そんな貴方は携帯獣

 と、ある教会が所有していると思われる会館へ、沙羅姉貴につれていってもらうwithこうづきちゃん。建物の2階にある講堂…大体うちの大学の講堂位の大きさ、つまり150人位しか収容出来ない広さ…に、一同集まって神父さんのお説教を聞いておりました。とはいえ、何の話だか判らずぽえ〜〜〜〜と聞く僕。途中でトイレにいきたくなって抜け出して、トイレを探して放浪………狭い会館なのに、何故道に迷う、俺。
 そうこうしているうちに集会…というのかミサというのかは終ってしまっていた。会場からわらわらと人が出て来る。その人波で「何だこっちだったんだぁ、と判ったものの、もう集会は終ったからここから出て帰ろう、ということに。会場から出て来た沙羅姉貴とこうづきちゃんと合流して出ようと、沙羅姉貴はトイレにいく、と大混雑の列に並んだ。しかし仲々列は進まない。僕は先に出てようと出口を探すが……また迷う。何で?狭い建物なのに……開けた扉の先が真っ暗でなにも見えない場所まであるし。何とか降り階段を見つけ、こうづきちゃんと2人、ようやく外に出れた。でも沙羅姉貴はまだ会場のトイレに並んでいる……丁度、建物の2階の窓から沙羅姉貴の顔が見えたので僕は大声で沙羅姉貴を呼びかけた。
「ねー、そこで待ってても時間かかるからさー、別のトイレいこーよー」
「うーん………」
ちょっと迷い顔の沙羅姉貴だったけど、その意見に賛同し、外に出て来た……何で沙羅姉貴はあの建物迷ってないんだろう、謎。
「はやくいこう!」
と、場所移動をするわれら。帰りの商店街で変なお祭騒ぎを見つける……ふと。立ち止まって見ていると、某HPでの知り合いのA氏(仮名)やB氏(仮名)、更に某HPでの知り合いのC氏(仮名)、D女史(仮名)、E女史(仮名)等もいる……何があるんだ?
「Aさん、これから何やるんですか?」
「あそこにいる連戦チャンピオンの『ワンリキー』との試合が有るんだってよ」
僕がA氏に尋ねると、彼はこう教えてくれた……何でいきなりワンリキーなんだか判らんが、それはそれで何か気になる………見ていこうという事に。沙羅姉貴はその商店街内でトイレにいったようだった。僕もA氏達に並んでその商店街の中央に特設で作られたであろうリングに目を向けた。
 そして、町内会に使われているであろうメガホンでアナウンスが流れて来たのだ。
「ディフェンディングチャンピオン『ワンリキー』への挑戦者、マンキーの着ぐるみを着たF(仮名)さん!」
……何だそりゃ!
F氏(仮名)も某HPでの知り合いだが、何故いきなり着ぐるみ?!しかもマンキー?!
 知り合い連中は知っていたのか、応援グッスの準備に取りかかっている。たれまく、旗、絵の入った看板、団扇など……何時の間に用意してたんだ!そしてその看板や団扇に描かれている絵は、F氏(仮名)が描いたイラストらしい……何なんだろう、この人達、ますます判らない人達だ。
 そして歓声の中、本当にF氏(仮名)はマンキーの着ぐるみを着て現われた!
「Fさん(仮名)何て格好だよ」
「普通の格好してればいいのにね」
等と、A氏(仮名)やB氏(仮名)が僕の脇で話している。とはいえ、きちんと応援グッスは握っているのだが…僕はもう一度リングの方を見た…着ぐるみから顔だけだしているF氏(仮名)……何なんだ、本当この人…呆れてものも言えない。逆にこうづきちゃん達は楽しんでる……何故だ〜〜〜!!
 もう一度、応援看板に目を向ける。何だかこれまたセンスが誰かに似ている……よく判らんセンスだ、全く……
 そして試合が始まった……

……辺りで目が覚めた。何なんだ(Byレミー)な内容だ。暫く僕の前で『着ぐるみのサル』と『全身タイツ』は禁句にしていただきたい……いや、F氏(仮名)の着ぐるみ姿を思い出しちゃうから。ついでに『サルゲッチュのサル』も……つーか、F氏(仮名)が本当にそんなことする人だったらどうしようかと考え込んでしまった。(もしそうだとしたら逢った時大笑いをしてしまいそうだ)
 そうそう、この人達が誰かってのは、深く考えないでねー。その方が平和だから(笑)

おまけ……携帯獣BBSに一度書いたけど、もう一度語っちゃおう。
 町中を暴れまわるリザード。皆がその暴れん坊リザードの被害に遭って逃げ回っている中、僕はこっそりリザードをつけ、気が付かれないようにリザードの背後から僕が火炎放射をかまして暴走を食い止めるという夢を見た…………俺ゃリザードンかい!

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