(アーケード) 「ドリームオーディション」は、筐体付属のマイクを使って歌うことで入力を行う音楽ゲームです。 従来の音楽ゲームが軒並み「タイミング」を判定していたのに対し、「音程」を判定するという点が特色です。 その後、プレイステーション2にも移植されました。 制作、リリースとも(株)ジャレコ。 担当は企画。 ゲーム業界復帰第1回作品。(笑) 簡単に言ってしまえばカラオケのお化けのようなものですね。 アーケード作品は初めてだったんですが…。 案の定、途中で社長に「良い悪いではなくて、コンシューマ的だな」というご指摘をいただいて修正するハメになったりもしました。 仕事の内容としては、「企画」というより「ディレクター」というほうが実情に合っていたかもしれません。 もちろん、仕様書を書いたりもしましたけどね。 ちなみに、タイトルを決めるときにみんなでアイデアを出し合って、「Sing Song Audition」というタイトルが最も支持を受けました。 見てお分かりの通り、そこはかとなく「あの」ゲームを連想させるパチもんくささが素敵でしょう?(笑) 残念ながら、商標の問題かなにかで法務から横槍が入り、「Dream Audition」と変更することになってしまいましたけど。 残念なことに、その後、ジャレコは買収されてしまいました。 当時、一緒に働いていた皆様、なにかと大変だとは思いますが頑張ってください。 陰ながらご活躍をお祈りしております。 |