2.陰謀

中央政府ビル

風間「ふむ……そうか……証拠品は消えたわけだ」
  「バウンサー?どこで取引がばれた……ハッサンがどうなったか確認しろ
もし生きていたら消さねばならん……我々のことが知られる前にな……」
警察本部

満開の桜
特別拘留室

ハッサン「ふむ……今一つだな……」
ティーカップを置き暇そうに部屋を眺めるハッサン
タカコの前でエンドウ警部が深い苛立ちを見せていた

エンドウ「なぁにが今一つだぁ!」
机を叩く

タカコ「机が壊れてよ、エンドウ警部」

エンドウ「うるさい」椅子を蹴る

沈んでしまった証拠品、貨物船の爆破により3週間湾岸が使えず警察には苦情の嵐
何より、唯一の戦果 ハッサンはまるで自分の家にいるようにくつろいでいる


エンドウ「あの密輸船が沈んじまったおかげで、三週間は桟橋が使えねぇんだ!」とタカコにやつあたり「苦情が掃いて捨てるほど市警本部に来てんだよ!」



タカコ「あら、沈めたのは私たちじゃなくて彼よ。」エンドウを軽くかわし

タカコ「それに彼らは対戦車ライフルからLMまでそろえていた。これが明らかに法律違反よ」

エンドウ「証拠があんのか、証拠は!」

「その替わり大物を捕まえたでしょう。アンダーグランドではメジャーリーグ級の武器商人
アリ・シャイーブハッサン」

船を沈めたのはハッサン、ハッサンを捕まえたのはAA
ベイシティー警察のメンツは丸つぶれだった
これでは、エンドウ警部でなくてもおもしろくない
しかし、そんな苛立ちも市長秘書であり元SWATで伝説の英雄とされるゴウマンが現れるまでだった

本部長「紹介しよう。市長の秘書官で、ミスターゴウマンだ」

エンドウ「SWAT時代からの英雄的なご活躍は本部長から聞かされております」

ゴウマン「やめてくれ、過去の話しだ」

マジックミラー越しにハッサンを見つめるゴウマン。また新しい厄介ごとがベイサイドシティーに持ち込まれたのだった。

ゴウマン「奴ですね」

逮捕劇から一夜明けて…

AAのメンバー達はそれぞれのオフを過ごしていた……

というより、

今回の3番埠頭破壊、証拠品未回収のためAAには報酬金が入ってこないばかりか一週間の営業停止を喰らっていたのだった。
浅い夕方……飲食街

シルヴィアはミシェルを付き合わせて、屋台にきていた

ミシェル「せっかくタカコがご馳走してくれるって言うのに、何で誰も行かないの?」
シルヴィア「イタメシみたいな気色のわるいもん、よ食わんわ。うちらの食べもんは、お好みやで」
ミシェル「……シルヴィアってどちらの出身なんですか?」

シルヴィア「生粋の琉球人やで。イラブもゴウヤも食うし」

いつまでもチーム打ち解けないアリサの態度にくだを巻くシルヴィア
シルヴィア「でもな、お前が悪がる必要ないで、悪いのは」箸を振った拍子にお好み焼きが飛ぶ「アリサや!」

お好み焼きをひっくる返しながら

シルヴィア「仕事の金入ってこんわ、一週間営業停止喰らうわ、全部あいつのせいやで」

全ての責任をアリサになすりつけるシルヴィア

シルヴィア「おかげでうちらの会社、赤字更新中や!」

ミシェル「だからって全部アリサのせいにするのも…」
シルヴィア「なにゆーてんねん!誰がなんて言うたかてみーんなアリサのせいや!」

食べながら、わめき散らす行儀の悪いシルヴィアの横でミシェルはチームにとけ込めていないアリサに思い悩む…


シルヴィア「ほんま腹立つ〜!」
「おっちゃん筋コンまだか!?」
廃ビル内

テロリストが飛び出し銃を向ける
マルシア、振り向いて倒す。すぐに向きを変えしゃがみ込んで、また一人倒す

警官を羽交い締めにしたテロリストが出てくる
記憶がフラッシュバックする…ドルチェに銃を向けるLM

しかし、マルシアは躊躇しなかった…倒れるテロリスト……

警官は無事だった…

突然世界の動きが止まる……ヴァーチャル訓練が終了を告げる
息をつくマルシア自嘲気味に独り言「標的だと撃てるんだけどな……」
同時刻

無双輪業に乗り付けたケイはLMの取り扱いについて亮と言葉を交わす

ケイ「亮くん修理終わった」
AA社の個性的なLMを相手に一人格闘している

亮「ケイさん、もうちょっと……部品のすりあわせをしとかないと」

ケイ「いつまで待たせるのよ、今回は別だけど、アリサみたいに無理して乗る訳じゃないんだから」

亮「確かに部品の消耗は激しいけど、減り方にバランス取れてるし、ケイさんのほうがよっぽど癖が……」

LMの扱い方には搭乗者の癖が出る
メンテナンスを続けながらケイと話す亮

亮「ここっていうときにかなり酷使してますよ。アリサさんはどっちかって言うと、ドルチェと折り合い付けながら乗ってるって感じで……まあ、DIPシステムのっけた電脳型だからそういうところもあるんだろうけど……」

亮「アリサさんランドメイトのマスターとしてはたぶん一番上ですよ」

アリサを誉める亮
しかし、ケイは外を見るように目線を外し苦笑いしながら

ケイ「性格には問題があるけどね……」



そしてアリサはまどろみの中で、かつて自分が生身の体と愛するものを失った事件を思い浮かべていた。

ジャンリュックがアリサの髪をつかんで強引に引き寄せる
アリサ冷たい目で見つめる
ジャンリュックがニヤリと笑い強引にキス


ベイサイドシティー銀行の地下金庫

札束を詰める仲間達の先で、厚い外壁が爆破される

突入してきたのはSWATのLMだった…
激しい銃撃戦で倒れる仲間達
SWATのLMが激しく応戦

次々と銀行強盗を倒していく…
逃げるジャンリュックとアリサ

仲間が応戦しているが、うち倒される…

やがてアリサとジャンリュックは建物の屋上に追いつめられる

逃げる2人を三機のエアポリスが追いかける
ジャンリュックが手前のビルへ飛び移る
続けてアリサも…



しかし、銃弾がアリサを捕らえる…

落ちそうになるアリサを救うジャンリュック

ジャンリュックがアリサの右手首をつかむそして、アリサも腕時計の上からジャンリュックの手首をつかむ……

しかし絶体絶命の状況は変わらず


アリサ「手を離して。あんたが撃たれる!」

ジャンリュックが撃たれる
血が手を伝いアリサに…

アリサ「ジャンリュック!」

ジャンリュック「お前一人逝かせはしないぜ」

ジャンリュックが力つきる
アリサはジャンリュックの腕時計を握ったまま落ちていく……


ジャンリュック「アリサ!」

ジャンリュックは自ら手榴弾のピンを抜き……

ビルから落ちるアリサが見たのは爆風に消えるジャンリュック


そして、アリサの体は地上に止めてあったパトカーの屋根に打ち付けられた


「あ〜あこいつ」「つぶれちゃってますよ」SWAT隊員

死への誘いの途中アリサが最後に聞いたのは、誰かがサイバネティックオペを要請する声



深い夕方 アリサの部屋

アリサ「……!!」

ベットから飛び起きる

飾り気のない部屋
アリサの荒い息づかいだけが響く

記憶が交差する
SWAT隊員「あ〜あこいつ」「つぶれちゃってますよ」
ゴウマン「市警病院に連れていけ。サイバネティックオペの準備だ」

現実に戻る……



壁の小物入れから装置を取り出す

左手で髪を掻き上げると…
首筋のデータリンク端子が…そこに装置を突き刺す

アリサ「うっ……」

アリサ「ふー…」



装置をサイドテーブルに置く…

そこには、拳銃とジャンリュックの腕時計が…

MM21
夕焼けに染まる廃墟 ゴウマンとタカコ

タカコ「二度も震災があったのに、まだ市の再開発計画は進んでないようね」

ゴウマン「優先事項が多すぎる」

崩れかかったかつての繁栄の跡……

タカコ「密輸取引先を聞き出す代わりにハッサンの身柄を保護する。そこまでは判るわ。でもその取引先を徹底的に叩いてくれと言うのは……」

ゴウマン「ヤツも命が惜しいんだろ」

ゴウマンからAAにオーダーがかかる。密輸の陰に政府高官の関与を知ったウォン市長が、ハッサンの持っている情報と引き替えに彼の身柄の保護を命じたのだった。
そして護衛に当たるのはAA

ゴウマン「この件には中央政府の高官が絡んでいるらしい……」「『統制派』の有力政治家というところまでは突き止めてある」

ゴウマン「証拠がない。圧力は強い。裁判に掛けても無罪だ。」「だが君たちが敵機動部隊を壊滅させてくれれば、敵のトップは動きが取れなくなる」

ゴウマン「その隙に私が叩く」


タカコ「簡単に言ってくれるわね」「政治家のパワーゲームには付き合ってらんないわ」


背を向け冷たく言い放つ

ゴウマン「君のエンジェルチームを結成したのは誰だ」

それに対し嫌みったらしく
タカコ「あなたのボス。偉大なるベイサイドシティーの市長です」

タカコ「でも身体を張ってるのはうちの娘たちよ」

ゴウマン「判っている。だが指示には従ってもらう」

「あら、いい男」テロリストのリーダーの映像を見てタカコが冗談を言う

ゴウマン「パスポート名はアーサージョーンズ」「本名、ジャンリュック・スキナー」
ゴウマン「二年前に壊滅したテロリスト組織『セクンダディ』のリーダーだ」

ジャンリュック
ゴウマンからその名を聞いたタカコの表情が変わるジャンリュックかつてアリサの恋人…



ゴウマン「今は世界的なテロ請負屋だ。彼の仲間もこの街に潜り込んできている。ハッサンの事件を境にだ」

タカコ「つまりハッサンのボディーガードをやれってことね」

ゴウマン「こういうときのためのエンジェルだ。市長はベイサイド軍基地の警備隊にも応援を要請した。あれほど軍を毛嫌いしているのにな」

タカコ「アリサは外そうかしら……あの娘、まだみんなに溶けこめないでいるし……」

ゴウマン「ダメだ」

タカコ「迷いがある人間を入れるとミッションに支障をきたすわ」

ゴウマン「それくらいでがたついてちゃ、本当に使えるシステムにならんさ。五人でやらせるんだ。何があっても」

タカコ「高くつくわよ」

ゴウマン「だから観覧車が元通りにならないのさ」

ゴウマンの車がインターチェンジを降りていく…



浅い夜 市庁舎
作戦会議室?

ゴウマン「現在、ベイサイドシティーに潜入しているテロリストは8人ジャンリュックを頭として強者揃いです」
「ハッサンは市警本部にて厳重に拘束」「警護は民間のエンジェルアームズ社が担当しています」

富岡「なぜ、民間の会社に警護を頼むんだ。我々軍もいれば市警もいる」

ゴウマン「ハッサンを逮捕したのはこの会社でしてね。昨年可決された警察法によれば裁判終了までハッサンはこの会社の、モノなんですよ」

「やつらを舐めちゃいけないな」

突然入ってくる軍人

富岡「皇城大尉……!君を呼んだ覚えはないが!?」

皇城「我々特殊テロ対策部隊に、内閣安全保障室長から直々に連絡が入ったんだ」

椅子に座る皇城大尉

富岡の部下A「風間将軍から……!?」

皇城「何も手が打てないみなさんに、協力するようにとね」

富岡「我々の管轄だ、引っ込んでいたまえ!」

皇城「フッ…話しにならんな」


市長「お静かに」
収拾のつかない場を制する

市長「特殊部隊については、軍内部の問題と理解した上で、ベイサイドシティ市長として改めて要請する。」

会議テーブルを見回し

市長「市警と軍は共同で、市内でのテロを未然に防いでもらいたい」

市長の提案により、市警と軍の共同作戦が開始された。


アパートメント
シャワー室

アリサ

ふと異常に気づく


銃を取り静にドアを開ける…
シャワーはそのまま
無断侵入者に銃を向け
……タカコだった

タカコ「ここからは空港がよく見えるわね」
グラスを傾け「これ、いただいてるわ

アリサに今回のミッションを告げる

タカコ「昨日の空港の映像よ」

モニターの映像

アリサ「!」

タカコ「二年前あなたの目の前で死んだはずの男よ」

タカコ「彼はいまベイサイドシティにいるわ……彼の目的は……」

アリサを見つめ

タカコ「ハッサンの抹殺……」



ジャンリュックが生きていること、今度の敵が彼であること
ありのままに事実とブリーフィングの時刻を伝える
アリサ「タカコ、ゴウマンは本気で私が裏切らないと思っているのか?」

タカコ「私にはわからないわ。ただ一つ言えるとはハッサンを守ることがあなたの仕事ってこと」

タカコは続ける。今のアリサにはAAがありチームメイトがいる

タカコ「…人を傷つける事しかできなかったあなたにとって、それが唯一の見いだした人として生きてゆく道じゃないかしら」

ゴウマンがアリサを助け二年間育ててきたのはそのためだと

会話がとぎれる
タカコがふとテーブルの腕時計に気づく…ジャンリュックの形見の腕時計

タカコ「ステキな時計ね。こんなに着ずだらけになっても正確に動き続けている……あなたもそうなの?」
アリサ「タカコならどうする」アリサが逆に問いただす

タカコ「決めるのはあなたよ……」

タカコ「仮に、私なら……自分が愛した男を取るかもしれないわね………どういう結果を招いても恐らく後悔はしない……」

タカコはチームと恋人のどちらを選ぶかの選択をアリサ自信に委ねるのであった
港の倉庫……夜

五人の男が入ってくる
先頭はジャンリュック・スキナー

倉庫の中にLMや武器弾薬が……

ジャンリュック「良くこれだけのブツを短期間でそろえられたな」

後を歩く男が答える
「たいしたことはない我々が動かせる物の一部にすぎん」

ジャンリュック「なるほど、破壊されたLMくらいたいしたことないわけだ」

男「補充はきくが同じことを繰り返したくはない…そのためにあなた達にきてもらったんだ」

話しの途中で倉庫の一番奥の部屋に着く
扉が開く…
逆光の中
ゾンカー
グレイフォックス
ジャンリュック「……完璧だ……」

フッフッフ
フッハッハッハッハッハッハ

倉庫にジャンリュックの笑い声がこだまする……


エンジェルアームズ社 早朝


サンドバックを蹴るケイ

シルヴィア「あーもう七時やで〜……」

ミシェル「アリサ、どうしゃたんでしょうねー、今まで遅れたことなんかなかったのにねー」熊のぬいぐるみ相手に独り言

マルシア「何かあったのかしら……」

シルヴィア「いつまでも、けえへん奴はほっといたらええねん。その方がウチらもやりやすいわ〜」



翌日 時間になっても現れないアリサ
苛立つメンバー

タカコ「これ以上アリサを待っても無駄なようね…」

タカコ「みんなは打ち合わせ通り、市警本部に向かってちょうだい」

タカコ「ミッションの組立はケイにまかせるわ」
ケイ「わかった」

タカコがメンバーに告げる警察本部に向かうため立ち上がるメンバー


静にドアが開く そこにはデータスキンに包まれたアリサの姿が…

ケイ「! アリサ……」

アリサ「遅れてすまない…」


ケイ「いくよ!」
みんな走って出ていく
最後までアリサが残りタカコを見つめる
自分の決断を示すように……

そんなアリサに寂しそうに微笑むタカコ
寂しそうにコロラドが鳴く

ベイシティー中に警戒態勢が引かれている



ベイサイドシティ湾倉庫街


ベイサイドシティ



街中


新磯子地区


地下鉄駅


ベイサイドシティPD

警察本部 AAがハッサンのおもりをしている

ハッサンvsミシェルのチェス対決……
天才少女ミシェルにハッサンがかなうはずもない……ミシェルつまらなそうに…チェック

ハッサン「もう一勝負だ」

シルヴィア「おっさん、何回負けたら気が済むねん」

狭い監視室にLMを持ち込み待機しているAA

ハッサン「手の内は読めた。次は勝つ」

シルヴィア「ええ年こいて、子供みたいなこと言わんとき」

ミシェル「いつまで、このおじさんの相手してなきゃいけないの?

ケイ「さあね……」苦笑い

ハッサン天井を見ながら…
「だいぶ雲が低くなってきたな…」ハッサンの含みを持ったセリフ

地下室の天井を思わず見回すAA

ハッサンそろそろ準備したほうがいいぞ。さっそく現れる予感がする」

シルヴィア「また、ええかげんなこと!なんでそんなんわかんねん!」

悪戯っぽく笑うハッサン
チェスの盤を回し指でキングを倒す……



そして、攻撃が始まった。


飛行場


テロリストがミサイルランチャー?を構える

離陸中の旅客機に向かうミサイル



空港で爆発が起きる


地下鉄
大きなラジカセを肩に担ぎ……踊るように車内をねり歩く若者三人……


連結部に箱がおいてある……

若者「ん?…何だぁ……」

箱にはアラビア語でナジスと書かれている
突然箱が爆発!!

地下鉄もろとも吹き飛ばされる

爆風はトンネルを伝わり駅を巻き込む

改札付近で爆風に巻き込まれる人々……


ヨコハマステーション付近
いきなり爆発が起きる


市庁舎内
テロ対策本部…

本部長「同時多発で爆発は起きています。手当たり次第に仕掛けているようです」

富岡「処理に成功したのもかなりあるが……数が多すぎて手に負えない…」

ゴウマン「被害の程度は」

本部長「千人規模の死傷者が出ているようです」

ドア開き、市長が入ってくる

市長「今、中央政府とも話し合った。ベイサイドシティ全市に非常事態宣言を発令する」

市内同時多発テロ!ベイシティーは大混乱に見舞われる


AAトレーラー内指揮室

タカコ「始まったわ、スタンバイして」


ケイ「OK!」

ケイの返事と共に各自LMに搭乗……
ベイサイドシティ上空

ビードルの後部ハッチが開き
ジャンリュックが操る新型LMゾンカーとグレイフォックスが空中からベイシティー警察本部を強襲

警察内部

エンドウ警部 ラーメンをすすっている…
麺と一緒にナルトが…

部下A「エンドウ警部、テロ対策本部がまた言って来ましたよ。もっと人員を各所に回せって」

エンドウ「バカヤロー!やつらの狙いはハッサンだ!これ以上ここを手薄にしてどうする!」

食事の邪魔をされて機嫌が悪い

部下B「警部!ジャミングがかかってレーダーが使えなくなりました!」

エンドウ「バカヤロー!機械になんか頼ってんじゃねー!体仕え、からだぁ〜!」



警察官「上から来たぞ!}

ゾンカーとグレイフォックスが舞い降りる

ゾンカーのパラシュートが屋根にひっかかる
建物にへばりつくゾンカー

そこはエンドウのオフィスだった

ゾンカーに気づくエンドウ警部

ゾンカーが発砲する

部屋に銃弾が飛び交う

エンドウ「うわー!」

床に伏せるエンドウ

エンドウ「あちちちち!」
ラーメンを頭からかぶってしまう……


警察本部玄関前

突然現れたLMに為すすべもなく、次々に撃たれるポリスLM

ゾンカーと合流したグレイフォックスは内部へと飛び込む

その圧倒的な戦闘能力の前に強襲を予想していた警察だったがあっさりと進入させられる


監視室

ミシェル「大物が二体ね」

マルシア「二体だけ?」

ケイ「あたしとアリサでくい止める。みんなは念のためハッサンを移動させて」

アリサ「……」

シルヴィア 銃を構える……



警察本部通路

ドルチェとクムガン奥で敵LMを待ち伏せ

ノクトゥール、ハッサン、トリュフアン、ナンブの順で通路へ

偶然にもエンドウ警部と鉢合わせに

エンドウ「「あん?」

事態を飲み込めないエンドウ警部の前を通り過ぎる…

エンドウあわてて

エンドウ「おい!こら!待て!ハッサンをどこに連れて行く気だ!」

最後のナンブがエンドウを銃床でこづく

エンドウ「うっ……」

気絶するエンドウ警部……

シルヴィア「おっさん、かもてるヒマないねん。かんにんや」

床に倒れているエンドウをまたいでナンブマルシア達を追いかけていく


警棒で立ち向かうポリスLM

が、あっさり蹴散らされる…



ゾンカーとグレイフォックス地下へ……

特別拘留室は近い…



待ち伏せしていたクムガン
飛び出してゾンカーを狙い打ち

そして、逃げる。ヒット アンド ウエイ

しかし、ゾンカーに着弾したものの弾かれてしまう…


ケイとアリサが迎撃に向かう。だが、浴びせられる弾丸をものともしない装甲と絶大なパワー
テロリストが操る2体のLMは強力だった

ケイ「二体とも見たことのないタイプね。私が四足歩行をやる。アリサは細い方を…」

アリサ「わかった」

ケイ「装甲が厚いから気をつけて」

アリサ「ああ」



ドルチェ 光学迷彩使用

背景にとけ込む…


射撃場

グレイフォックス、ゾンカーケイとアリサの待ち伏せに押され気味

しかし、いくら撃たれても装甲が厚く、通じていない……



ケイ「なんて装甲なの!」


うち続けるクムガン

グレイフォックスにたいしたダメージは見受けられないが、頭部を庇う仕草にケイは作戦を変える

ケイ「頭責められるのが、やなのかい」


クムガン飛び出して

ケイ「そりゃー!」

蹴りが見事に決まる



クムガン続けざまにジャンプ


ケイ「もう一丁!」

機動性を生かした格闘戦術

しかし…



グレイフォックスがわずかに蹴りをかわし、逆に体当たり

ショルダータックルをまともに喰らったクムガン

ケイ「うわー!」



止まるどころか、壁をぶち抜く


ケイ「うう……」

気絶するケイ

グレイフォックスがクムガンに銃を向ける

突然背後から銃撃を浴びる


光学迷彩のドルチェ

グレイフォックスの背後から撃つ

しかし、逆にゾンカーから銃撃を浴びてしまう


ゾンカーとの銃撃戦

あちこちに着弾

膝をつくドルチェ

光学迷彩が…



アリサ「クっ……」「光学迷彩が…!」

ドルチェにせまる二体

アリサ「これまでか……」


銃を撃ちながら煙幕弾を投げる

グレイフォックスの足下で煙幕弾が炸裂


グレイフォックス「くそっ!光学センサーが効かない」

ジャンリュック「もういい、どうせこいつらは戦闘不能だ。目的はハッサンだ急ごう」

ドルチェとクムガンを無視して廊下に戻る二体のLM



廊下

エンドウ警部意識が戻る

エンドウ「ハッサンは?」

そこにグレイフォックスとゾンカーが現れる

銃を構えるエンドウ警部

エンドウ「うっ動くな!」

エンドウ「お前達は包囲されている」「抵抗をやめろ!」

状況を飲み込めていないエンドウ警部

グレイフォックスがエンドウ警部に向け銃を撃つ

エンドウ「うわ!」

全く歯が立たず逃げ出す


ハッサンを探す2体のLM
特別拘留所に着いたときにはもぬけの殻


シーツをめくると……

そこにはクマのぬいぐるみが……


グレイフォックス「チェックメイトだと〜」
ジャンリュックが何かに気づきクマのぬいぐるみを調べる

背中から液体が入った棒状のシリンダーが出てくる

ジャンリュック「まさか……」

二色の液体が混ざり合っていく


回想……狭い部屋…

過去のジャンリュックとアリサ……

ジャンリュック「こういうものはシンプルな方が確実なんだ。複雑なものほどミスが多い」

ジャンリュック「持ち上げて見ろ」

アリサ瓶をつまむ 液体が混ざり合っていく

ジャンリュック「これが混ざり終わると爆発する。約十五秒だ」


ゾンカーとグレイフォックス部屋を離れる

特別拘留室が爆発に包まれる


ロッカールーム

戦闘でケイはクムガンの中で気を失い、アリサもまた熱工学迷彩を破がされピンチに陥る


ケイに酸素マスクを付け倒れてるロッカールームにとりあえず隠す
アリサの機転でケイは身の安全を確保されるが…
ゾンカー達が戻ってくる……

気絶しているケイを連れて逃げるのは無理だ

単身LM二体と戦う決意をするアリサ
ゾンカーに向け手榴弾を投げる

ゾンカーは脇に逃げる


手榴弾の爆煙に紛れゾンカーに向かうアリサ

ジャンリュック「アリサ!」

ゾンカーの懐に潜り込み脇腹にプラスチック爆弾を付ける

離れるアリサをゾンカーの手が追ういアリサの足をつかむ

そして爆発

爆発の余波でアリサは床にたたきつけられ

バランスを崩したゾンカーはアリサの上に倒れ込む

下敷きになったアリサ気を失う……
ジャンリュック「アリサ」

ゾンカーがアリサを抱きかかえる

グレイフォックス「何をしている」

ジャンリュック「昔の知り合いでね」

グレイフォックス「時間だ行くぞ」

単身闘いを挑んだアリサはジャンリュックに捕らえられ拉致されてしまう


ケイ 気づく……ロッカーから身を乗り出す

去り際にジャンリュックのアリサについて語った言葉「昔の知り合いでね」
ケイはこの言葉の意味を考えていた…

ケイ「昔の……知り合い?……」

ゾンカーが撤退する際にミサイルの一斉攻撃が行われベイシティー警察は瓦礫の山とかした


マンホールが開きエンドウ警部がでてくる

エンドウ「ゲホ…ゲホ…ゲホ…最低な日だ…」


3.疑惑へ