ガレージキットを作成する
今回は再度透け塗装に挑戦です
今回も綾波さんに犠牲になってもらいます
コトブキヤ 1/6 綾波レイ プールサイドVer. です
それにしても さすが 有名人なので各メーカーからものすごい数がリリースされましたよね
いまだにリリースされ続けているのも凄いことです
よって市場にはいろいろな綾波さんが溢れ返り 飽和状態です
今回のは定価9800円ですが、良心的な店で2000円でGETしました
今回はできる限り写真を忘れずに撮ろうと思っています
1日目
パッケージを開け 完成写真とパーツチェックです
パーツ数は8 細かいパーツもなく 初心者向けキットです
まずは、Mウオッシャに30分付けて離型剤を落とします
Mウオッシャは(たぶん)揮発するので、蓋つきの容器に入れます
長時間付けてもあまり意味がないので、キッチンタイマーで時間を計ると忘れないですみます
ちなみにMウオッシャはプラスチックも浸食しないので、プラモの油落としにも使えます
Mウオッシャは使い終わったら容器に戻して再利用します。漏斗とネットを使うとゴミが入らないので
長持ちしますよ
後は自然乾燥を待ちます
今日はここまでです
2日目
コトブキヤなのでそれほど気泡や段差はないかなぁ期待していましたが 甘かった
左足は細かい気泡 各パーツには段差が目だちます
ちなみに 道具は こんな感じです
タミヤの電動工具は非常に便利です 常に1mm経のドリルをつけています
このドリルで穴をあければ1mmの真鍮線がさせます
デザインカッターで湯口を切断します 刃は新しいのを使います
湯口やバリをカットして 気泡に穴をワザとあけて埋めやすくします
湯口は いっぺんに削らないで少しづつ削ります パーツ数が少ないので楽です
小さい気泡は穴をあけないと埋められません ワザとあけてしまいます
左足が…穴だらけです これを綺麗に整形するわけですから やる気が萎えます
さて段差や 穴埋めは パテを使いますが、ここはレジンにも食いつき良い
アルテコ を使います
これが アルテコですが…… いつからこんな怪しいパッケージになったんでしょうか?
ワタシは このように タッパの蓋に粉を出して 液を適当に出してから混合し
適当な粘度になるまで 粉をませていきます 混ぜるのに使うのはツマヨウジです
このままツマヨウジでキットにアルテコをなすりつけていきます
細かいところにも届くし 何せ使い捨てできるので便利です 100均で買えば かなり長持ちします
段差や穴埋めを行いました 結局ほぼ全パーツです
これを成型するのか……
今日はここまで
3日目
今日から一番めんどくさい 表面処理に入ります
使うのは 耐水ペーパーです
耐水ペーパーには いろいろな種類がありますが、ここではタミヤの耐水ペーパーを使います
黒いのも耐水ペーパーですが、タミヤのより安いぶん使っていてすぐにぼろぼろになります
表面処理は綺麗にしたいので、ケチらずに高い方を使います
800番くらいが丁度良いと思います。もし表面が粗くなってしまったら1000番で最終的には磨けばいいので
多少荒くても問題ありません
磨いている間に 新しい気泡やアルテコがしっかり充填できていない場所が見つかりましたので
デザインナイフでえぐってもう一度アルテコを充填します
段差や気泡が完全に埋まるまでこの作業を繰り返します
両足を磨いたら、飽きてしまいました。テンションが続かないときは止めます
今日はここまで
4日目
腕や胴体の段差がかなりあり800番で磨くにはかなりきつくなってきたので
よくわからない写真ですが表面がアルテコだらけなんです
600番の耐水ペーパーに変更して一気に磨きます
途中で段差処理や穴埋めがうまくいっているか確認します
穴埋めがいまいちなら もう一度掘り返して アルテコで埋めてまた磨きます
アルテコは高いのですが乾燥も早くレジンに食いつきも良いため
コストパフォーマンスはそれほど悪くないと思います
全てのパーツが一応磨き終わりました さすが8パーツなので早いです
ここで、ちょっと 一工作しますw
とりあえず 乳首を作ることにしました まぁ お約束ですよね
まずは 鉛筆で下書きします
右手を挙げているので ムネも必然的に上に向きます よって乳首も上に…
などと 納得がいくまで 位置決めをします
鉛筆なら何度でもやり直せるます
用意するのは、各メーカーから販売されている サポートパーツ
今回はリベットを使います こんな物が労せず手にはいるなんて良い世の中になったモノです
メーカーによって大きさが違うので イメージに近い大きさを選んで張り付けます
今回は、それほど大きくないように あくまでも 自然にを目指しますw
とりあえず接着してみました しかしこれだと リベットを付けたって感じがして
いまいち なじみません やはり 水着の下にあるケド ちょっと存在を主張した 突起物w って
感じにしたいので、リベットの回りに またアルテコを塗って ペーパー掛けをします
完成です 色を塗るとそれらしくなる ハズです
今日はここまでです
5日目
今週は休みがありません。土日もイベント企画の会議でした。担当がアホなので全く進みません
よって、作業も殆ど進みません
ペーパー掛けした乳首が上手くなじんでいないようなので、溶きパテをぬってから再度ペーパー掛けしました
溶きパテは 筆塗り用サーフェーサー1000を使用しますが、ときどきパテを注入して濃度調整をしたので
サーフェーサー1000より濃度が濃いと思います
さすがに500では濃すぎると思います。下地との色合いを気にするならホワイトサーフェーサー筆塗り用を使うのも手です
ホワイトサーフェーサーも持っているのですが、下地造りではなくキズ埋めなのでわかりやすいグレータイプを使いました
今回はサフレスでもないので、問題ありません
完全に乾いてから、汚れ落としをします
しつこい汚れにはマジックリンです
直接かけて、水を注いで泡立たせて1日放置します
ついでに、落ちていなかった離型剤も完全に落ちますので一石二鳥です
今日はここまで
6日目
各パーツを水で洗い マジックリンと汚れを落とします
細かい隙間に詰まったゴミを洗い流すため 古い歯ブラシでこすります
もう一度パーツチェックをしたら 以外に傷や境目が残っていたので 溶きパテをまた塗りました
溶きパテが乾いてから ペーパー掛けをもう一度行い キズ等をチェックします
細かい所では 指の間に 段差が残っていました 一応ペーパー掛けしましたが
あまり削ると 指が四角くなってしまうので このくらいで止めておきます
後は色を塗った後 あまりにも段差が目だつようなら アルテコを盛って整形することにします
パーツを軽く洗って 乾かします
次は軸打ちをします
接続部を見ると 凸凹が確認できます 凸はタボで凹は軸打ち箇所です
キットは股関節に加重がかかるので アルミ線の2.0でしっかり軸打ちをすることにしました
アルミ線は100均で買った安物ですが適度に柔らかく単価も安いので魅力的です
このアルミ線の経に合うドリルをピンバイスにつけて 各凹に穴をあけます
各パーツに穴をあけ 軸を差し込みます 軸穴は キットの面に対し直角にあけるのが基本です
各パーツにアルミ線を先込み 接続します アルミ線は柔らかいので多少ずれても調整がききます
とりあえず 仮組ができました 一部隙間が空いてしまったので 軸の曲がり具合を調整して
隙間がなくなるようにします
今日はここまでです
7日目
塗装に入ります
今回もボーメカラーを使用します
綾波は 肌の色がかなり白なのですが ボーメカラーで塗るとピンクになります
キャラ的に合わない色なのですが いちいち肌色を作るのもめんどくさいので
ボーメカラーを使うことにしました
まずは せっかく仮組みした 綾波さんを ばらして 自作の持ち手に付けます
クリップも割り箸もガムテープも粘土もタッパーも100均です
エアーブラシ+コンプレッサーセットです
コンプレッサーはかなり小さいタイプですが これで充分です 8年くらい使ってますが
ノンメンテナンスです 一応レギュレーターをつけています(あまり役に立っているとは思いませんが
エアーブラシは0.3mmを使っています 今はタミヤ製をメインで使っていますが
WAVE製も使いやすいです(現在は調子が悪いので使っていません)
その他の道具等です シンナー(薄め液)大量に使うので500mlを使用しています
スポイト、撹拌棒(みみかき)、塗装ブース(換気扇)は必須アイテムです
エアーブラシの塗装は 塗料をものすごく薄めて使用します
まず カップにシンナーを入れます このときスポイトがあるとものすごく便利です
次に 塗料を撹拌棒で混ぜて 2から3滴カップに垂らして混ぜます この程度の濃度でOKです
とりあえず 試し吹きをします 適当なブロックをいつも机に置いてあります こいつに吹き付けて
濃度を確認します とりあえずOKなら パーツの塗装に入ります
いっぺんに塗らないで とりあえず 塗料を吹き付ける感じで それぞれのパーツを塗っていきます
塗料が薄いので 一カ所に吹き付けると すぐに塗料がだれます
何度か繰り返して 塗装の乗せていきます
塗料がなくなれば 同じ方法で追加します
必ず試し吹きをします 薄ければ足せばいいので 丁度良い濃度になるまで調整します
塗料は必ず同じ色にはなりません
薄め方、撹拌の仕方、天候、湿度などなど 微妙に色は変わります
あまり色合いにこだわることは無いと思います
一応全パーツを塗ってみて……失敗しました
ボーメカラーはそれほど隠蔽率が高くないようです……
サーフェーサーの灰色が透けてしまいました
仕方ないのでここで中止し 乾燥させます
乾燥後 筆で サーフェーサー部分を塗ります 塗料を厚く塗ることで隠蔽率を上げてみます
一応 灰色が隠れました
ここで 再度 エアーブラシで 全体を塗っていきます
今日は雨が降っていたので 湿度が高いです こんな日に塗装する人はあまりいません
仕事の関係で休日モデラーは 塗れる日に塗るしか無いのですが……こういう日は失敗する確率が高いのです
今日は モスラ になりがちで 効率よく進みません
モスラとは 濃い塗料をエアーブラシで吹くと 糸が発生する現象を言います
こんな感じ
これも結構楽しいのですが 作業は進みません
とにかく悪戦苦闘しながら ピンクにしてやりましたw コーラルピンクってかなり赤い
ラッカー系の塗料は 乾燥すると色が変わるので、一気に塗らないで 2,3度に分けて塗ると失敗が減ります
塗ってるときは気にならなかったのに 乾いてから見ると アレ?なんか違うなぁって感じになります
とりあえず 乾燥したのを見ると すげーピンクですね
ここでパーツチェック 埃や気泡があればチェックして処理します
もし 再度塗装する必要がある場合は あきらめて もう一度 塗ります
残念ながら 気泡と塗料ダレ箇所がありましたので 処理が必要になりました…
とりあえず 塗装が完全に乾くのを待つため塗装作業は中止です
最期はエアーブラシのお手入れです
シンナーで洗うので少ないシンナーで効率よく洗います
うがいをするための専用のボトルに吹き付け、ノズル内の塗料を落とします
コレは非常に便利なのでおすすめの品ですが、ボトル内は凄いことになっていますね
カップの中の塗料はスポイトで洗い流し、ボトルに吹いて捨てます
塗料をかなり薄くしているので、簡単に落ちます
今日はここまで
8日目
隠れ気泡と塗料ダレ処理→再塗装の繰り返しで混迷中しそうなので
失敗したところを判るように色を変えてみました
思い切って サーフェーサーを吹きました
サーフェーサーはいろいろ種類がありますが今回使ったのはベースホワイト
特に塗装の上からサーフェースするので GK用等は使いません
下地が白の方が ピンクが映えるのでホワイトをあえて使用しました
結局 サーフェーサー 下地処理でペーパー掛け コーラルピンクの塗装で作業終了 全く進んでいませんね…
塗料ダレによる段差は 耐水ペーパーで軽く磨いて塗料を削ります 耐水ペーパーは1000〜2000までを
適当に使い分けて磨きます。磨くと色合いが変わってしまうのですが あくまでも下地なので問題ないでしょう
今日はここまで
9日目
ボーメカラーの説明書によると ハイライト部分にホワイトをかけると良いなんて書いてあります
軽くホワイトを吹いてみました… あまり映えませんね
続いてミルキーピンクを塗ります 一応 重ね吹きしながら 色を乗せていきます
下のコーラルピンクを残しながら少しづつ 色を重ねていきますが…隠蔽率が低いので
なかなか色が乗りませんね……これは根気強く塗って行くしか方法がないようです
とにかく シンナー臭と闘いながら 塗ります
結局完成しません… でも 乾燥すると色が変わるので 焦って一回で塗る必要はありません
結局、色合いを調整するために また 塗装しますから
今日はここまで
10〜11日目
ミルキーピンクを繰り返し吹きまくります。
3回吹いて、ミルキーピンクの隠蔽力の無さに脱帽……
全然肌色っぽくありません……
仕方ないので 白を混ぜて隠蔽力を高めてみました
ガイアカラーのホワイトは隠蔽力がかなりあるんですけど…… いまいち
仕方ないので、同じくガイアカラーのグレンラガン ヨウコ専用カラーの肌色をミルキーピンクに混ぜて吹いてみました
とりあえずまだまだピンクですがここで塗装は飽きたので終了してしまいますw
この後は 完全に乾燥してから マスキングをして 透け塗装を行います
今日はここまで
12日目
どうしてもピンクっぽいのでもう一度ガイアカラーヨウコカラーの肌色を使います
今回は濃いめに塗ってみました。
とりあえず、もういい加減、飽きたので肌はここまでとします
今回は透け塗装です。水着は白。これで決まりです。
肌が密着しないところが、もっともくらくなる部分です。この部分に白を筆塗りします
ガイアカラーは全般的に隠蔽力が高いのでガイアカラー白を使用します
ガイアカラーをシンナーで薄めさらにリターダーを混ぜます。
筆塗りで綺麗に見せるには、リターダー必須です
適当に塗って終了。この後エアーブラシで全体をなじませるのでこんなモンでOKです
乾燥してから、マスキングをします。
マスキングテープでグルグル巻きにします。黄色いミイラみたいですw
マスキング箇所が少なくて楽なのが良いです。
今日はここまで
13日目
ガイアカラー白をエアーブラシで吹きます
エアーはできるだけ絞り、全体に白を吹いていきます。
筆塗りした白が不自然にならないように境界線をボカス感じで吹いていきます
シンナーが多めに入っているのため、回りの色を溶かすので乾燥後はなじみます
エアーブラシのぼかし塗装機能を使う感じで吹いていきます
決して塗るのではなく、ボカス感じで色をなじませる感覚で吹きます
この方法だと、一回の塗装で終了するのは難しいです。
よって、今回はここまでですが、たぶん明日も同じ行程を繰り返すことになります
今日はここまで
14日目
昨日同様に白をエアーブラシで吹きます
肌色を残すところと白色にするところを決めながら吹いていきます
正直リアルなんて無用です。ムネや股間、尻など透けているとイヤらしいと感じる所を
残しながら塗っていきます。
変な塗りムラが無くなったら完了です
さて、せっかくなので、乳首を主張させますw
乳首を少し濃いピンクで塗ります。綺麗に丸く塗ることが必要です
まず、丸い穴をあけたプラ版を作成します
これを乳首に当ててエアブラシで吹くと、綺麗な○に塗れます
今回は控えめに直径4mmの乳首にしました。色も控えめですよ
こんな感じで完成です。次は……水着を少し濡らした感じにしたいと思います
今日はここまで
15日目
水着を濡らした感じにするにはクリアーを吹くのが手っ取り早くて良いのですが
パール塗装で少し変化を付けたいと思います
今回はWAVWのパールホワイトを使います。
新品のミニコンプレッサー+0.4シングルアクションのエアーブラシで吹きます
パールをクリアーに添加したパールクリアーを作り、いつもの要領でエアーブラシします
パールは詰まりやすいので、今回は0.4を使用しています。
0.3の場合はパールの量を少な目にして数回に分けて重ね塗りしますが、さすが0.4
殆ど詰まることなく2回目の吹きで充分な量を吹くことができました
ちょっと左の乳首が強調しすぎたような気がしますが…… まぁしょうがないでしょう
と言うわけで、とりあえず透け塗装は完成です。クリアーの圧吹きなので乾燥には2〜3日置くことにします
次に髪の毛を塗ります
ライトブルーとガイアカラーのマリンブルーの混色です
全体をマリンブルーで塗りライトブルーのグラデーションをかけますが失敗してとりあえず
ライトブルー一色になってしまいましたとりあえず乾燥してから再塗装します
今日はここまで
16日目
やっぱり乳首が気になったのでリペイントしました。
髪の毛も昨日失敗したので、リペイントします。ライトブルーとマリンブルーの混色でグラデーションをかけて
昨日同様パールクリアーを軽く当てます。
パールを吹くととたんにエロくなりますね〜
乾燥して出来上がりです。
これで明日は全体にクリアーを吹いて、瞳の塗装をして完成
と言うところまでやっときました……
しかし
ここで
トラブル
マスキングテープを剥がしたら……
一部塗装も剥げてしまった!!??
理由は全く持って?
確かにマスキングテープの粘着力を弱めなかったのはありますが…
ナゼ胸の一部と背中が離れる?
仕方ないので一定部分の塗装を剥がして
ヤスリを掛けて……補修しますが……正直やってられない
どうしようこれw
17日目
ヤスリ掛け、筆塗り、ヤスリ掛け、エアーブラシ塗装を繰り返します
他の部分と明らかに色合いが違いますが仕方ありません
とても他の部分同様なリペイントは無理
今までの作業工程を繰り返す事はできません。
とりあえず、今まで使った塗料(下地のキャロットピンク以外)を使って塗り重ねていきます
ある程度納得がいったら終了とします
今日はここまで
18日目
強い皮膜を造るためにクリアーを吹きます
つや有りクリアーを吹きます。今回は2回重ね吹きです
完全に乾燥したら各部分をチェックします。
本当はクリアー吹き後に乾燥機にでも入れれば良いのですが、そんな大物は持っていないので
とにかく部屋に放置していました。(外においておくと大変なことになるのはヨウコで実証済み)
それでも多少埃はつきます。付いた埃を指でなでながら落とします
クリアーの表面に付着した埃ならコレでだいたい落ちますが、クリアー皮膜内に潜り込んでいる埃については
目だつところはカッターでクリアー皮膜を削りながら取ります。今回は大物一つありましたが、慎重にカッターを使えば
下地の色を犯さずに取ることができます
全体のクリーンアップが終わったら瞳の塗装に入ります
まず白目を塗ります。今回はファレホのオフホワイトを使用
ファレホは水性カラーでしかも喰い付きが良い、隠蔽力があると使いやすいのですが単価が高いのが難点です
Mrカラー1瓶150円くらいに対してファレホは305円です
しかも取扱店はかなり限られていて日本正規代理店はボークスのみです
ボークスでも品切れの色が多々あり、かなり補充されません
ファレホは瞳を塗るのにちょうど良い塗料だと思います。理由は塗装時に書きます
ファレホは水彩絵の具のような使い方をします。パレットにチューブからだして筆塗りします
専用溶剤または水で薄めることができます。もちろんファレホ同士なら混色もできます
ファレホは珍しいことに乾燥後はフラットになります
白目を塗り乾燥するまでネットで遊びます。ここで綾波のデーターを検索します。
次にまつげを塗ります。付属完成写真は下のまつげも塗っていますが、多くの綾波イラストでは
下のまつげは塗っていないので今回は塗りません。
ファレホのダークグレーで塗ります。はみ出したら乾かない内にツマヨウジでこすり取ります
表面がクリアーでつるつるしているので、乾燥前なら下地を痛めずに、リペアできるのが良いのです
ツマヨウジでこすり取るのもポイントですよ。固くなくでも柔らかくもなく、細く、使いやすく、安い
私はいつもツマヨウジ常備です
次は眉毛です。このキットの良いところはまつげや眉毛があらかじめモールドされていることです
コレって凄い楽なんです。何も考えずにモールドに色を乗せれば良いだけですから。
眉毛は髪の毛と同じ色になるので、Mrカラーのライトブルーを筆塗りです。
ラッカー系のクリアーコートに対しラッカー系の色で塗ると上塗りした塗料が下の皮膜を溶かすので普通はやりません
コレはラッカー系塗料の特徴です。乾燥してもシンナー溶剤が入っていると溶けるんです
でもファレホではこの色を持っていないし混色するのもめんどくさいので、ライトブルーを直接塗ります
用ははみ出さなければ良いだけですからw
超慎重にぬって完成しました。明日から問題の瞳の塗装に入ります
今日はここまで
19日目
瞳を鉛筆で描きます
見本写真を見ながら適当に描きます。
塗ってみないと実際の感じはつかめないので、こんなところで下書きは完了です
瞳は結構集中力も必要ですし、それなりの時間を掛けた方が良いので適当には塗り始めません
テンションが低いので今日はここまで
20日目
ファレホで塗ります。お皿に垂らして筆塗りができるので何度も塗るには最適な塗料です
しかも水性なので臭くないのが良いのです
まずは濃い赤を塗り瞳の大きさを整えてます
次に黒で瞳孔を描き全体のバランスをとってからオレンジ、朱色を瞳に入れていきます
何となく一色ではなく所々違う色になるように塗り分けしていきます
適当に塗るのではみ出したり、塗っていくうちにバランスが悪くなったりします
そうしたらどんどん補修していきます。
あんまりやると厚塗りになってしまいますので適当なところで止めておきます
こんな感じになりました。コレで乾燥させます
ちなみに乾燥後ちょっと気にくわなかったので再度色を入れました
こうしてある程度満足するまで色を入れますが、ある程度で区切りをつけないと
必ず失敗します……今回もちょっとやりすぎたかもw
もう止めて最終段階に移行しましょう
今日はここまで
21日目
ファレホの保護は専用のクリアーを塗ります。今回はつや有りを塗りました。
説明書には1日以上の乾燥が理想と書いてあったので今日はここまでになりますが
それでだけではつまらないので、髪の毛を接着してみます
使うのは瞬間接着剤です。はみ出さないように筆付きのタイプを使い慎重に作業します
瞬着は回りの水分に反応して効果します。その時化学反応で発熱と白色化が起こります
俗に言う粉吹きです。もし失敗して顔などが粉吹きになったりしたら一気に終了ゲームオーバーです
さらに髪の毛は仮組を何度もすると塗装が剥げる事もあるので一発勝負でひっつけます
前髪をくっつけてから瞬着を隙間に流し込み
乾燥したら後髪を前髪と合わせながらくっつけます
ここで、前髪と後髪の隙間をアルテコで塞いで再度塗装するのがベストですが
今回は失敗しまくりなので、やりません。
後は四肢をくっつければ完成ですが、慎重に仮組みしアルミ線の軸も再度作成する必要もあるので
かなり気合いが必要です。疲れてテンションが低いので明日に延ばします
今日はここまで
22日目
アルミ線を調整しながら四肢を瞬着でくっつけていきます
しかし、仮組が適当だったのか、キットが悪いのか……隙間ができてしまいました
とりあえず、すきまを埋めると塗装し直しになるので、今回はここまでで完成とします
本当は、フラットで肌を落ち着かせると良いのですが、ラッカー系のフラットベースとクリアーを
切らしているので、このまましばらく放置するようになると思います
と言うわけで、約1ヶ月の長い道のりでした…
肩と腰の部分に隙間が…
控えめに透けているのがいい感じ
横乳がエロくなったw しかし、コンドームみたいな水着だw
頭部の境目は永遠の課題w
と言うわけで完成……写真もいい加減なので、フラットを吹いたら最終形態の写真をアップします…
当分先になりそうですが…
さて やっと修正作業が完了しました 隙間にパテを埋め込み水着の縁として処理しました
肌がつや消しになると とたんにエロくなりますねw
あのリベット乳首が こんな感じになるんですよ
光の当たり具合でグロスにもマットにも見えます…パール塗装正解かな
と言うわけで コレにて完成 約2ヶ月かw 次回は何にしようw