開始、キャプテンは沢田がつとめる。
前半はサンフが押し込みながらも0−0で終わった。後半から駒野、宮崎を投入。
60分、藤本がゴールを決め先制。さらに74分、高橋から駒野に開き、駒野のニアへのクロスに藤本が飛び込み、上手くコントロールするとGK武田を外してシュート、鮮やかにゲットした。80分に和多田のヘッドが決まって追い上げられたが、そのまま逃げ切って2−1勝利。



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