ここでは私が切り紙飛行機を本格的に始めた最初の頃の機体を(とても見せられるような代物ではないが)公開しちゃいます。 |
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1号機 私が最初に思い立って適当に作った機体はぜんぜん飛ばなかったんですが、ホワイトウイングスの15機種キット付属の二宮先生の紙飛行機設計入門を参考に作って初めてまともにゴムカタパルトで飛ぶようになった記念すべき1号機がこれです。10g近い質量の、今となっては贅肉だらけの機体ですが、これがなかったら、私は今頃紙飛行機をやってなかったでしょう。なんとこの機体の接着にはヤマトのりを使っています。 主翼、尾翼ともに矩形翼で、胴体も太いです。 全長220mm、全幅215mm、質量9.8g |
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軽量化 1号機の胴をシェイプアップして接着剤もセメダインCにして作った機体です。これでも25秒ほど飛行しました。私の作る機体は胴体が主翼のところで折れ曲がってへの字形をしているのが特徴ですが、これにもそれが見られます。 全長225mm、全幅212mm、質量8.2g |
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完成形 主翼取り付け部を、二宮先生の設計でいうところのMOSTウイングにしたのがこれです。50秒近い飛行をしたこともあります。 全長225mm、全幅217mm、質量8.1g |
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無尾翼実験機 最初のころはいろんな構造に挑戦して楽しんでいました。これは無尾翼機を作ってやろうとしたものです。私の機体の塗装は頭だけ残して色を付けていますが、これは逆に頭だけ着色しています。 全長252mm、全幅202mm、質量7.1g |
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複葉機トラス 主翼の強度をたもって翼面積を稼ぐには翼幅をうんと小さくして複葉にするのがいいとおもって作ったのがこれです。主翼は直線翼と後退翼の組み合わせです。とてもよく飛びました。軽量化のために胴を肉抜きした部分のトラス構造(厳密にはラーメン構造だが)が美しく、気に入っています。 全長219mm、全幅129mm、質量7.8g |
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複葉機 前進翼と後退翼の組み合わせにしたのがこれです。この機体はなんと、一度きりもみに入ってから復元するという離れ業を見せてくれました。この機体はデザイン用機の「まえうしろ」やバイプレーンキメラの先祖です。 全長232mm全幅122mm、質量8.5g |
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ハの字 上の完成型を双垂直尾翼にしたものです。これの垂直尾翼は正面から見るとハの字形に傾けてありますが、強風で風上に頭を向けられないかと思って試したものです。ホームグラウンドが強風のところの人(先日亡くなったそうです。ご冥福をお祈りします。)が主翼先端を下に折り曲げてなんとかするとうまくいくと言っていたのでハの字構造はあながち見当はずれの対策でもなかったのかもしれません。 是超238mm、全幅196mm、質量7.4g |