私はどうしてもミッションオイルを多めに入れてしまうのか、ミッションオイルの交換後にブリーダーから漏れたギアオイルの臭いが車内に入ってくるようになってしまいました。原因はシフトブーツの内部にあるゴムのインシュレーターが破けていた事です。(って知ってたけど1年くらいほってあったんです(笑))
必要な工具
購入品
部品番号 | 名称 | 個数 | 値段 |
M51417480A | ダストブーツ | 1.0 |
1.250
|
NA0164481A | チェンジインシュレーター | 1.0 |
1.280
|
いちおうセンターコンソールの外し方を書いておきますと、最初にシフトシフトノブを外し、前端部左右に1本ずつ、灰皿の下に1本、小物入れの中に2本の計5本のネジを外せば上に取れます。小物入れ内に出ているフューエルリッドのオープンレバーとパワーウインドウ等の配線に気を付けて下さい。
外したチェンジインシュレーターです。パックリとゴムが割れていました。車内にギアオイルの臭いが入って来るのはこの為です。
これを外す時もWD-40をレバーに吹き付けてプラスチックリングを引き上げるように引っ張ると楽に外せます。
さらにシフトレバーを外しにかかります。3本のボルトを緩めて上に引き上げれば外れてきます。
外したシフトレバーの根元、支点になっている部分のゴムが割れているのが見えますでしょうか?
シフトレバーの所はオイルが入ってはいるんですが、ミッションケースとは別室となっていてオイルが90ccくらいしか入っていません。しかし、割れていないに越した事はないのでこのさいですので新品に交換しておきます。
割れている部分のゴムをカッターやニッパーでキレイに切り取るとダストブーツを上に抜く事が出来ます。抜きにくい時はWD-40などを吹き付けてやるといいでしょう。
古いダストブーツを抜いたら新品を潤滑油を付けながら上から入れてやります。
けっこうキツいのでゴムが均一に伸びるように気をつけながら入れて下さい。
シフトレバーの下に付いているプラスチックのカラーがずいぶん変色しているようなので次回に何か注文する時に新品に交換しようと思います。
交換後はギアオイルの臭いがしないのはもちろん、ニュートラル付近でのシフトレバーの落ち着きが出ました。ダストブーツに付いているゴムがシフトレバーを周りから引っ張っているようになっているので、ここが破れているとシフトレバーのカチャカチャした感覚が伝わってきていたようです。走り自体にはそんなに影響しませんが安い部品なので破れている人は交換してしまったほうが良いでしょう。
シフトカラー交換 (作業日 06,04,2000)
シフトブーツの交換時に気になっていたシフトカラー交換を行いました。特に難しいとこも何もないのですが、参考までに載せておきます。
取り外したシフトレバーと新しいシフトカラーです。
色の違いが凄いですね(^^;
古いカラーの外し方ですが、下に引っ張ればすぐに取れるかと思ったら固くて抜けませんでした。結局ニッパーでバラバラにして取り外しました。ニッパーの刃でレバーの球形の部分に傷を付けないように注意しながら外します。
取れましたら新しいカラーをウェスの上などにおいてレバーを上から押し込めばスポッと入ってくれます。
あとは念のためにカラー周辺にギアオイルを塗りたくって指でクリクリとカラーを動かして馴染ませたらレバーを元に戻して作業完了。明日の通勤時にシフトフィールの違いが分かるかどうか楽しみです。
(注:全然変わらなかったです(笑))