モンテッソーリ教育法というのは、自立した子供を育てることを目的として、
「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化教育」の5つを
実践科目として行う幼児教育法です。
こんなの
「うちはモンテッソーリ教育に力をいれてます。」と宣言するうちの子の幼稚園。
年長・年中・年少が縦割りのクラス編成になってるは、『お仕事』と称する
モンテッソーリ教育の時間があるは、その上、園舎の隣には修道院つきで、園長先生はシスター、
マリアさまキリストさまのお話をたんまり聞かされ、カトリックの教えバリバリの
お行儀のよい幼稚園です。
と、言う私が大昔通った幼稚園も、横に修道院はあるし、園長先生もシスターだったし、
そーいやモンテッソーリ教具もあったよなぁ。
『洗濯』の教具は嫌いだったけど、
『真鍮(しんちゅう)磨き』が好きで、真鍮ばっかりみがいてたっけ(懐)
マリアさまやキリストさまのお話も山ほど聞かされたし…。
子供の頃覚えたことは抜けていないもので、子供と一緒に『お祈り』も唱えてしまえるよ。うへ。
ん?話を戻して。
このモンテッソーリの『お仕事』
「カード合わせ」とか、「箸で豆つかみ」とかのモンテッソーリ教具が、1人分ずつトレイの上に乗っていて、
1つの『お仕事』トレイにつき1人。
自分のしたい『お仕事』が空いていない時は、待つことで忍耐も覚えるんだとか…。
このモンテッソーリ教育の様子を参観で見せてくれるのはいいのだが、
先生も大声を出さない静かぁ〜な環境で、うるさい盛りの幼稚園児がそれぞれ自分の前に置いた
トレイに黙々と向かってる姿はちょっと異様。
いや、ちょっとじゃなく、かなり異様に見える。
ま、そーいう教育法なんだけど。
でもさぁ、群れてぎゃーぎゃー騒いでるのが
子供じゃないのぉぉ?
家で騒がれるとキレルけど…(汗)
子供の赤ちゃん馴染み(幼馴染って言うには小さい)がいるから と
品川時代の幼稚園とは180度違う幼稚園を選んでしまったのは親の不覚だよね。
決してモンテッソーリ教育が悪いとかではなく、子供がみぃんな静かぁぁに
黙々と作業する姿にショックを覚える参観日。
幼稚園はエネルギーを発散する場であって欲しいよなぁ。
2001.10.10
|