沖縄・与那国旅行
2003年11月22日〜24日

11月22日から24日の3連休で沖縄、それも日本最西端の与那国まで行ってきました。
誕生日が11月25日ということで飛行機1区間1万円というのにのってみました。これだと千歳から那覇も1万円です。

わたしも行くまでは奄美・沖縄がどんな位置関係か良くわかっていませんでした。
島々の位置関係はおおざっぱに北から順に、「九州」-「種子島・屋久島」-「奄美大島」-「沖永良部島」-「与論島」(ここまで鹿児島県)-「沖縄本島」-「宮古島」-「石垣島」-「西表(いりおもて)島」-「与那国島」-「台湾」となっています。
なお、与那国から一番近い島は、西表島でなく台湾です。124kmのところにあるそうです。
あと、よく「八重山(やえやま)諸島」と言うことがありますが、これは石垣・西表・与那国などの島々を指します。また「宮古諸島」は宮古島周辺の島々を指して、「先島(さきしま)諸島」は沖縄本島以南の島々の総称だそうです。

最西端というと札幌からどれくらいあるかというと、直線距離で約2,700km。
その中間が広島あたりになるようです。そして緯経は以下のようになっています。(地図参照
与那国 北緯24度 東経122度
札幌市 北緯43度 東経141度
時差が実質1時間15分あります。

2003年11月22日

那覇までは直行便で行ったのですが、4時間もかかりました。長い!
午後3時くらいに那覇空港に到着。ここには免税店なんかあるんですね。
せっかくの沖縄ですが、天気は良くなく雨が降ったりやんだりです。
まずは今年できたばっかりのモノレール(ゆいレール)に乗り、ホテル寄ってから首里城に行きました。モノレールを降りてから15分くらい歩くと石垣が見えてきて、その向こうに首里城のシンボル守礼門が見えてきた。が、見えてきた守礼門は後ろを向いている・・・・どうやら逆の方から来てしまったらしい(^^;
この首里城は戦争のとき、日本軍総司令部になっていたので完全に破壊されてしまい戦後新しく建て直したものだそうです。色使いが大陸のような感じがしますね。

その後那覇市街地に戻って、戦後焼け野原から見事に復興した国際通りを散策。その復興具合からこの通りを奇跡の1マイルとも言われています。夕飯はその国際通りからちょっと入ったところにある、牧志(まきし)公設市場へ。ここでは1階の市場で買った海産物を2階の食堂でさばいて貰えてその場でいただく事が出来ます。 市場で伊勢海老などの海産物を買い込み、その他にゴーヤチャンプルなどを注文しました。お味は南国なのに全体的に薄味です。んまい!
その後、国際通りでアイスクリームを食べました。ゴーヤアイスとさとうきびアイス。
これは・・・まずい!ひっどい甘いぃ!!・・・(>_<)

ゆいレール牧志駅 かわいい郵便局 守礼門 首里城
首里城の手洗い 屋根にシーザー 牧志公設市場 お食事です

2003年11月23日

朝目覚めてホテルから外を見ると天気は今日もいまいちの曇り空・・・
今日はいよいよ与那国島です。石垣島経由で飛行機乗り継いで向かいました。
那覇〜石垣は1時間、石垣〜与那国は30分のフライト、どっちも小さいながらジェット機です。

ここで、与那国・石垣の両空港について。
両飛行場とも滑走路長さが2、000mしかがありません。本来ジェット機が安全に離着陸できるには2,500mの長さが必要なんだそうです。滑走路の長さが短いので着陸の時はブレーキがかなり強くかかります。足元に置いてあった小さい荷物は前の方に行っちゃいました。また離陸の時は、普通の空港なら誘導路から滑走路に出てきたところから離陸しますよね。ところがここでは滑走路の一番後ろまで行ってからUターンして、そして離陸していました。
また、石垣空港からは羽田行や関空行もあるのですが、燃料を満タンに積むと離陸出来なくなるらしく、途中で給油してから最終目的地に向かうそうです。

さて、飛行機が与那国に近づくと島をぐるっと1周するとのアナウンス。遊覧飛行のように空から島を見れてラッキー(^^)vホントきれいな島。
さて、与那国に着きここでの滞在時間は約6時間、さっそくレンタカーで観光開始。悲劇的な話が伝えられている久部良バリや与那国の海の幸が水揚げされる久部良漁港に寄ってから、日本最西端の西崎(いりざき)に到達。ここから先には日本はもう無いんだな。ホントに日本最西端に来たんだなぁ・・・としばし感動。

石垣空港 じゅーしーかまぼこ 与那国島マップ 久部良バリ
久部良漁港 久部良漁港 西崎

それからドラマ『Dr.コトー診療所』のロケ地となった診療所のセットのある、比川へ。
3連休だしドラマも好調だったし、人は結構来ているのかな?と思いきや誰もいない(^^;
ここに居た間に2組くらいしか来ていませんでした。やっぱりここまで来るのは大変なのね。
で、この建物、写真で見ると実際の診療所に見えるのですが、これはセットで撮影のために新築したそうです。新築に見えないのは、わざわざ汚しを行って古い建物に見せるようにしたからなんだそうです。

比川の浜 Dr.コトー診療所 アップで 診療所内部

お昼は、与那国一の集落、祖納にある「どんぐり山猫」さんで与那国そばなどを食べました。コトーの出演陣も撮影中いらしていたみたいです。これまたうまい。
それから与那国で一番高い山である文良部岳(標高231m)に登ったり、東崎(あがりざき)に行ったりしました。午後になると最初曇っていた空がだんだんと晴れて青空に。海岸を走っても気持ちがいい。ただ、海岸沿いの道は牛が我が物顔で歩いているので、糞だらけなんですが(^^;
天気も良くなったので、再度コトー診療所に寄って空港に向かいました。
空港で飛行機を待っている時に、現地のおばちゃん同士が方言で話していたのをじっと聞いていたのですが、全然何を言っているのかわかりませんでした。帰りの飛行機は機体にシーザーが書いてあってかわいい39人乗りのプロペラ機でした。(これは那覇までの直行便)

与那国そば これもいただきました サインです ここに座っていたのかも
文良部岳より東崎方向 立神岩 晴れてきました 軍艦岩
牛が平然と歩いています 東崎の辺りで 再び診療所 寄せ書きです

夕飯は再度国際通りに繰り出して今度は豚料理を中心にラフテー、ミミガーなどをいただきました。沖縄料理はホント美味しい。すっかりはまってしまいました。

2003年11月24日

朝食は前の日に国際通りの屋台で買っておいたゴヤー入りのチャーハン。味はまぁまぁ。
この日はレンタカーで朝から沖縄本島南部へ。天気はやっと晴れました。半袖がちょうど良い暖かさ。
まず、東洋一の規模といわれる鍾乳洞「玉泉洞」行ってきました。ここは「おきなわワールド文化王国・玉泉洞」と言ってテーマーパークが併設されています。琉球王国の城下町を再現したり、歴史博物館があったりします。結構おもしろかったかも。
その後さらに南下して平和祈念公園へ。併設されている沖縄県平和祈念資料館に行ったのですが戦争の悲惨さを見ている内にすっかり気分も重たくなってしまいました。ただ、展示物をすべて見た後に沖縄の美しい海が一面に広がるようになっているのが救いでした。
お昼はここにある食堂で沖縄そばを食べました。やっぱり沖縄料理は美味しいです。
その後、ひめゆりの塔や喜屋武岬にある平和の塔、空港近くの瀬長島なんかを廻って
夕方に関空経由で札幌帰ってきました。関空では乗り換え時間が余り無く、空港内を走ってしまいました(^^;

平和祈念資料館より 平和祈念公園 沖縄そばです ひめゆりの塔
喜屋武岬 平和の塔 空港近くの瀬長島より 今日のお供でした

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