さよならガンドレス


始まりがあれば、最期もある

1999年

まさに世紀末を爆走し

そのままコースアウトしてしまったガンドレス

あまりにもしすぎるネタを提供した大イベント

その制作者として必ず名前が目につくのは

企画集団ORCA&原作者 は天沢 彰



原作者 天沢 彰

日本のアニメはドラマがなっていないと豪語した

ガンドレスの企画者

そしてやってしまった張本人の一人

しかし この 天沢君 には ちょっとした秘密があったのです



天沢 彰・・・実は

複数の人間のペンネーム
だそうです

ORCAの共同ペンネームといったところです

話がちょっとまとまりきっていない理由も少しは頷けます

さて

そうなるとガンドレスの生の親はORCA



ORCAとは一体どんな集団なのでしょう

ORCAについての説明を抜粋

ORCAとは

   「おもしろいことをする!」をモットーとした映画、コミック、ゲームの企画、原作を

    生業とした集団

    まさに

  エンターテイメント集団



え?


代○木ア○メーションスクールの学生でも考えそうな集団ですが

ORCAはプロですからどこか違うのでしょう

モットーのおもしろいことをする!は確かに

彼らの全てをかけたガンドレスで昇華されたと言えるでしょう

未完成上映なんて前代未聞を行ったのですから



いや、しかし


ORCAの中では大切に、大切に暖め続けてきたガンドレスワールド

その思いは半端ではありません

何せ今のキャラが決まるまで3年かかっているらしいです




想い

ORCAにはまだ想いがあります

天沢 彰氏のインタビューに

その想いが託されています


ガンドレス攻略本より

天沢氏インタビューを抜粋しました


これで次のガンドレスがあれば、

まるっきり違った話になるでしょうね。
もっとハードな、ハードっと云っても派手なアクションになるのではなくて、
あるいは内省的な話になるかもしれません。

構想はいっぱいあります。
「ガンドレス」はこれで

完結したわけではありません

やっとこれでチームがそろったところなんです。
ただ、この5人がいつまでもこの5人のままでいるのかどうかもわかりません。
作品世界は今後も大きく

広がっていくでしょう。


あきらめきれないのです

せっかくここまで築き上げた

魅力あると本人達が思っているガンドレスワールドを

ここで終わらすわけにはいかないようです

ガンドレスファンに

そして、天沢氏本人にも語りかけるような

未練いっぱいのこのメッセージ

なんだか涙が出てきてしまうのはワタシだけでしょうか?

連載10回目にしてうち切られた

新人漫画家の最期のセリフにも似た想いが伝わってきます




ガンドレスファンのみなさん

天沢 彰氏に云ってあげましょう



彼らの思いを昇華させるために




この未完の大作

「ガンドレス」のために





一言いってあげましょう








次なんかねぇよ−−−








終わり