「早来の冬空に流星」(テンポイントに捧げる)



今日はあなたの25回目の命日ですね
思えばあなたは「期待」という二文字を背負って
本当に流星のように現れました
それはまさに待ち望んでいた「希望」だったのです

「期待」が「希望」に変わったとき
私たちはあなたのことを1頭の馬ではなく
あなたの中にもう一人の自分を見たのです
「希望」という自分を

そして「希望」は永遠であることを
あなたは今もこうして教えてくれている
けっして私たちがあなたを忘れ得ないのは
「希望」が永遠であるからなんですね

遠く早来の澄んだ冬空に
ひとすじの流星が流れる時
いつもあなたことを思うのです
「中山の直線を流星が走りました」
という響きとともに

                   空飛ぶクジラ