ギルガメッシュ・ソーサリアンとは、1990年に発売された、日本ファルコムのソーサリアン・シリーズのシナリオ集。発売元はファルコムではなく、TAKERUでおなじみ(?)のブラザー工業。PC−8801mk2SR以降シリーズ、PC−9801、PC−8801VA専用、X1turboシリーズ対応で発売された。実際にやったことはないんですけどね。基本シナリオは知人のところで不老不死キャラを操って堪能しましたが・・・
まあ、一応ギルガメッシュって名がついてるので、書いてみました。参考文献は、もちろん電波新聞社の『ALL
ABOUT SORCERIAN』。
1.双頭の魔犬
シュメール王国のはずれシュメール街道で頻発する奴隷狩り事件。街道は崖崩れで進めず、迂回路に当たる時計塔の内部にも魔物が出現することで、付近を出歩く者はいなくなってしまった。ソーサリアンたちは原因究明のためにシュメール王国へと向かった。
このシナリオのボスキャラは題名どおりの犬で、ケルベロス。しかし、ギルガメッシュという名を冠するなら、「天牛」を出さなきゃねえ。
登場人物も、ニッカとかテキーラとかサントリーニだし。
2.二漕のナルキッソス
ペルシャ湾岸に位置するラルサ村のウィザード小学校。この近くの岬周辺で誘拐事件が多発していることを聞いたソーサリアンたちはすぐさまラルサへ駆けつける。するとそこでは、港に停泊する船ナルキッソス号の船長、コーラルが今しも犯人として首吊りにされるところだった。無実を訴えるコーラルの言い分を聞き、ソーサリアンたちは2時間の猶予をもらって真犯人を探すことになる。
全然メソポタミア臭がないですが。
3.白夜に消えた村人
日の沈むことのないドワーフの村に人食い植物トリフィドが大発生し、村はたちまち廃虚になってしまった。村に向かったソーサリアンは、生き残りのドワーフ・マーヴァルと、エルフの少女ミントに会う。また時を同じくして魔法使いクールが村を訪れる。対立するマーヴァルとクール。ソーサリアンたちは彼らの諍いをおさめ、トリフィドを操る魔物・カンニバルを倒せるか?
エルフの兄妹の名前がクールとミント。ひー。
4.復讐の黒き勇者
ルドルアの国が謎の機械魔神ソドムとゴモラによって滅ぼされた。ソーサリアンたちは、魔神達の本拠はララク郊外のバドティビラ工場にあると突き止め、急行する。ここでは、各地からさらわれてきた人々が奴隷として働かされていた・・・
レバー操作が難解なパズル・ステージ。
5.呪われた国ペンタウァの悲劇
事件の収束のため、シュメール王都ラガシュにたどり着いたソーサリアンの前に立ちはだかったのは、空中に浮かぶ王城アザトート。神官たちとの戦いを経てついに王城に侵入したソーサリアンたちは、そこでペンタウァとシュメールの意外な過去を知ることになる。
シナリオ1でルルイエって奴が出てきたし、王城の名前もアザトート。なんでここでラヴクラフトなのか、よくわからないいいい。