1975年(昭和50年)11月9日
5回京都4日目 第6競走
もみじ賞(3才300万下・馬齢)
1400メートル 14頭  R1.23.8
 馬     名  騎  手 着 差 単勝
10 テンポイント  53 鹿戸明 1.25.4   1.5
 5 タカミオーラ   53 湯窪      9身  10.2
12 フジハヤト    53 梅内       首  19.7
 1 カネホーマ    53 河内   1身1/2  23.7
11 オンザマーク   52 太宰     1/2  15.6
 9 キーチャリー   53 久保敏     ハナ   8.9
 6 エバートホース  52 今岡       頭  11.3
 2 オカトラ     52 領家      1身  30.7
 8 トオルスター   53 福永甲  1身1/2  20.9
14 コカジオー    53 佐野   1身3/4  93.8
 4 ハマノマオー   53 高橋隆  2身1/2  74.2
13 バウンテンキング 53 武田悟    1/2   9.9
 3 ランドスズラン  52 柴田見     5身 180.9
 7 チェリーシテンノウ 53 久保一  1身1/2  68.0
単150
複140 250 360
連複(4−6)360(1人気)

ゲートが開いてポンと行くかと思われたテンポイントだが、すんなりと
三番手につける。鞍上とけんかすることもなく、まるであらかじめ打ち
合わせ済みのように自然に流れに乗っていった。テンポイントの頭のよ
さがうかがえるようなシーンだった。レースは淡々と進み4角で自然に
先頭に立ったテンポイントは、あとは新馬戦の再現。後続を引き離す一
方だった。馬体重は函館の新馬戦より10キロも増えていたが、太目感
はなく、馬体も精神も成長しているのがうかがえた。
新馬戦に続くこの大楽勝で、当時低迷ドン底状態だった栗東所属馬、い
わゆる関西馬の、打倒関東の期待を一身に背負うことになる。