忘年会の季節
 

 たまには華やかな話題でも。
 というわけで今年も、集英社のパーティに行ってきました。
少年ジャンプの手塚賞・赤塚賞受賞記念懇親パーティというやつです。
 場所は東京・日比谷の帝国ホテル「孔雀 東西の間」。
 毎年恒例のパーティで、両賞の受賞者のお披露目と作品の展示があり、あとはわいわいガヤガヤ、飲んだり食べたり。
 漫画家、作家はもちろん、編集プロダクションや広告代理店の面々、テレビ関係者や映画関係者、関連企業の人たち、なぜか銀座のクラブのママとおぼしき女性などが集まり、大変にぎやか。
 いつもは恐い編集さんたちも、今日ばかりは接待係。所属・肩書に関係なくあちこち飛び回っています。こちらは招待客なので気楽なもの。とはいえ、目と鼻の先に藤子不二雄・A先生とかが座っているのを見ると、やはり緊張します。「すいません、サインを…」とか言える雰囲気じゃないので。
 でも、小さな子供(家族同伴で来る人もいる)は普通に目を輝かせているので、微笑ましいやら、うらやましいやら。

 わたしはというと、とある人の紹介でマクロス・シリーズや銀英伝で有名な石黒昇さんとお話することができました。石黒さんとは学生だった頃に一瞬のニアミスを経験しているのですが、もちろん先方が覚えているわけがありません。
 でも、楽しい一時をすごさせていただきました。

 さてさて、今年もだんだん残り少なくなってきましたが、
 来年に向けて、みなさんがんばりましょう。  

 
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開場して間もない正面ステージ。まだ誰もいません。手前のイスとテーブルは特別席。立食パーティは会場内を泳ぎ回るのが基本なのです。
パーティの主役はやっぱりコレ? ズラリとご馳走が並んだカウンターです。わたしが立っているこの場所の真後ろにも、お寿司とかのカウンターがあります。
氷の彫刻と豪華な生花のディスプレイ。手前は魚介類のオードブルです。透明カバーは「まだ食べちゃダメ」という意味。
ここに来たら、これを食べなきゃ!
帝国ホテル・パーティ部門のローストビーフは昔から有名なのです。もちろん、みんなわかっているので、スタートと同時に大行列ができます。 中には二度も三度も並ぶ猛者も。
今年は手塚治虫先生の生誕80周年という記念の年であると同時に、赤塚不二夫先生が亡くなられるという残念な年でもありました。というわけで会場には先生を偲ぶコーナーが設けられていました。