ガレージキットを簡単に作る サフレス編
今回の 作成は コトブキヤ ヨーコ 1/8 です
既に 製品は製造中止になっていますが、スタチューで発売されています
定価7000円代が アキバで4000円でたたき売りされていましたので
ガレージキットより PVCでも良い気がしますが…… 何せPVCの肌質は決してレジンでは出せませんから…
まあそれは置いておいて PVCで発売されたほどですから なかなか良い 造形だと思います
問題は わたし
グレンラガンって見たことない ってことでしょうか?
この おっぱい ねーちゃんは いったい なんなんでしょうか?
なんで 買ったのかと言うと…… 単に定価の半額でたたき売られていたからです
半額なら 買うでしょ?
まあ 前置きはさておき いつものガレキ作成手順
さて まずはパーツチェックです
このように 並べると パーツが足りないかよくわかります なんだか凄いですね
さて 安いから 魔改造に最適 って思ってましたが キャストは白で
質もかなり良く 考えた結果
普通に組み立てながら サフレス塗装 で仕上げてみる 事にしました
どのくらい サフレスが 厄介なのか 実体験のレポート作成なのです
ガレージキットには完成者真が必須ですよね
完成時にはこのような感じになるそうです
さて まずはガレージキット定番工作
今回は WAVE Mウォッシュ 強力離型剤落としを使います
100均で買った 漬け物入れに 浸して 30分 で 離型剤は綺麗に落ちました
Mウォッシュは再利用ができるので便利です
ゴミが入らないように 漏斗に ネットを張って 戻します パーツがなくなるのも防げます
洗い終わったら 必ず確認 できる限り同じような並べ方にします
余計なバリをカットします カットする場所はあらかじめ 印を付けておきます
ガレージキットは 接続用のタボ と バリや湯口が似ているので 間違えてカットしないように
説明書を見ながら注意してカットします
上の棒は比較用ですよ
ヨーコは ロングライフル(対戦車ライフル?)を持っているのが特徴のようですが
このような 部品は大抵曲がっています コレではかっこわるいので 直します
やり方はいろいろあります そもそもレジンは曲がりやすいので このようなパーツには不向きな素材です
たとえば 同経のアクリルパイプ等に置き換えると強度もでて 良いのですが
今回はキットをそのまま使うことにしたので お湯につけて曲げを直すスタンダードな方法にします
台所占領!
危ないので台所で 作業します ついでに台所を掃除すると奥さんに喜ばれたりします
(ワタシは独身なので関係ないですけど)
パーツを入れて 熱湯を注ぐだけです
写真でわかるでしょうか?右が熱湯につけた後です 熱湯につけただけですが面白いように 元に戻りました
とりあえずパーツの下処理が終わったので これから 制作に入ります
完成まで時間がかかるのでパーツ紛失が防げます
忘れていましたが 細かいパーツや おれそうなパーツはこのようにタッパで保存すると良いです
作成と言っても 改造は全くしないので 合わせ目と気泡つぶしだけです
特に 今回はサフレスなので ひたすら耐水ペーパーで磨き
どうしても 埋める必要があるところは アルテコ で埋めます
また 整形上 非常に薄いパーツがありましたので アルテコを薄く塗って補強します
合わせ目はどんなガレージキットでも必ずあります
コレを地道に磨いて消していくのですが 今回は サフレスなので 磨き忘れがないように
鉛筆で印を付けました 左が整形前 右が整形後 この地道な作業の積み重ねが必要なのですが
恐らくここで 挫折する人も多いと思います とにかく めんどくさいです
磨いたら 洗って 汚れを落とします 洗剤に漬けたり 歯ブラシ等でこすったりします
この作業中に 磨き忘れや 補修箇所があれば ペーパー掛けになります
ペーパー掛け → 洗い → チェック コレの繰り返しです
このキットは銃のパーツが細かいので 先に組み立ててしまいました
ここまでは順調だったのだが…
全部の処理が 一応完成しました 塗装する上で 組み立てても問題ないところは 先に組み立てます
この後 ポニーテールを組み立てました
やっと塗装に入ります
サフレスなので いきなり塗装ですが 素材を生かした塗装にしたいので
肌は エアーブラシにします
今回の塗料は
専用カラーとは良い時代になったモンだ
通販専用 ガイアカラー ヨーコ専用カラー と 発売されたばかりの BOMEカラー を使います
実際はヨーコカラーにも 肌色が入っているので BOMEカラーは必要ないのですが
単に 使ってみたかっただけですw
BOMEカラーの説明書どおり塗装してみます
肌の下の色って事らしいが…ちょっと気持ち悪い
下地に キャロットピンクを塗って その上から 肌色を重ね塗りすると
あのBOME 色 になるそうですが …… 人参色すぎませんか? これ
さらに 色を塗ると 出てくるんですよ
継ぎ目が
消しきれなかった継ぎ目が あらわになりました どうしても サーフェーサーを吹かないので
わかりませんでした… 結局 下塗りがサーフェーサーの替わりになってしまっています…
仕方ないので ペーパーで磨いてもう一度塗装します
次に 肌色を重ねていきます
下の色を残すようにして 肌色を重ねますが … 正直に言って BOMEカラーだけでは
綺麗なグラデーションにはなりませんでした 下地が人参色すぎます
結局 非常に薄めた 白を 上塗りして さらに ヨーコカラーの肌色を重ねました
よく見ると ヨーコの肌って黄色っぽい(アジア系)
BOMEカラーは かなりピンクっぽい キャラクターによっては似合わない
サフレスなので 発色は非常によいのですが 結局 かなり色を重ねたため
ホワイトレジンの透明感が肌に反映されたとは言えません
それぞれパーツ毎に 塗っていきます 特にグラデーションを付けたいところは エアーブラシを使います
髪の毛を塗ったところ 髪の毛は薄く塗っているので サフレス効果がかなり出ていると思います
写真失敗です
筆塗りなので ノンマスキングで 一気に塗ります
それにしても ベルトのリベットが めんどくさかった
その他のパーツも 地道に塗っていきますが マスキングはめんどくさいので 筆塗りです
そして最後の難関 顔の塗装です
割り箸に クリップ 全て100均でそろいますよ
まず 白目を入れて 歯を塗りました
組み立ててから瞳を調整します…これが難しい
わかりでしょうか 鉛筆で 目を描いています これに沿って塗っていきますが…
ここからは一気に塗ってしまったので 写真がありません
手順は 瞳の黄色を全体に塗って 黒の瞳孔を入れてバランスを見ます
目の回りの黒を描いて まつげを 塗り
白で光を入れて 一部はみ出した部分の修正を行います
まあそんな感じです
左目が右に寄っているのかそれとも右目が…
ちょっと上目使いなのと体をひねったポーズなので 向いている方向がわかりにくいため
いくら塗っても うまくいきません もう少し 右目が左側によっている方が良いような気もしますが
まあ 組み立ててみて 変だったら 修正します
忘れない内に 舌を塗りました ここで 眉毛がないことに気づき この後塗りました
全てのパーツが塗り終わったので 組立に入りますが 実際はここからがめんどくさいのです
接着で失敗するとほぼリカバリーできませんよ
ガンダムの Bパーツよろしく 下半身だけ作ってしまってから 写真を撮ってないことに気づきました
今回は タボがしっかりしているので あえて 軸は打ちません
接着に使うのは 瞬間接着剤 筆付きです これは 接着剤がはみ出さないようにするためですが
非常に使いやすかったのでおすすめです値段も 300円しません
通常は100均の瞬着を使うのですが 筆付きの方が失敗する可能性が低いので安心です
あと 接着面が少ないところ等は アルテコも使います
今まで ボディーの 形がヘンテコで 非常に気になっていましたが
オッパイカバー を付けると まともに見えるのも 変な感じです
しかし やはりレジン 伸縮するためか 隙間ができてしまいました
仕方ないので アルテコで埋めます 結局 補修後に 再塗装です
このように 非常に出来の良い製品ですが パーツを付けていくときに
段差や 隙間 ができてしまうことがあるのが レジン製ガレージキットの特徴です
髪飾りのタボが付いたままです
それでも 最後の組立は楽しいですね 完成まで後一歩
この隙間が結構気になります…
しかし 最後の最後でポニーテールの付け根に隙間ができました
これは接着後 しっかり固定しなかったので パーツがずれたようです
仕方ないのでこういったところもアルテコで補修します
アルテコで補修 筆塗りでリタッチ
瞳も そんなにおかしくないので このままでいきます もし気になったら 簡単なリタッチを行うつもりでした
前髪が付くとそれほど瞳の位置も気にならない
隙間を埋めて 再塗装しました 写真ではわかりませんね
オッパイに目がいって 瞳なんて関係ありませんね
と言うわけで 台座に 据え付けて 完成です
しかしスゲー服だよなぁ
一応 完成ですが クリアーコートで つや調整しても良いですね
さて 殆どサフレスで〜といった 内容とは かけ離れてしまい 単なるガレキ作成になってしまいました
そのくらい 結局サフレスを意識しなかった って事でしょうか?
サフレスの 良かった点は レジンが白だったので 発色が良く 色が乗りやすかったってことです
もっと細かいパーツや モールドなどがあるキットならサフレスは有効だと思いますが
今回のヨーコではさほど サフレスの効果はなかったかなぁ
最後は オッパイでw