夢のつばさ
(プレイステーション)

「夢のつばさ」は、恋愛物のテキストアドベンチャーゲームです。
選択肢によってストーリーが分岐していき、様々な結末を迎えます。
制作、リリースとも(株)キッド。
担当は企画。

具体的には、シナリオと演出をやりました。
シナリオは、深山勇希と白菊桜花の2人を担当。
諸事情あって、勇希のほうが、より私の本来の実力に近い部分で仕事ができました。
彼女のシナリオを書いてる間は、本当に楽しかったです。
書き上げたとき、「あぁ、これでもう事故とかに遭ったりしても、俺の人生はこの数週間のためにあったと満足して死ねるなぁ」などと物騒な感慨に浸ったほどでした。
まぁ、シナリオ書きの常で、少し経つと「ああすれば良かった」「こうすれば良かった」と思えてきてしまって、とても「満足して死ねる」とは言えなくなってしまうのですけどね。

雑誌のレビューでは、いくつか好意的な評価もいただきました。
特に「ハイパープレイステーション」誌には過分とさえ思えるお言葉をいただき、汗顔の至りです。
また、「電撃プレイステーション」誌では「音声がついてて良いと思ったゲームは久しぶり」というような、「音声がつくこと前提のシナリオ」にちょっと自負のある私としては、ツボをくすぐられると言うか、狙い撃ちのようなコメントをいただき、読んで思わず頬を緩めました。(笑)

発売後しばらくは、ネットで見かけた感想に一喜一憂してました。
概ね予想された範囲内の反応でしたけど、時折、良くも悪くも予想外なコメントをいただいていたりして楽しかったです。(不謹慎かな。(^^;)
「つまんなかった」って感想をお持ちの方々、ごめんなさいね。(^^;
逆に「面白かった」と褒めてくださる方々、ありがとうございます。
特に勇希は、一部ではありますが、割と好評だったりするようで嬉しいです。


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