謎が解けた!!!!!!

 メリクリ。
 みなさまはどんな聖夜を過ごされましたか?
 わたしは家路の途中、コンビニの店頭でサンタのコスプレをした店員さんからクリスマスケーキを買う、という超テンプレな行動を生まれて初めてやってみました。(別に店員さんが可愛い女性だったとか、そういう話ではありませんので)

 それは、さておき。長年の謎が解けました。
 あくまで個人的な話なので、ぶっちゃけスゲー失礼な話でもあるのですが。

 毎年、たくさんの年賀状をいただきます。凝ったデザインのものやスタンダードなもの。マンガ家の友人からは手書きのイラストが入ったものなど、さまざまです。そんな中、ずいぶん以前から、見慣れない名前の方から年賀状を頂いておりました。
 その方からの年賀状を見るたびに必死に思い出そうとするのですがダメ。しかも、困ったことにその年賀状は、いわゆる既製品で、個人的な情報は住所・氏名・電話番号のみという始末。
 よくある感じの「結婚しました」とか「子供が生まれました」みたいな写真付きなら、顔を見て思い出すこともできるのですが、それも無理です。 かといって、その方のところへ電話をかけて「すみません。あなた誰でしたっけ?」と聞くわけにも行きませんし……。

 と、思っていたら混乱に拍車が。
 貯まった名刺を整理していたところ、偶然、その方の名刺を発見したのです。しかし、それは勤め先の名刺で、これまたまったく見当がつかない会社。結局、わかったことといえば「マンガ家やイラストレーターのようなフリーランスの人ではない」「出版社やアニメ制作会社とも無縁」の2点。そうなると趣味とか副業を通じての知り合いということになります。つまり軍服とか軍事評論関係か?

 うわぁ……これは困った……。

 えーと……これはまったくもって申し開きのできない反省点なのですが、自分も含めてミリタリー趣味の世界の人間は、めったなことではマトモな自己紹介をしません。だから「○○の軍服を着ている人」といった具合で服装で個人を識別します。その人がたまたま趣味やコレクションの方向性を変えたりすると、とたんに別人に分類され、識別できなくなってしまいます。

 果たせるかな、謎の年賀状の差出人は、昔よく通っていたミリタリーショップの常連さんでした。それも友人が偶然、昔話をした時にひょっこり名前が出たのです。なんか長年の胸のつかえがおりて、ホッとしました。といっても、その人とは何年も顔を会わせておらず、疎遠なんてもんじゃないのですが。とても義理堅い人だったのですね。申し訳ありません。T田さん。

 と、そこへ新たな悩みのタネが。
 自分の留守中、誰かが実家に訪ねてきたそうなのですが、残された名刺を見て唖然。
 そこに書かれていたのはペンネームというか、ハンドルネームのようなもの。そしてミクシィのIDとツイッターのアカウント。それだけ。

 どうやって連絡を取れと………。

(2010/12/25)