ライバル一覧


JEL各クラブの簡単な解説と主要メンバー。
順番は、昨季の順位に準ずる。


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1.エルフハウンド市原 2.大阪ユナイテッド 3.名古屋オルカロッサ 4.ラルーチェ磐田
5.ガレオン神戸 6.広島アルチェーレ 7.浦和ガーネッツ 8.友津バルバロッサ
9.鹿島レッドハート 10.ペガサス山形 11.柏レックス 12.清水インパルス
13.京都ガルーダ 14.アルビレオ新潟 15.武蔵エスパーダ
16.ファルコーネ福岡 17.コリドーレ札幌 18.徳島カリブディス

1.エルフハウンド市原

フロントの一新でチームが本格的に上向いた。昨季は純国産メンバーでJEL(ジャパン・エクセレント・リーグ)を制する。
突出した能力の選手は少ないが、50年に一人の天才MF、ルーキー里見義鎮の大車輪の活躍が、クラブに初の栄冠をもたらした。
まだユース所属だが、昨季高校2年にして17ゴールを決めた直塚友紀のゴール感覚は絶品。
チーム名の由来は、ドイツ語の「11」を意味する「エルフ」と英語で「猟犬」を意味する「ハウンド」の合成から。

GK 堀内 正弥
(ほりうち・まさや)
市原の守護神。35歳のベテランGK。
DF 小湊 盛隆
(こみなと・もりたか)
U−22代表候補。クラブでは右SBだが、CBもこなせるフィジカルの高さを持つ。
DF 東 雄太郎
(あずま・ゆうたろう)
日本代表。市原の守備の要。
DF 杉倉 龍次
(すぎくら・りゅうじ)
CB。
DF 荒川 秀樹
(あらかわ・ひでき)
左SB。
MF 氷垣 恭介
(ひがき・きょうすけ)
中盤の底。鋭い読みでボールを奪う、ベテランの味をかもし出すプレイヤー。
MF 10 里見 義鎮
(さとみ・よししげ)
中盤、やや引き気味の位置から長短のパスで試合全体を支配する「里見の殿様」。
ルーキーながらアシスト王に輝き、得点も16ゴールをマーク。
左右両方の足から繰り出されるプレイスキックの正確さは恐ろしいほどで、FKハットトリックも記録した。
ペナルティエリア付近からのFKは、もはやPKも同然。昨季の16ゴールのうち、9点がプレイスキックによるもの。
FKと言わないのは、CKを直接決めたのが2つあるからだ。
各年代の代表に常に選ばれ続け、U−22代表にも選出される。日本代表にも名を連ねることもそう遠くはない。
MF 尼崎 照実
(あまさき・てるみ)
右サイドのドリブラー。
MF 11 秋篠 博真
(あきしの・ひろまさ)
左サイドから正確なクロスを供給するレフティ。PKキッカーを務める。
FW 政木 大
(まさき・だい)
ポストプレイヤー。
FW 30 直塚 友紀
(ひたつか・ゆうき)
ユース所属。2種登録だがその実力は凄まじく、その猟犬のような嗅覚でゴールを量産する。
オフザボールの動きが素晴らしく、ゴール前でいつの間にかフリーになり、やすやすとゴールを奪ってみせる。
17歳の昨季は17ゴールを決めた。U−22代表候補にも選出。五輪での切り札となるか?

2.大阪ユナイテッド

なにわの威信をかけて作られたクラブ。人気に加え実力も兼ね備える。
ベテランと若手のバランスも非常によく、この勢いは当分持続しそうだ。
中盤、双葉兄弟の絶妙のコンビネーションが勝利の鍵を握る。

GK 光坂 蔵人
(こうさか・くろうど)
フランス人とのハーフ。金髪碧眼の日本人。日本代表。
DF 17 御手洗 恵
(みたらい・けい)
果敢なドリブルからフィニッシュまで持ち込む右サイドバック。
DF 萩 信一
(はぎ・しんいち)
最終ラインからゲームを構築するクレバーなCB。日本代表。
DF 20 ヴァンサン・
ジェラール
堅固この上ないストッパー。時には果敢にオーバーラップしてゴールを狙う。
DF 13 鈴木 茂秀
(すずき・しげひで)
左の大砲。センターライン付近からでもゴールを狙える破壊的パワーを持つ。U−22代表候補。
MF 坂田 サントス
(さかた・さんとす)
膨大な運動量で中盤をカバーするボランチ。
日系ブラジル人だが幼いころから日本で暮らしており、先日帰化。U−22代表候補に名を連ねる。
MF 19 近藤 俊幸
(こんどう・としゆき)
中盤のバランサー。自在に動き回る選手の中で攻守のバランスを保つ絶妙のポジショニングを見せる。
MF 双葉 香樹
(ふたば・こうき)
双葉兄弟の弟。スペースへ飛び出す感覚は一級。
MF 10 双葉 芳樹
(ふたば・よしき)
双葉兄弟の兄。柔軟なパス回しを見せる。
FW フェルナンド・
ラマ
大阪のエース。圧倒的フィジカルで強引にゴールをこじ開ける「浪速の獅子」。
FW 18 青海 翼
(おうみ・つばさ)
「なにわの翼くん」。小柄だが、しなやかな身のこなしと卓越したスピードでゴールを決める。U−22代表候補。

3.名古屋オルカロッサ

市原の里見と最後まで新人王を争った炎のファンタジスタ・河合の活躍で、しばらく続いた低迷を脱し3位にジャンプアップ。
守備に不安を抱えるが、それを補って余りある攻撃力を誇る。今季は三重・上野緑陰高より即戦力のDFとMFを獲得、優勝を狙う。
「オルカロッサ」とはイタリア語で「赤鯱」の意味。

GK 17 神 威徳
(じん・たけのり)
194cmの若き長身GK。風間・霧林の先輩にあたる。
GKだけでなく、FWもこなすことのできる異能派。
DF アレックス・ルイス ブラジル出身の長身ストッパー。空中戦と粘り強いマーキングは一流。
DF 白井 享一
(しらい・きょういち)
名古屋の守備の要。左SBだったが、リベロにコンバート。その走力でチームの危機を防ぐ。
DF 28 風間 四郎
(かざま・しろう)
上野緑陰高より新加入。裏を取られてもすぐさま追いつく俊足センターバック。たとえ抜いてもすぐに食らいついてくる。
タイミングのよいオーバーラップをかけることも出来る。
MF 14 吉岡 知樹
(よしおか・ともき)
ウイングバックのくせに、いつの間にかゴール前にいる変態。
MF 27 霧林 雅友
(きりばやし・まさとも)
上野緑陰高より新加入。フィールド全体に及ぶ広い視野を持ち、驚くべきところにパスを通すセントラルMF。
線は細いが、身のこなしが猫のようで、フィジカルアタックもするりとかわしてしまう。
MF 塚原 衛
(つかはら・まもる)
守備的MFだが、頑健な体を活かしての重戦車ドリブルでたびたびオーバーラップを仕掛けるベテラン32歳。
今季、ペルージャから移籍。日本代表。
MF 20 浦 連太郎
(うら・れんたろう)
切れ味鋭いドリブルを持つ、左サイドの仕掛け人。日本代表。
MF 10 河合 龍一
(かわい・りゅういち)
華麗なテクニックと炎の激情とが同居する、スーパー・アタッカー。昨季は21ゴールを記録。U−22代表候補。
才能は申し分ないが、U−20代表では監督と衝突するなど、相当に我が強い。しかしいざという時は本当に頼りになる男。
FW ロジェール・
ブーランジェ
新加入。最前線のゲームメーカー。
FW 11 森倉 義幸
(もりくら・よしゆき)
足技はあまり上手くないが、ゴールへボールをねじ込む能力はピカ一の、生粋のストライカー。

 


4.ラルーチェ磐田

日本を代表するトップ・チーム。昨季はリーグベスト3にも入れず、カップ戦も合わせて無冠だったが、今季はその屈辱を晴らせるか。
日本代表・倉田とヴェスターラントの「青い両翼」が試合の鍵を握る。
「ラ・ルーチェ」とは、「光」を意味する。

GK 桧山 護
(ひやま・まもる)
もとユース代表。優れた能力を持つが、ときどきポカをするのが玉に瑕。
DF 伊藤 和巳
(いとう・かずみ)
右SB。清水より移籍。
DF 扇 千里
(おうぎ・せんり)
CB。最後尾からサイドへの正確な散らしを持ち味とする。日本代表。
DF アルバロ・
トリスタン
新加入。元スペイン代表。堅い守備を誇る磐田の要塞。破壊力抜群の強力FKは一見の価値あり。
DF 榎本 孝司
(えのもと・こうじ)
左SB。
MF 21 水瀬 真也
(みなせ・しんや)
ギャラガーとともにセントラルMFを務める。線は細いが、鋭い読みを生かした守備能力は高い。清水より移籍。
MF 10 倉田 繁
(くらた・しげる)
日本代表。右サイドハーフの位置からゲームを構築する。中央に絞ってゴールを決めることもできる、サイドの創造主。
MF ブレット・
ギャラガー
中盤の底を預かる。いつも冷静にゲームを支配する「氷の司令塔」。
アイルランド代表。
MF 11 イェルク・
ヴェスターラント
凄まじい突破でサイドを切り裂く、左サイドハーフ。彼のクロスから右サイドハーフ・倉田が決めるのが、磐田の必殺パターン。
MF 13 氷上 伊織
(ひかみ・いおり)
1.5列目に位置し、スペースへの飛び出しからのゴールを狙う。上背もあり、たびたび鳴瀬とポジションチェンジすることも。日本代表。
FW 鳴瀬 真佐人
(なるせ・まさと)
1トップのエースストライカー。広範囲に動き回り、ピンポイントで合わせる。日本代表。

5.ガレオン神戸

若手育成に成功、日本人で強固なセンターラインを形成し、3−4−3の攻撃的布陣で成功を収めた。選手のスピードはJELでもナンバー1。
リベロの坂本、ボランチの勝は日本代表入りも嘱望されている。

GK 塩飽 一三
(しわく・かずみ)
PAを飛び出すことはしょっちゅうの、攻撃的GK。
DF 33 九鬼 勝範
(くき・かつのり)
CB。広範囲に動き回る駿足DF。
DF 14 坂本 麟
(さかもと・りん)
真のリベロ(自由人)。ボールを奪い、中盤でボールを捌き、ラストパスを出し、またゴールを決める。
その神がかり的なフィーリングがクラブを支える。
DF 村上 純哉
(むらかみ・じゅんや)
CB。九鬼と同じく、駿足を誇る。
MF 鄭 廷和
(チョン・ジョンファ)
韓国代表の左WB。
MF 勝 駿太郎
(かつ・しゅんたろう)
中盤の底からチーム全体を指揮する主将。彼にボールを預ければ、実にスムーズに攻撃が流れてゆく。
ピンチの時には常に現れ、確実に危機を防いでゆく、ボランチの鑑。
MF 16 池 聡多
(いけ・そうた)
ユース代表。タテへ抜けるスピードには凄まじいものがある。
MF 11 秋山 将之
(あきやま・まさゆき)
トップ下から3人のFWを操るゲームメーカー。派手さはないが、実に自然にボールに絡む。
FW 10 セバスティアーノ・
ヴェニエル
LF。イタリア人。やや引き気味で、高杉・ネルソンにラストパスを供給することが多い。
30歳のベテラン。
FW 高杉 俊太
(たかすぎ・しゅんた)
CF。日本代表。DFの裏をとる動きの質はJEL屈指。
FW ジョン・
ネルソン
RF。イングランド人。高杉に劣らぬ駿足。

6.広島アルチェーレ

レフティ・ドラゴン、龍田紅葉を擁する攻撃型チーム。世界でも類を見ない三つ子プレイヤー、森野三兄弟の連携はまさに以心伝心。
「三本の矢」ことスリートップの破壊力はJEL有数。
「アルチェーレ」はイタリア語で「射手」の意味。正式名称は「SC広島アルチェーレ」。プロ野球チームも抱えるSC(スポーツクラブ)広島の一部門。

GK 林原 卓実
(はやしばら・たくみ)
足技の巧みなGK。
DF ハリー・
ファン・クーレン
右SB。変幻自在のクロスを操る。
DF 18 三城野 光悦
(みつきの・こうえつ)
U−22代表候補。若いながら、DFラインの統率を任されているのは彼。非常にクレバーなDF。
DF 山中 勇太
(やまなか・ゆうた)
ボランチもこなせる、正確なボールコントロールを見せるストッパー。もちろん対人能力も高い。
DF 森野 隼也
(もりの・じゅんや)
森野三兄弟の末っ子。スピードに乗ったドリブル突破が得意。
MF ドミニク・
ラズネック
スロバキア代表。強いフィジカルを誇るボランチ。
MF 森野 鷲太
(もりの・しゅうた)
森野三兄弟の長兄。中盤の底からゲームを創る。彼が左サイドを上がれば、「森野サーカス」の開幕。
三兄弟のFK&CKトリックプレイも大きな武器。
MF 17 稲咲 耕平
(いなさき・こうへい)
トップ下のファンタジスタ。得意のドリブルからシュート、スルーパスを臨機応変に繰り出す。
FW 25 佐田 彦二郎
(さだ・ひこじろう)
スリートップの一角だが、シャドー・ストライカーの役目を担う、予測不可能の忍者FW。
「消える」動きが実に上手い。トリッキーなプレイは味方もついていけないほど。
しかしなぜか龍田との息はぴったり。U−22代表候補。
FW 10 龍田 紅葉
(たつた・こうよう)
ゴールに近いところでフリーにしたらジ・エンド、のデンジャラス・ストライカー。小さいモーションから破壊力抜群のシュートを放つ。
日本代表。
FW 11 森野 鷹介
(もりの・ようすけ)
森野三兄弟の次兄。左FWで、隼也との絶妙コンビネーションでサイドを崩す。

7.浦和ガーネッツ

ドイツの薫り漂わす、質実剛健クラブ。グルック、カイザー、シュッツのドイツ・トリオで優勝を狙う。

GK 16 小川 清蓮
(おがわ・せいれん)
日本代表。スキンヘッドで、坊さんみたいな容貌。
DF 湯浅 丈弘
(ゆあさ・たけひろ)
総合力の高い長身ストッパー。
DF ヘルムート・
グルック
フラット3の中央に位置する守備の要。
DF 17 瀧 研太郎
(たき・けんたろう)
U−22代表候補のストッパー。
MF 山田 謙作
(やまだ・けんさく)
中盤の底を守るセントラルMF。
MF 13 吉松 修造
(よしまつ・しゅうぞう)
中盤で頭脳的に動き回り、攻守のリズムを変えるガーネッツの潤滑油。
MF 八橋 兼之
(やつはし・かねゆき)
左WB。
MF 宮城 匡道
(みやぎ・まさみち)
右WB。
MF 10 マティアス・
カイザー
トップ下に君臨する司令塔。
FW 柴 洋彦
(しば・ひろひこ)
ミスター・レッズ。
FW 11 フリードリヒ・
シュッツ
「射手(シュッツ)」の名に恥じぬゴールゲッター。スピードがあり、高さもある万能型。

8.友津バルバロッサ


9.鹿島レッドハート

不振に沈んだチームを救うべく、スペインから浅野が帰ってきた。かつての名門の輝きを取り戻せるか?
レッドハートとは、「赤い鹿」の意味。ハートは「心」にも通じ(つづりはちがうが)、「赤く燃える心」をも意味する。

GK 佐々木 龍介
(ささき・りゅうすけ)
192cmの長身GK。
DF 武藤 鷹明
(むとう・たかあき)
右サイドバック。
DF 榎 武則
(えのき・たけのり)
U−22代表候補のセンターバック。若いながら、高さと1対1の強さはJ屈指。
DF ビクトル 新加入のセンターバック。守備陣を統率する。
DF 藤波 雄哉
(ふじなみ・ゆうや)
磐田から移籍。磐田ではヴェスターラントの存在で出場機会に恵まれなかったが、左サイドでの攻撃力は定評がある。
MF 17 佐藤 義嗣
(さとう・よしつぐ)
ボランチ。正確なパスの散らしが持ち味。
MF ジュリオ 新加入のボランチ。守備だけでなくドリブルで持ち上がりスルーパスを出すこともある。
MF 10 シーニョ 鹿島の司令塔。
MF 24 小倉 将
(おぐら・しょう)
新加入。左サイドから高速で切り込んでくるドリブラー。
FW 21 三沢 晴毅
(みさわ・はるき)
スピードのある俊足ストライカー。
FW 13 浅野 新
(あさの・あらた)
今季、アラベスから帰ってきたストライカー。スペインでは142試合55ゴールの活躍をみせた。

10.ペガサス山形

バランスの取れたサッカーを展開する東北の雄。

GK 久保 輝昭
(くぼ・てるあき)
DF 行方 康二郎
(なめかた・こうじろう)
DF
DF
DF 中村 諒介
(なかむら・りょうすけ)
MF 18 佐藤 義光
(さとう・よしみつ)
MF
MF 16 塚田 雅史
(つかた・まさし)
サイドアタッカー。思い切りの良い飛び出しが相手の混乱を誘う。
MF 10 マーカス・
フォレスト
2列目から藤井に預けて飛び出す攻撃的MF。
MF 11 藤井 淳
(ふじい・あつし)
山形の頭脳。場面場面で実に的確な判断を下す。
FW 郷田 俊司
(ごうだ・しゅんじ)
ワントップだが、ポストプレイヤーではなくスペースに飛び出して勝負するタイプ。

11.柏レックス

昨季は得点力不足にあえぎ、その結果はチーム得点王がDF神、というありさま。当然の帰結として順位も落ち着くところに落ち着いた。
今季は、若き高就・沢の新2トップに大きな期待がかかる。

GK 13 二階堂 智行
(にかいどう・ともゆき)
DF 20 森山 雪彦
(もりやま・ゆきひこ)
守備と攻撃のバランスを取るリベロ。
DF 藤堂 立樹
(とうどう・たつき)
DF 11 神 剛毅
(じん・ごうき)
圧倒的なフィジカルを誇る巨漢DF。セットプレイの鬼で、CK・FKでは脅威以外の何者でもない。
ちなみに昨季は11ゴール、DFながら2ケタゴールをマークした。
MF 14 ライアン・
シェフィールド
右サイドの疾風。100m10秒台の俊足アウトサイド・プレイヤー。
MF 金 台城
(キム・テソン)
中盤の底を締めるボランチ。場合によってはDF、FWもこなせる万能型プレイヤー。韓国代表。
MF 15 桜 瑞歯
(さくら・みずは)
豊富な運動量で中盤をカバーする汗かき。
MF 八神 奨
(やがみ・すすむ)
2トップの後ろに位置するシャドー・ストライカー。
MF 李 龍宰
(イ・ヨンジェ)
左サイド。華麗なテクニックを持ち、サイドからゲームメイクを行う。韓国代表ではトップ下。
FW 沢 亮輔
(さわ・りょうすけ)
昨年頭角をあらわしてきたストライカー。
格闘家顔負けの華麗な上段回し蹴りハイボレーシュートが武器。通常ヘッドで打つところの高さも足で処理してしまう。
フィールドプレイヤーとしては異例の「背番号1」をつける。
FW 10 高就 洋
(たかつき・ひろし)
柏のニュー・エース。同期の沢をライバルとし、切磋琢磨して成長した。
フィジカルは強いとはいえないが、とにかく巧い。粘り強いボールキープからアシストもできる。

12.清水インパルス

サッカー王国・清水、まさかまさかの12位。監督、フロントが一新し、再起にかける。
若手の多いメンバーを、ベテランのブラジル・トリオが引っ張る。

GK 山城 健吾
(やましろ・けんご)
元ユース・五輪代表だが、常に千歳(京都)の控えだった。
ゆえに脚光を浴びることは少なかったが、その実力に疑いはない。正確なフィードを持ち味とする。
DF 大飯 智行
(おおい・ともゆき)
京都より移籍。188cmの長身で、ゴール前で壁となる。
DF 19 忍壁 稔
(おさかべ・みのる)
ボランチから転向、リベロに。フラット3を目指すに当たって、彼のバランス感覚は必須。
DF 泊瀬 賢人
(はっせ・けんと)
1対1には無類の強さを誇るが、気性が少々荒く、よくカードをもらうのが玉に瑕。
MF リカルド・ゴメス 「キャプテン・ゴメス」。37歳の超ベテランだが、驚異のスタミナで中盤を仕切るボランチ。
MF 11 若竹 雄
(わかたけ・ゆう)
右サイドハーフだが、爆発的なスピードでガンガン中へ切り込んでくる、恐れ知らずのドリブラー。
MF マルセリーニョ 左サイドハーフ。若竹と違い熟練の技を見せるベテラン。鮮やかな軌跡を描くクロスは芸術の域。
MF 10 馬屋原 聡
(うまやはら・さとし)
今季より10番をつける清水のニュー・エース。2.5列目から前線にパスを供給する。
MF 16 草壁 信二
(くさかべ・しんじ)
トップ下。2トップのポストプレイから飛び出してゴールを狙う小兵アタッカー。
FW アルベルト 前線に屹立するハイ・タワー。
FW 18 高市 和之
(たけち・かずゆき)
アルベルトとツイン・タワーを組む長身FW。

13.京都ガルーダ

守備は堅いが、攻撃力に難を抱える。前線のベテラン・カルテットもそろそろ入れ替え時か。
国産メンバーで固める。

GK 千歳 巌
(ちとせ・いわお)
日本代表正GK。京都守備陣の要。
DF 18 沖田 修平
(おきた・しゅうへい)
ルーキー。もともとFWだが、戦術眼の高さと運動量でサイドバックを任された。
DF 山科 言継
(やましな・ことつぐ)
U−22代表候補。
DF 京極 清彦
(きょうごく・きよひこ)
堅守・京都の最終ラインを締める男。1対1には無類の強さを誇る。
DF 17 有栖川 廉
(ありすがわ・れん)
左サイドバック。
MF 14 岩倉 雅
(いわくら・ただし)
通称「ミヤビ」。U−22代表候補。正確なロングキックを誇るボランチ。
MF 千種 忠友
(ちぐさ・ただとも)
ボランチ。豊富な運動量で中盤を支える。
MF 立花 澄人
(たちばな・すみひと)
右の攻撃的MF。
MF 平良 了
(たいら・りょう)
左の攻撃的MF。
MF 10 皆本 達彦
(みなもと・たつひこ)
トップ下。
FW 11 藤原 由紀彦
(ふじわら・ゆきひこ)
188cmの長身を生かすポストプレイヤー。

14.アルビレオ新潟

上越の地を熱く燃やす「ホワイト・スワンズ」。


15.武蔵エスパーダ

主将・中村ら主力の負傷離脱で一気に失速し、一時は降格かと思われたがギリギリ踏みとどまり、首都圏クラブ同時陥落は回避した。
今季は負傷者も復帰、ベストメンバーで開幕を迎える。

GK 音羽 静馬
(おとわ・しずま)
35歳の超ベテランGK。
DF 西村 祐次
(にしむら・ゆうじ)
CB。
DF バイアーノ 冷静なカバーリングを見せる俊足DF。
DF 糸井 康司
(いとい・こうじ)
CB。
MF 10 中村 誠太郎
(なかむら・せいたろう)
チームの重鎮。守備ブロックを自在に操作して相手を囲い込み、自らが最後にボールを奪取、カウンターの起点となる。
MF 山崎 鉄人
(やまざき・てつひと)
中村とドイスボランチを組む。フィジカルを生かしてのハードアタックで相手の攻撃の芽を摘む。
MF 市松 襄
(いちまつ・じょう)
スピードを生かしてスペースに飛び出すサイドアタッカー。
MF 20 パトリック・
ヴェスト
20歳、ガーナU−23代表のゲームメーカ−。抜群のキープ力を持ち、そこからキラーパスを繰り出す。
MF 11 中条 裕
(なかじょう・ゆたか)
針の穴を通すような正確なクロスを武器とする、武蔵、いやJEL屈指の飛び道具。
FW 18 柳 秀毅
(りゅう・しゅうき)
新加入。中国代表の長身ストライカー。
FW 藤枝 剣
(ふじえだ・けん)
いぶし銀のストライカー。相手の隙をつき、一瞬の動きでマークを外してゴールを陥れる。

ここから今季昇格の3クラブ。1部上位2クラブが無条件でJEL昇格、3〜6位のクラブがプレーオフを行い、勝ち抜いたクラブが3番目の椅子を射止める。
昨季1部優勝の福岡、準優勝の札幌、そして4位だった徳島が昇格を決めた。
今季は北海道・本州・四国・九州でJELが戦われる。これは初の出来事。
ちなみに陥落3クラブは、熊本・東京・仙台。


16.ファルコーネ福岡

九州の雄。昨季はまさかの1部落ちだったが、返り咲きを果たした。

MF 22 島原 鏡之介
(しまばら・きょうのすけ)
ルーキー。体が驚くほど柔軟で、とんでもない体勢からとんでもないパスを繰り出す異能派MF。

17.コリドーレ札幌

北海の「真紅の駿馬」、2期ぶりにJELに復帰。運動量を生かした切れ味鋭いカウンター攻撃が持ち味。
「コリドーレ」とは、「走る人、競走馬、走禽類」などを意味する。


18.徳島カリブディス

四国初のJEL昇格クラブ。船乗りを飲み込むギリシア神話の海の怪物カリブディスのごとく、荒々しい攻撃サッカーを展開する。どこまでJELの強豪たちに通じるか?