枠 | 番 | 馬 名 | 斤 | 騎 手 | 着 差 | 単勝 |
---|---|---|---|---|---|---|
6 | 6 | テンポイント | 54 | 鹿戸明 | 1.37.1 | 1.4 |
4 | 4 | ゴールデンタテヤマ | 54 | 安田伊 | 7身 | 8.3 |
1 | 1 | ケイシュウフオード | 54 | 福永洋 | 2身 | 25.2 |
6 | 7 | バンブトンシェード | 54 | 武 邦 | 1身 | 16.4 |
5 | 5 | マルブツシックス | 54 | 池添 | 3身1/2 | 103.7 |
3 | 3 | ヤマニンイブヒロ | 54 | 出口隆 | 1身3/4 | 30.3 |
2 | 2 | エリモテンリュウ | 54 | 高橋成 | 頭 | 8.3 |
8 | 11 | フィニックスアロー | 54 | 武 永 | 頭 | 174.0 |
7 | 8 | センターグッド | 54 | 五十嵐 | 鼻 | 14.1 |
8 | 10 | ケイシュウロザリア | 54 | 須貝 | 鼻 | 9.1 |
7 | 9 | タカミオーラ | 54 | 湯窪 | 3身 | 40.1 |
単 140 複 120 200 260 連複(4-6)540(2人気) |
当時の競馬は今とは逆で「東高西低」だった。「関西の馬主さんはしぶ ちんだから、高い馬は買わないため」などと言われていた。坂路での調 教が実を結び「西高東低」になるのはもう少し後のことである。こういう 状況の中でテンポイントが出現したのである。 スタートしてスッと3番手につけたテンポイント。向正面ではちょっと ごちゃついた感じになったが、カリカリすることもなくマイポジション でレースを進める。3角あたりから徐々に番手が上がっていったが、仕 掛けて上がっていったと言うより、自然の流れで上がっていったという 感じ。直線に向いてからはぐんぐん差が開き、実況した杉本清アナも、 「見てくれこの脚」と思わず言ってしまうほどの素晴らしい脚を披露。 この実況でテンポイントは全国区となり、一気にクラシック馬候補とし て注目されることになる。 後に杉本さんから伺った話だが、杉本さんにとってもこの実況は競馬実 況アナウンサーとして、大きな意味を持つ実況だったということ。 |