松本清張の略歴。
 

主に講談社文庫の巻末に掲載されている
安間隆次氏編の年譜を使わせてもらいました。

詳しく知りたい方は
講談社文庫に収録されている安間隆次氏の年譜の原文や
「松本清張記念館」の公式サイトに置かれている年表、
または、藤井康栄著『松本清張の残像』(文春新書・文藝春秋社)と
文藝春秋編『松本清張の世界』(文春文庫・文藝春秋社)に
収録されている詳細な年譜を参照してください。


1909(明治42)年12月、福岡県小倉生まれ。
高等小学校卒。
1929年(昭4)、借用した左翼雑誌「戦旗」が元で小倉署の留置場に入れられる。
石版印刷の製版工、図案工を経て、朝日新聞西部本社嘱託。
この時に『週刊朝日』の懸賞募集に「西郷札」を執筆・応募。
応募作が三等入選、賞金10万円。
第二六回 直木賞候補 になる。
のち正社員。
 

1953年、「或る『小倉日記』伝」で直木賞候補になるが芥川賞候補に回され、
1952年度下半期の第28回芥川賞受賞

1953年、「オール読物」掲載「啾啾吟」が第一回オール新人杯佳作第一席入選

1956年、朝日新聞広告部を辞め作家生活に。

1957年、短篇集『顔』で探偵作家クラブ賞受賞

1959年、『小説帝銀事件』(文藝春秋連載)で上半期の文藝春秋読者賞受賞

1962年、日本文芸家協会理事就任。

1963年、『現代官僚論』、『日本の黒い霧』、『深層海流』により
日本ジャーナリスト会議賞を受賞。

1966年、『砂漠の塩』(婦人公論連載)で第5回婦人公論読者賞を受賞。

1967年、『昭和史発掘』、『花氷』、『逃亡』とその幅広い創作活動で
第一回吉川英治文学賞

1970年、『昭和史発掘』などの業績により
第18回菊池寛賞を受賞

1971年、『留守宅の事件』(小説現代掲載)が読者投票による
第三回小説現代ゴールデン読者賞に選ばれる。

1971年、日本推理作家協会会長就任。

1975年、松本清張の斡旋による池田大作創価学会会長と
宮本顕示共産党委員長との会談が行われ「創共協定」が成立。

1978年、NHKの第28回放送文化賞を受賞。

1990、社会派推理小説の創始、
現代史発掘など多年にわたる幅広い作家活動で
1989年度朝日賞を受賞。
 

1992年8月4日23時14分 肝臓癌のため死去。

82歳。

未完の絶筆に
『神々の乱心』(「週刊文春」 1990/3/29〜92/5/21)、
『江戸綺譚 甲州霊嶽党』(「週刊新潮」 1992/1/2〜5/14)
がある。
 

推理小説、社会小説、時代・歴史小説、ノンフィクション、古代史、現代史など
幅広い分野で活躍し、「日本文壇の歴史に残る偉業を遂げた」(角川文庫の略歴)。
 
 

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