My GOD! It's full of Stars!!

 2008年3月18日、イギリスのメディアが報じたところによると、スリランカでクラーク氏が逝去したとのこと。享年90歳。  

 あぁ……SF界の大巨人が、またひとり旅立ってしまいました。  
 彼の名前を初めて知ったのは、やはり「2001年宇宙の旅」がきっかけ。でも原作の「前哨」は読んでなかったり。  
 クラーク作品でお気に入りというと「宇宙のランデブー」「幼年期の終わり」「白鹿亭奇譚」などなど。あとは「楽園の泉」でしょうか。とにかく自分がSFにハマるきっかけを作ってくださったという意味では絶対に外せない人であります。  
 「楽園の泉」といえば昔、「リトルブッダ」という映画を見た時(よりによって今、チベットがゴタついてますが)、キアヌ・リーブス演じるゴータマ・シッダルーダのシーンがとてもロマンチックで「あぁ、もし楽園の泉を映画化したら、カーリ・ダーサの時代はこんな感じだろうな」などと思った記憶があります。  
 ともあれ、慎んで御冥福をお祈りします。  
 彼の魂は宗教の違いなど超越して、ありとあらゆる天使たちの祝福を受けながら、宇宙の中心に向かってどこまでも昇り続けていくことでしょう。途中でアシモフに出会って「やあ、高所恐怖症は治ったかい?」とか言いながら。  

 うーむ……なんか、取りとめのない文章ですね。   
 やっぱり、じわじわショックが……。