と、あるテレビ番組を見ていた。変な悪役…魔法使いのばあさんだったが、凄い凶悪なモンスター面で、山婆か何かなのかね?武器も持ってるし魔力もあるし…を倒すという話で、まぁ、主人公の神の加護を受けた女戦士が悪役に武器を奪われて、その際に神に祈りを捧げたら最後には雷で悪役を打ち倒して武器を奪い返すことが出来、一刀の元に葬りさってハッピーエンドでございました。 何かお決まりっぽいなぁ、とか思ってると、何故か昔の知り合いの某氏が来て、僕に話が有るからこれ読んでくれとかいって、変なコピーの同人誌みたいなものが渡されてました。で、イラストとフリートークが延々とあって、そのフリートークが何かプロポーズの言葉みたいでなんか「もう一度付き合いなおさないか」とかいう事までが書いてある…………おい、何時俺はお前と付き合って、しかも何で一人で結婚の話まで暴走してるんだ?勿論、現実にもオレにその記憶は皆無である。それが大事な話だってんなら無論直接言わない奴は俺はお断りだ。その本も奴もほっぽって僕はその場を出ていく。その時、沙羅姉貴やこうづきちゃん、ひつじちゃん、れーちゃん達に逢ったので、先刻の話をしたら、勿論「そんな輩は放っておけ」とのお達しが来た……よく解ってるなぁ、みんな。 なんてやってると、皆が突然何かに襲われ、連れ去られてしまう!一体何が起こったんだ?!……と思うと、何故かいきなり僕に神託が下った……状態でいえば、何かよくわからない光を浴びている感じ(笑)僕は聖剣「エクスカリバー」(エクスカリパーbyFF5じゃないのね……)に選ばれた戦士で、皆を連れ去った奴は、僕の覚醒を恐れていて脅しにしたという。僕は甲冑を身にまとい、 皆を助けるため&そやつを倒すために戦うのでした。僕のサポートというのか「お守り」に一人の守護天使が付いて、一緒に旅に出ました。でも甲冑はあっても武器がない……これでは「徒手空拳」だってば。守護天使ちゃんが「あいつを倒して武器を取るんだよ」というので、僕は目の前の敵から武器をふんだくって取り敢えず「棍」を手にする。その長棍で次々と現われる敵に立ち向かい、暫く倒し続けると中ボスらしものが!そやつの足元にある、剣の鍔の様な手裏剣を取り、それと棍を用いて中ボスを倒すと、今度は刀身と柄が現われました…それこそが「エクスカリバー」の本体。僕は柄と鍔と刀身を組み合わせました……剣から光が!でもその瞬間頭によぎったのは先刻見たテレビ番組。先刻の女戦士と俺、全く同じやんけ!何故か目の前に三節根を持ったゲーム「形意拳」の鬼脚七、つまりGorstKickが襲いかかってきて、僕は剣を一旋、三節根を斬ったらGorstKickは動かなくなりました……操られてたのかな? その時、僕の目の前に皆をさらった奴が現われました。僕が剣を使いこなしていることにどうやら覚醒をしたものと思って恐れ、かつ打ち倒さねばと思ったらしく、僕に襲いかかって来ます、数合剣を打ちあった処で僕は相手を倒すことが出来、何とか皆を助け出す事が出来ました。で、倒れた間に相手をほっぽって…剣もほおって奴を封印するために動こうとしたのがまずかったのか、僕は一瞬嫌な予感がして皆を逃がした直後その部屋に戻ると、案の定剣がない……これでは先刻のテレビと本当に同じだ。ただ現場に残された柄と鍔だけを持って僕は守護天使ちゃんと一緒に天に飛びます。雲を突き抜け、さらに高く、そして神に祈りを捧げます……純粋に。敵が僕を追って飛んで来て追い付かれる!という瞬間、すさまじい稲妻がほとばしり、敵の懐に隠された僕の剣の刀身が浮き出されました。僕はそれを奪いかえして素早く反撃し、敵を蹴散らせて皆を救うことが出来たのでしたとさ。
……まぁいいカンジでこの辺で目が覚めました。 |