『大介ゴール!』とは、フランスW杯のころ週刊少年チャンピオンで連載されていたサッカーマンガ。中学時代の故障でサッカーのプレイを断念し、マネージャーとして天馬高校サッカー部に入った主人公・山本大介が再びフィールドに立ち、天性のストライカー・立嶋耕平とともに冬の選手権出場を目指す!というお話。
フランスW杯が終わると同時になんか打ち切りって感じで唐突に終わってしまった。けっこう面白かったのに・・・
もともと廃部一歩手前の部ということもあり、メンバーは全員合わせてたったの13人。控えGKもおらず、選手交代もままならない。
基本フォーメーションは4−5−1。
背番号 | 名前 | ポジション | 学年 | 備考 |
1 | 石塚 武士 | GK | 3 | 天馬の守護神。積極的、というか無謀な飛び出しが持ち味。 顔が怖い。 |
2 | 寺井 高史 | DF | 2 | 右サイドバック。大介に誘われて入部した。かなりのデブ。サイドの選手がそれでどうする。 もっとも天馬のDF陣はラインディフェンスを敷き、サイドが積極的に攻め上がることは少ない。ベンゲル時代の名古屋みたいに。 |
3 | 高木 誠 | DF | 3 | 左サイドバック。攻め上がりよりも確実な守備を持ち味とする。 |
4 | 沢村 昭夫 | DF | 2 | センターバック。俊足で、カバーリングを得意とする、リーゼントのにーちゃん。 |
5 | 大西 五里 | DF | 2 | センターバック。大介に誘われて入部。大介が出場するようになるとサブに回った。 巨漢で、寡黙。名前は「いつり」と読む。通称の「ゴリ」から強引にひねり出したことバレバレのネーミングだ。 |
6 | 杉原 和也 | MF | 1 | 守備的MF。 ソバカスを気にしている。 |
7 | 宮下 範明 | MF/DF | 3 | 主将。守備的MFやセンターバック(リベロ)を務める。チームの精神的支柱で、彼がいるとみんながピシッと締まる。 性格は穏やか、森保や井原みたいなタイプか。外見はいささか地味だが、その人柄のゆえか、女性には人気が高いようだ。 |
8 | 緒方 真澄 | MF | 2 | 守備的MFだが、中学時代は攻撃的MFだったこともあり、攻撃時には主に左サイドから攻撃に参加する。 クールな性格だが、結構人がいい。来年は彼が主将を務めるのだろう。 タレ目。 |
9 | 南 太基 | MF | 2 | ガキどもには「ハゲ」と呼ばれてしまうスキンヘッドの攻撃的MF。 右サイドからドリブルで持ち上がるのがプレイスタイル。 |
10 | 立嶋 耕平 | FW | 1 | 天馬の1トップを任されるストライカー。190cm近い長身を生かしたパワープレーだけでなく、高度なテクニックも併せ持つ。 一言でいうと和製ファンバステン。どこからでも、どんな体勢からでもゴールを狙う。 かなり激しい性格だが、幼なじみのサッカー部マネージャー、川野水希の前では犬ころみたいになる。 |
11 | 奥田 研一 | MF | 2 | 攻撃的MF。 鼻が特徴的。 |
12 | 喜多 道夫 | MF | 1 | 見た目ひ弱で、テクニックはないが、スタミナと運動量はチーム一のガッツマン。基本的には、長時間プレイできない大介との交代が多い。 |
13 | 山本 大介 | MF | 1 | 中学時代のヒザの故障でプレイを断念しかけたが、天馬高校で再びフィールドに立つ。 最初は10分間のみの出場だったが、新監督の万代の指示でリハビリを行い、フル出場もできるまでに回復した。 ただし全力のランニングは10分がせいぜい。 156cmの小兵だが、正確なプレイスキックと鮮やかなテクニック、鋭い読みで立嶋のゴールをアシストする司令塔。 |
フォーメーション:
10 立嶋 | ||||||
13 山本 (12 喜多) |
||||||
11奥田 | 9 南 | |||||
8 緒方 | 6 杉原 | |||||
3 高木 | 7 宮下 | 4 沢村 | 2 寺井 | |||
1 石塚 |
初期は山本がメンバーにおらず(マネージャーだった)、センターバックに5大西が入り、宮下がセンターの守備的MFに入る4−3−2−1だったが、
大介が入るようになってからは上のメンバーで固定された。
立嶋と大介のほかには決定力のあるのは宮下くらい。攻撃的MFの南と奥田はPK戦ではビビッてあっさり止められたりする始末だ。
控えにFWがおらずリードされた時にはそうとうつらい。
得点パターンは、とにかく立嶋と大介につなぐこと。二人が封じられると、事実上なにもできない。
本来の話の流れとしては、冬の選手権予選で敗れ、翌年に面子が揃って快進撃、というふうになるのだろうが、
(現在の3年生の数が少ない。本題は来年にあったと見ていい)
打ち切りのため、故障あがりの爆弾持ちのチビが海外挑戦を目指すいう無謀なラストになってしまった。