首都中央政府ビル
秘書「将軍大変です」
風間将軍のオフィスに秘書が駆け込んでくる
秘書「皇城大尉に逮捕状が出たそうです」
風間「何!?」
秘書「実は……将軍にも逮捕状が……」「こちらに捜査官が向かっていると……」
風間「皇城め、しくじりおって……!」
秘書「……どういたしましょう」
風間「証拠を消せ。パンドラの秘密データを消すんだ」
秘書「は?」
風間「私の名誉を傷つけるものは、何も残すな」
秘書「はい、ただちに!」
機密データを削除するためパンドラのメインコンピュータにアクセスする
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電脳空間
襲いかかるワクチンをかわしながら電脳空間を進んでいた
アリサ「うわっ!」
ワクチンに左足が触れもぎ取られる
しかしすぐに再生する
ジャンリュック「アリサ覚えているか」
声のする方を見るアリサ
ジャンリュック「俺達が育ったあの街の臭いを」
アリサ「ああ……」
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ジャンリュック「お前と同じ臭いがした」
アリサ「私は、あなたの言うとおりに」「生きてきた」
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八年前 ベイサイドシティ
ビルの一部が爆発する
それを眺めるジャンリュックとアリサ
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アリサ11歳
アリサ「私には、あなたが全てだった」
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13年前
アリサとジャンリュック
アリサ8歳
アリサ「初めてあったあなたの目は、、」「争いに負けた野良犬のような目だった」
アリサ孤独におびえ、誰にも愛されない自分に絶望していた」
ジャンリュック15歳
アリサ「その目に世界がどのように映るのか……私にはよくわかった」
過去を語りアリサを再び手に入れようとするジャンリュック
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5年前
ジャンリュック23歳、アリサ17歳
ホテルロビーでの銃撃戦
アリサ「だから、あんたと一緒にいることで」 |
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4年前の回想
ジャンリュック24歳、アリサ18歳
アリサ「それを少しでも埋められればと思った」
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昔のままに世界を増悪するジャンリュックの姿を しかし、アリサは拒絶した
アリサ「でもそれは私の見当違いだった」
アリサ「……野良犬はどうあがいても野良犬のまま。いつまでたってもひとりぼっちなんだ」
アリサ「私にはそれがわからなかった」
ジャンリュック「何を言っている。クズ共に何か吹き込まれたのか」
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突然防護壁を抜ける
ジャンリュック「見ろ」
アリサの全面輝く二重螺旋の光の帯
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ジャンリュック「これは軍の最高機密ブロックだ」
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アリサ「うっ」
アリサの体内からジャンリュックが抜け出してくる
ジャンリュック「素晴らしい反応速度だ」
ジャンリュック「お前でなければあの防護壁は抜けられなかっただろう」
「俺が示し、お前が実行する」
「俺達は二人でひとつなんだ」
アリサに手をさしのべるジャンリュック
ジャンリュック「さあ、昔のように楽しくやっていこう……」
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アリサ「私には、もう過去は必要ない」
アリサがキッパリとジャンリュックの誘いを断る
ジャンリュック「何?」
アリサ「あなたのように過去にすがって生きていくつもりはない」
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ジャンリュック「まだわからないのか!」
ジャンリュックの体が透ける……機械の体
ジャンリュック「この体のどこに未来がある!二年前のあの時に、俺の未来は闇に閉ざされたんだ!」
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アリサの体も透ける……やはり機械の体
アリサ「いいえ、あなたはちっとも変わっていない」「現実を受け入れられない野良犬のままよ!」
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ジャンリュック「言わせておけば!」
怒りに燃えて、アリサに襲いかかるジャンリュック
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ジャンリュックの放つ光の粒子がアリサを襲う
アリサ「うわっっ!」「ううう〜〜〜」
ジャンリュック「許しを乞えば〜」「命だけは助けてやる」
ジャンリュック「アリサ、許しを乞え!」
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電脳ルームの扉が開き
タカコ、シルヴィア、ケイ、が走り寄る
タカコ「アリサ!」
モニターに苦しんでいるアリサが映っている
アリサ「うわ〜〜〜〜〜〜」
アリサに駆け寄る
ケイ「アリサ!」
マルシア、ミシェルも遅れて入ってくる
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シルヴィアが首のコードを引っ張りながら
シルヴィア「はよ、助けな!」
タカコ「だめ!コードを抜いたら、アリサがこっちに戻れなくなるわ」
シルヴィアすんでの所でコードを引っ張るのをやめる
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マルシア「どうすればいいの?」
ケイ「アリサが自分で戻ってくる以外、助かる道はないわ」
しかし…モニターに映る苦悶の顔を仲間達は為すすべもなく見守るしかなかった
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最高司令室
キーボードを打つ秘書
風間「早くしたまえ!」
秘書「はい、間もなく」
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電脳世界
苦しむアリサ
突然防護壁画消えていく
ジャンリュック「ん?プロテクションが外された!?」
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ジャンリュックアリサを無視して
機密ブロックに近づく
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二重螺旋構造の中心部にオレンジ色のコアが見える
ジャンリュックはコアに近づく
アリサもジャンリュックに続く
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ジャンリュックの顔が歓喜にふるえる
ジャンリュック「これが軍の」
ジャンリュックはコアに両手を突っ込み光の粒子をつかみだし食べる
ジャンリュック「最高機密だ」
アリサ「……最初からこのために……」
ジャンリュック「そうだ」「ハッサンの命など、どうでもいいんだ」
データーの中に手を伸ばし思うがままに情報をむさぼるジャンリュック
ジャンリュック「この手の機密は敵対国には高く売れる!」
ジャンリュック高らかに笑う
ジャンリュック「この国の電脳スパイの名前を教えてやろうか、あはははは」
彼の目的は最初から軍の抱える膨大な機密情報にあった
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最高司令室
「消去しろ」
我が身に追求の及んだ風間将軍がデーターの全消去を命じた
秘書「はっ」
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ジャンリュック「ん?」
コアに手を突っ込んでいたジャンリュック
ジャンリュック「どうしたんだ!?」
一瞬後には周辺のイメージに亀裂が走った
コアに突っ込んでいた手が抜けない
さらにコアがジャンリュックを飲み込もうとする
ジャンリュック「バカな!ここまできて!」
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ジャンリュック「助けてくれ!アリサ」
崩れ去るデーターと共に、ジャンリュックの意識も消えていく
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悲しげに自分を抑えるアリサ
ジャンリュック「お願いだ、助けてくれ!」
崩壊が加速していく機密ブロック
ゆっくりと離れていくアリサ
ジャンリュック「ウオオオオオ〜〜」
ジャンリュックを飲み込みながら崩れゆくブロック
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ジャンリュック「アリサ〜〜!!」
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現実……
AA一同「アリサ!」
タカコ「大丈夫?」
アリサ「ああ……」
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パンドラの自爆シークエンスは進んでいる一刻の猶予もない
タカコ「あの発着所にヘリがあったわ、あれで脱出しましょう!」
一同「はい!」発着所に向かい走り出す
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アリサ、コードを抜いて立ち上がる |
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目の前のジャンリュック
現実世界には戻って来れない
後のモニターでジャンリュックが映っている
ジャンリュック「……た……すけ……て……くれ……」
現実世界のジャンリュックが時々痙攣する
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ジャンリュックを見つめ動かないアリサにタカコが声をかける
タカコ「アリサ、何をしているの!?早く!」
ジャンリュック「…た…けて…れ……」
タカコ「…そいつは助からないわ!」
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アリサ「ジャンリュック」
ジャンリュック「……ア……リ……サ……」
現実世界に戻ったアリサは1発の銃弾で彼に最後の別れを告げた
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アリサ「……さようなら……」
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政府ビル
同じ頃、軍の司令室でも1発の銃弾が響き渡った
秘書「将軍!」
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政府ビルを見上げるゴウマン
逮捕状を携えた警官の前で、風間将軍は自らの命に決着を付けたのだった
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パンドラ
あちこちで爆発が起こる。崩壊し始める
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発着所
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ドアを開け発着所に滑り込むAA達
しかし崩壊は始まっていた
傾き賭ける発着所
シルヴィア「ヘリってもしかして、あれのことかいな」
バズーカを構えていたシルヴィアが指差す方向
滑り落ちるヘリ
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シルヴィア「あああ」「あ〜〜〜」
落ちたヘリが爆発する音だけが空しく響く
ミシェル「うっそ−、どうやって脱出するんですか?」
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司令室
コンピュータ「爆破まであと3分、爆破まであと3分。関係者は、ただちに避難してください」
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突然、ヘリが現れる
一同「え!?」」
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引っ込むミシェル
バズーカを構えるシルヴィア
一同「!」
エンドウ「ジャジャ馬共!騎兵隊の登場だ!」
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ヘリはエンドウ警部が操縦していた
エンドウ「早く乗れ!ぐずぐずするな!」
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ケイ「タイミングバッチリ!」
ミシェル「素敵よ!エンドウさん!!」
乗り込むAA達
エンドウ警部乗り込んでくるタカコに
エンドウ「俺を二度も気絶させた奴は、まだ生きているか!?」
タカコ「みんな無事よ」
エンドウ「尻の一つもぶっ叩いてやらねぇと気がすまねぇ」
タカコ「あら、それってセクハラ?」
エンドウ「セ、セクハラ〜!?」
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パンドラの一部が爆発する
発着所も大きく揺れる
一同「うわ〜〜!」
エンドウ警部が慌ててヘリを浮かす
そこに遅れてきたアリサが
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さらに爆発
アリサが巻き込まれ吹っ飛ばされる
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ケイ「アリサ!」
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転げ落ちるアリサ
辛うじて捕まる
ヘリを操縦するエンドウ警部を見ながら
タカコ「寄せて」
エンドウ「よしきた」
パンドラの爆発が続く
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建物が傾く
そこにグレイフォックスが現れる
アリサ「!」
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皇城「貴様らみんな、道連れにしてやる−!」
半狂乱の皇城大尉
動けないアリサに乱射
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アリサ「うわ!」
着弾、右腕がもげる
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シルヴィア「死にぞないが!」
シルヴィアが揺れるヘリから狙いを定めバズーカを放つ
反動でヘリが傾く
ミシェル、エンドウ「うわ−!」
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皇城「うわ!!」
グレイフォックスに命中
まともに当たり飛散するグレイフォックス
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グレイフォックスの爆発の余波で、アリサが辛うじて捕まっていた鉄骨が曲がる
アリサの手が滑り出す
アリサ「ク……ク……」
タカコ「アリサが!」
エンドウ「まかせろ」
アリサ「あ!」滑り落ちる
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急降下のヘリ
ケイ手を伸ばし
ケイ「アリサ、つかまれ−!」
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落ちていくアリサの手、のばされるケイの手
互いにつかみ合う
ヘリ急上昇
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アリサを引き上げる
シルヴィア「よっしゃあ」
見ていたタカコとエンドウほっとするが平穏もつかの間…
タカコ「急いで、パンドラが爆発するわ」
エンドウ「何〜!?」
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パンドラが小爆発を繰り返しそして
大きな爆発のあと崩壊する
爆発の煙からヘリが飛び出す
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ヘリ内部
一同「イェ−イ}
シルヴィア「オッサン、結構やるやん」
エンドウ「何言ってやがる」「この俺を誰だと思っとる!」
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アリサはミシェルに小さな固まりケルベロスの中核を差し出した
アリサ「ミシェル、頼みがある」
アリサを覗きながら
ミシェル「何?アリサ?」
アリサ「ケルベロスに新しい体を作ってやってくれないか。」
アリサから部品を受け取るミシェル
ミシェル「ってことは、これ、あの子の中枢部ってわけ…」
マルシアがそんなやりとりを覗く
マルシア「どうしたのいつものアリサらしくないじゃない」
そう言われアリサ照れ笑い
アリサ「そいつも、私たちの仲間にしてやりたいんだ」
わずかに昨日とは違った大気をヘリは切り裂いて飛んでいく……
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ケイ「え?……」
アリサのセリフに驚きながらも嬉しそうに
ケイ「仲間か……」
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シルヴィア「あん……」
照れたように目をそらし
シルヴィア「へへ……」
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ミシェルニッコリと笑う
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マルシアもつられて笑う
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そんなみんなのやりとりを聞きながらほほえみ
タカコ「素敵な朝日ね……」
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アリサ「ああ……最高の朝だ……」
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シルヴィア「これでオッサンも、仲間やなァ〜」
エンドウ「馬鹿言うな」「俺は警官だ!れっきとした公務員だぞ!」
エンドウ「……野良猫共の仲間になんぞ、なれるか!」
ミシェル「野良猫だって、ひっどーい」
マルシア「そうね、あんまりね」
エンドウ「お前ら誰のおかげで助かったと思ってるんだ〜!?」
シルヴィア「まあまあ、かたいこと言わんと」
みんなのやりとりを聞きながらアリサは腕時計を捨てる
静に海に吸い込まれる腕時計……
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沈むパンドラを背後に進むヘリ
シルヴィア「みんな、仲良−やろうや!」
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「イェ−イ」
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END |