1976年(昭和51年) 2月15日(晴良)
2回東京6日目 第9競走
第10回東京4歳ステークス(別定)
1800メートル  6頭  R1.46.5
 馬     名  騎  手 着 差 単勝
 2 テンポイント    56 鹿戸明 1.49.6   1.2
 4 クライムカイザー  56 加賀     1/2   3.1
 1 メジロサガミ    55 横山      5身  15.9
 5 ミシガンアロー   54 柴田人      頭  12.7
 3 ゴールデンイサム  55 森安     1/2  69.6
 6 バーラムターフ   54 増田   1身3/4  38.7
単120
複100 110
連複(2−4)140(1人気)

年があけ、4歳になったテンポイントは大志を抱いていよいよ東上した。
レースは6頭立てとはいえ、初めての東京の坂。はたしてテンポイント
はどこまで適応するだろうか。                  
スタートは絶好。メジロがハナを奪いにくると、逆らわずに控えた。そ
のまま向正面を流すも、後続が差を詰めテンポイントは3角では窮屈な
位置に下がってしまう。しかし、ここから落ちついて一頭ずつかわして
4角では3番手の位置。直線坂下でテンポイントが抜け出す。しかし、
外からクライムカイザー。加賀騎手のムチがとぶ。クライムは苦しそう
に外に切れる。この時点で勝負あった。鹿戸騎手が一発ムチを入れると
テンポイントはスッと抜けだし、着差以上の強い内容。関東のファンに
「関西にテンポイントあり」を印象付けた