三文熱血青春スポ根劇場
(『せいしゅん』ではなく『あおはる』と読む様に)

 …と、ある街の高校。特に目立った功績とかもない、極平凡な町中の学校に一人の転校生現わる。どう見ても特A級問題児、素行も悪く、見た目からして強そうな………女生徒(大爆笑)転校早々校内のやさぐれた野郎共と喧嘩、圧倒的勝利を納めてしまう位であった………。
 そんなやさぐれた彼女だが、先の行動(喧嘩等)から察せられる様、スポーツは何でもこなせる。その校内で最もどうしようもない位の運動部・野球部とソフトボール部。というか、あまりに情けない試合ぶりにしびれを切らしたのか、いきなり試合に乱入、代打の葬らん!形成大逆転の勝利を納めさせたのでした。野球部など、男の中だってのに男装ばれずにやはし同結果……素行等の問題もあったけど、部内の協議の末、彼女に入部してもらうようお願いするのだった。
「俺が居たら、確実に荒む」
と断わるのです……どうも彼女自身だけの問題だけでなく、彼女を取り巻く環境で、回りの人を巻き込んでしまうようなのだ。が、部員の熱意は衰えず、彼女はソフト部に入部、ついでにこっそり野球部の助っ人もしてしまうのであった。
 彼女の入部により、特にだらけの目立った野球部などは恐ろしいまでにスパルタな特訓を受けるハメに。勿論反感もあったけど、それによりメキメキ力を付けて、県大会でも調子良く勝ち抜いていくのでありました。
 しかし、やはり障害が……!彼女の父親絡みの争いに巻き込まれ、部員が怪我をしたり、校内で火災騒ぎが起きたり……やっぱり、自分の所為だと悩む彼女。怪我をした部員を見たりすると、やっぱり心が痛みます。平気だ、と言っていた部員達からも、きつい視線が送られるようになりました……。更に、野球部キャプテンとの関係(このキャプテンがまたモテるという設定)で、特に女の子達からは恨まれていきます…
 そんなとき、彼女の唯一の身寄りであった父親が倒されるという事態に。学校や部の皆に迷惑をかけない様に出来るなら、と唯一の身寄りの叔父の元へ身を寄せ、学校を離れることにしようと決心する。
 彼女に密かに思いを寄せていた野球部キャプテン(だからこそ恨まれていた…)がその話を聞き、彼女と話し合いをするのだけど、
「責任をとって、ここを出る」
という彼女の決意を曲げられなかった。無論、彼も回りが色々な事態に巻き込まれているのを知っていたし、皆が彼女を疎外しようとしていた動きも知っている……駄菓子菓子…もとい、だがしかし。自分としては彼女が離れるのは辛い……。色々考えたけど、彼女の決意を理解して、別れを告げるのです……
 叔父の車に乗って、今迄いた街を離れようとする時、部員達が皆で車に向かって叫ぶんです、誰も彼女を恨んでいないと。そしてキャプテン自身の気持ちも知ったらしく……慌てて車を止めさせて、彼女は仲間達の元へ走っていき、誤解を解消するのでした………

……という、三文ドラマの題材にもならない夢を見た。此処で僕がこの夢のお陰で頭を抱えた理由は、野球部キャプテンの外見とメンバー達の配役である。
 まず、この野球部やソフト部などのメンバー達は大体僕の高校や大学時代、勤めてから知った人達で、男性陣には中学時代の知った人もいる。で、そのキャプテンが……Act11の其の紫に出て来た人という良く判らん配役な上、スポーツマンにしては細み。なんでやねん?髪も坊主じゃないし(爆笑)
 そもそも、ここに出て来た人達は、全てが直接めっちゃ親しかった人でない事もあるので、本当にパラレルなのだ。それに何で俺のとーちゃんが倒されなあかんねん?夢の中で滅茶ショックでしたわ。
 いやはや、また疲れてるのかなー…と思い、頭を抱えている訳です。話も下らないし……まじで夢判断してみようかと思ったわ。

余談
 僕はやたらと学校の夢を見るが、決まって自分は高校3年生で授業は「微分・積分」か「物理」である……特に微積である事が多い。そして、その日考え込むのだ……「俺、どうやって高校卒業したんだろう?」……なんせ微積赤点取りまくってたから、足りたんだか不明だし…1学期の間に120点稼いどいたからあと30点とっておけば良い訳で……赤は30未満だし。と、考えて、学年末(卒検)の点数が気になったり……ま、呼び出しかからなかったし(うちの高校、成績1位と最下位の2名が呼び出しを食らう)だって事は足りたんだろうと思った後「俺は大学も出てもう就職してるんだった」と、思い出すのであった…
 余程、微積が苦手だったんだな…俺。最初は簡単だったから、そこで稼いどいたんだけどね、後半戦は三角関数や対数関数の積分による体積の求め方とかでもう面倒臭くて…今考えると滅茶面白いんだけどさ。やっぱり自分は理系なんでしょうか?

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