1枚目 2枚目 MS-paintを使ってA4版横置きで余白は上下左右いずれも12.7mm設定で印刷します。 |
機体概要 この紙飛行機は2001年の第8回ジャパンカップのデザイン部門に出品した作品の改良版です。 オリジナルは2種類の厚さの用紙で作成していましたが、これを同じ180kgケント2枚で作れるように若干の設計変更をしました。 一見すると飛行機iに見えませんが、実はよく見ると、割とオーソドックスな複葉先翼機だということがわかります。 まず、三輪車のサドルとステップに相当する部分が複葉主翼で、ハンドルとペダルが複葉先翼に相当します。 モチーフの三輪車の形を崩さないギリギリの範囲で飛行性能も追求したものであり、十分に調整すれば10秒近い 滞空時間を示すことも可能です。ジャパンカップ本番では6秒の記録を残しました。 これの形は遠くから見ても一目で三輪車ということがわかるので、実際に飛行しているときの美しさは比類無いものがあると 思います。 部品の説明 1L〜5R:胴体(ただし3Rto4Lは下側先翼に相当するペダルを含む) 前上翼(ハンドル相当)、下後翼(ステップ相当)、下後翼補強、後上翼(サドル相当)、垂直尾翼(後輪相当) 組み立て手順 注意:部品切り出しはハサミだけでは不可能で、カッターが必要です。 1)下後翼と下後翼補強を接着します。このとき、垂直尾翼を接着するのりしろに接着剤が着かないように注意。 また、接着時に上反角も決めておきます。低翼であるため、上反角は25度となっています。 2)胴体部品を接着します。 番号の小さい方が内側でRは右、Lは左側です。 3)胴体に下後翼、前上翼、後上翼を接着します。 4)下後翼左右に垂直尾翼を接着します。このとき、床に置いた時に、両垂直尾翼下端と下後翼中心が床に接する位置で揃えます。 5)クリアラッカーを吹いて完成です。 最適な重心位置は未だに決定できていません。とりあえず、この組み立て状態である程度の重心はとれてます。